コメント
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コメントの人たちみたいに考察はできないけど、めっちゃはてなが頭にある!(?)なんでいえばいいんだろう? まぁ、ともかくめっちゃすごい!
💬失礼します!! もしや…もしや👑ちゃんも同類…?いや!わからぬ!!考察はとにかく苦手な私です…() だけど、それやからこそ見れる気がする…!! 🍵くんは白になろうとしてるのかなぁ…?👑ちゃんは黒になってるもしくはなりそう…?てかなりに行ってるのか……??わからん!!笑 てぃあさん!……すみませんあのですね…ぜひ良ければなのですが……私のお名前つけていただけませんか…😭なんでもいいですので…あだけでも(( 今日も今日とてにらめっこしました🎶
ぬしぬし
⚠️誤字注意⚠️ ⚠️キャラ崩壊⚠️ ⚠️バッドエンド⚠️ ⚠️駄目作⚠️ ⚠️一人称・二人称・三人称の違いあり⚠️ なんでも許せる方のみお読みください🙇♀️ パクリ❌ 参考⭕️
ぬしぬし
ぬしぬし
扇風機の風が、机の上の紙を一枚ひらりと飛ばした。
窓の外では、夕暮れの陽がゆっくりと沈んでいく。
遠くで子どもの笑い声と、どこかの家の風鈴の音。
夏の夜は始まる前から賑やかだ。
そのとき、控えめなノックの音がした。
ドアの向こうから、少し緊張を含んだ声が聞こえる。
…すちくん、起きてる?
すち
!! わかった!
開けた瞬間、空気が変わった。
夕陽を背にしたみこちゃんが、浴衣姿で立っていた。
白い生地に、オレンジや青色の花火の柄。
袖のあたりが風で揺れて、ふわりと石鹸の匂いがした。
うっすらと汗を浮かべた首筋に目がいってしまって、慌てて視線を逸らす。
みこと
すち
みこと
にっと笑うみこちゃんの顔が、少しだけ子どもみたいだった。
みこと
すち
みこと
勢いそのままに部屋へ上がりこむみこと。
袋を持っていて、中には折りたたまれたもう一着の浴衣。
みこと
すち
みこと
迷惑そうに見せながらも、心のどこかで悪い気はしなかった。
けれど、みこちゃんは俺が断る間もなく、浴衣を広げて襟元を整え始める。
みこと
すち
みこと
そう言いながら、みこちゃんは少し器用に帯を取って、俺の背に回した。
至近距離で聞こえる息づかいに、喉が詰まりそうになる。
汗の粒が肌に触れるたび、どきりと心臓が鳴った。
みこと
すち
みこと
不意に言われたその言葉が、まっすぐ胸に落ちた。
俺は視線を逸らしながら「……そっか」とだけ呟いた。
夜風が肌に触れる。
神社の境内には提灯が吊るされ、屋台の明かりが通りを照らしていた。
みこと
すち
みこと
みこちゃんは目を輝かせながら、片っ端から屋台を覗いていく。
金魚すくいの水面が赤く光り、綿あめの甘い匂いが漂う。
りんご飴の屋台で立ち止まると、みこちゃんが振り返った。
みこと
すち
みこと
笑いながら、2人で飴を受け取る。
みこちゃんは一口かじって「甘っ」と顔をしかめ、
それを見て、俺は思わず口元が緩んだ気がする。
次に立ち寄ったのは射的の屋台。
みこちゃんが勢いよく的を狙うが、どれも微妙に外れる。
すち
みこと
すち
みこと
俺はみこちゃんの背中に回って、手を重ねて狙いを定める。
俺の合図で、みこちゃんが引き金を引く。
小さなお菓子だったけれど、景品を取れた喜びが弾け飛んだ。
みこと
すち
肩を並べて笑う声が、花火前のざわめきに溶けていく。
気づけば、あの日のぎこちなさはどこにもなかった。
すち
夏祭り。
任務を遂行するには、ちょうどいい機会だったことを思い出す。
人混みではぐれた所を見定め、手を引いて人気のないところで殺す。
けれど、今回はできそうにないと思った。
俺は“殺し屋”なのに。
みこと
すち
そんなことを考えながら、通りを外れて少し歩くと、みことの歩調がゆっくりになった。
ふと振り返ると、足元を少し庇うように歩いている。
表情はいつも通りなのに、右足の動きが不自然だった。
すち
みこと
すち
返事はなかった。
けれど、ほんの一瞬、みこちゃんの肩が揺れた。
その沈黙で、答えは分かった。
俺は視線を先に向け、静かに言った。
すち
みこと
すち
そう言って歩き出す。
途中、みこちゃんの足が完全に止まった。
もう歩けないほど痛いのだろう。
俺は迷いもなく、無言でしゃがみこんだ。
すち
みこと
すち
みこと
すち
みこと
背中を差し出すと、みこちゃんは逡巡しながらもそっと腕を回した。
背中に伝わる鼓動。
浴衣越しに感じる体温が熱い。
みこと
すち
みこと
すち
その会話が、不思議と心地よかった。
夜風が頬を撫で、遠くから祭りのざわめきが小さくなっていった。
見晴らしのいい小高い場所に着く。
誰もいない草地に腰を下ろし、俺はみこちゃんをそっと降ろした。
少し顔をしかめながらも、みこちゃんは微笑んだ。
みこと
その瞬間───空が、爆ぜた。
ドーンッ
視界が一瞬、光で染まる。
続けて2つ、3つ。火の花が夜空に咲き誇った。
音が胸に響く。
みこと
みこちゃんは空を見上げ、言葉もなく見惚れていた。
花火の光が頬を照らし、その瞳に映り込んでいる。
俺はその横顔から目を離せなかった。
花火の少し焦げた匂いが風に混じり、
その匂いが、どうしようもなく心地よかった。
どれほどの時間が経ったのか分からない。
光が次々と空を染めては消え、そのたびにみこちゃんの顔がわずかに揺れる。
やがて、みこちゃんが口を開いた。
みこと
すち
みこと
みこと
花火の光が、一瞬だけ止まったように感じた。
その問いに込められた重さを、俺は知っている。
だから、俺はこう答えるしか無かった。
すち
みこと
みこと
俺は、続けて遮るように言った。
すち
すち
みこちゃんは少しだけ笑った。
でもその笑顔は、ほんの少し震えていた。
みこと
すち
みこと
すち
みこと
すち
花火が最後の音を立てて、夜空を焦がした。
光が消えると、静寂が戻る。
みこちゃんは視線を下げ、俺の袖を小さく握った。
みこと
その声が、夏の夜に溶けていった。
ぬしぬし
ぬしぬし
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ぬしぬし