こんにちは。
僕、スズメです。
皆さん、僕のお話知ってますか?
舌切り雀のお話。
あれ、実は、ちょっと話が…
違うんですよね〜
だから、今回、
本編を皆さんに見せてあげましょう。
僕はスズメ。
今日も元気よくお散歩!
小さな女の子
お母さん
小さな女の子
小さな女の子
お母さん
小さな女の子
その瞬間、僕はトラックに引かれ、
気を失い、
大昔の山へと飛んでいってしまった。
おじいさん
おじいさん
スズメ
僕はそれしか鳴けなかった。
おじいさん
はい。
まず、ここです。
なぜか、おじいさんに助けられず、
鍋に入れられそうになるのです。
あ、邪魔しましたね。
では続きを。
おじいさん
おばあさん
おじいさん
おばあさん
よりによって鍋って。
今、夏なのに。
おじいさん
おじいさん
おばあさん
おばあさん
おじいさん
僕は、なぜかお皿に置かれた。
おばあさん
そう言ってどっかいったんだけど…
おばあさん
子供たち
子供たち
ここ、ここだよね。
あのねえ、
これじゃ、わかんないんだけど、
100人くらいの子供たちが来たわけよ。
そりゃあビックリ。
子供たち
子供たち
すると、おじいさんが…
おじいさん
おじいさん
おばあさん
僕にはっきり聞こえたんだね。
それが。
高齢者って
どれくらいの声で喋ってるかも
分からないんだねえ。
おじいさん
おばあさん
もうね、分かってたんだけどね。
昔話の定番だよ。
太らせて大きくしてから食べるんだろう?
でもさ、よく考えようよ爺さん。
今、弱ってる状態なら食べれるけど、
太ってからだと簡単に飛びたって行きますよ?
そこ考えましょうよ。
まあ、僕からしたら凄い嬉しいんですけどね。
おじいさん
おじいさん
そこでね、普通じゃしないことしたのね。
片栗粉をね、
ドバーッと。
僕の上からかけられたのね。
いや食べろって言われてもね?
これはないよねえ。
おばあさん
いや、そこ笑うとこじゃないんだなあ。
ツボがおかしいのかね。
おじいさん
おじいさんも笑っちゃったよ。
しかも、王様みたいな笑い方だし。
そんなことやら、色々あって、
本当はそこも話したいよ?
けど、これを見ている人々の
腹を壊したら、僕が悪いことになっちゃうから
言わない!(キャラ替わり)
まあ、そんなことがあって
大きくなったんだよねえ、
予想通り。
あ、言っとくけど、
スズメくんの1歩!
とか誰がつけたんだよ、おい。
「くん」いらないしさ、
一歩とか、そんなこと全くしません。
あ、てか、元々僕、
一歩とかそんなことして
人生無駄にしたくないんで。
↑めんどくさい男。(雀)
あ、でね?
大きくなったわけよ。
で、爺さんと婆さんが出かけてる間さ、
お腹すいちゃって、
片栗粉食べたのね。
もう毎日のように食べてたからさ、
てか、自由に食べろって言うから、
片栗粉食べるようになっちゃって、
でさ、ちょっとだけ食べたのよ。
それで帰ってくるじゃん?
どっちもめっちゃ怒ってんの。
おじいさん
おばあさん
自由に食べていいって言ったの2人だよ?
そろそろ認知症かあ…
あとね?
答えろって言われても
ピッしか言えないんだよね。
病院連れていこうかなあ。
おじいさん
おばあさん
あ、ここであれだよ。
鍋に入れられる。
けど、ここで婆さんの衝撃な一言。
おばあさん
そこだよほんと。
鍋もう長年作ってないから、
わすれたらしいです。
いくらなんでもね?
助かったとはいえ、
それはないよねえ。
おじいさん
おばあさん
おじいさん
さし、み?
待って、理解が追いつかない。
なに、肉の刺身?
それやばくない?
焼いたりしないといけないと思うけど。
おばあさん
そうだよ、ばあさん。
肝心なとこ、忘れてなくてよかった。
てか、僕完全に2人の味方やん。
おじいさん
おばあさん
いや、そこいいの!?ばあさん!
生だよ!?
お腹壊すって!
スズメ
おじいさん
おじいさん
いや違くてさ!
僕、心配してるんだけども!
いや、心配するのもおかしいか…
いや、でもね!?
死ぬかもよ!?
おばあさん
おじいさん
おじいさん
スズメ
舌とか酷くないかな?
絶対痛いでしょ。
まあ、こんなことで舌切られたんだけど。
めっちゃ痛かったよ。
で、飛んで逃げたわけだわ。
口の中には血の味がして、
目からは涙が溢れ…
って、コメディーでこんなのはいらないわな。
泣いてないし。
おじいさん
おばあさん
結局食べたかは知りませぬ。
まあ、でね?
宿があるんだよ。山の奥に。
そこ行ってさ、楽しんでたわけ。
そしたら、一年後に訪問者が来て、
誰だと思ったらさ、
おじいさんなわけ。
ビックリしたわ。
おじいさん
おじいさん
何故かやせ細って
食べ物くれくれうるさいの。
片栗粉でも食ってろって。
おじいさん
スズメ
仕方ないから小麦粉あげたわけよ。
まあ言えば、助けてくれたのかあ?
そしたら、変な事言い出したんだよ。
おじいさん
おじいさん
なんか急に笑い出してさ、
おじいさん
いやマジで意味わかんな。
ちゃんと食べてるのか心配だわ。
おじいさん
スズメ
おじいさん
おじいさん
いや心配してないし。
あっ(上を見る)
いや、そんなこと思ってないし。
おじいさん
おじいさん
ほんっと箱を爺さんに渡す所までの
流れが強引すぎる。
おじいさん
おじいさん
婆さんいれば寂しくないんじゃないの?
おじいさん
婆さん死んだの!?
あれだ、スズメの舌なんて
食べたからだよ、絶対。
おじいさん
あ、そっちなんだね。
舌は食べても平気だったんだね。
スズメ
話し相手が欲しいんでしょ?
あれがあるわ。
あれ、あの〜…
なんだっけ。
あれだよ!あれ!
みんな教えてよ!
小さな女の子
小さな女の子
女の子出たー!!!
しかも性格変わりすぎ。
そうだ、2話あるんだ。
終わりにしないと。
てことで!
あれは、次回、お見せします!
♥50で!
さよならー
ピィィィィィィィィィィィィィィィィィ!
↑叫びすぎ
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