主
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⚠️注意⚠️ BL nmmn ご本人様と一切関係ありません 通報、荒らし、シェア、パクリ等禁止 ぱくってません 地雷さん回れ右 エセ関西弁 誤字脱字🈶
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喉が痛いのか、水を飲むのも億劫のようだ。けれど薬を飲まないといけないと彼自身もわかっているから頑張って飲んでいる。ゆっくり、ゆっくりとコップを傾けながら飲み干す
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しんどさであまり声が届いてないようだ。それもそのはず、大人でこんなに高熱を出したらさすがに辛いだろう
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ずっと触れたいと思っていた。ピンクの柔らかな、真っ直ぐとした髪の毛。桜並木で出会った時、ピンクの世界にたった一つ、他とは違う桜、ないこさんがいた。風になびく髪の毛は桜の花びらのように自由にふわふわとしている。ずっとあなたに触れたかった
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まるであの時キスした桜の花びらのようだ。それを思い出すと欲が出る
キスしたい
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キスしたあと、意識朦朧としながらないこさんが起き上がる。バレてしまっただろうか…焦りで変な声が出る
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え、可愛いんやけど…普段こんな感じのデレデレをあんまり見かけないし、している所を見たことがなかったけど…これもこれでいいな…
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少しトントンとしていると安心したように眠るないこさん。普段の仕事も大変だったんだろうな…そんな時に雨の中…それで体調崩したのかな…いつも頑張ってるんだろうな…と彼を思いながら沢山考えをめぐらせる
\ピロン/
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\ピロン/
通知がなる度にないこさんが「んぅ〜…」と言いながらモゾモゾ動いている。うるさいかな…通知切っておこ…と思って彼のスマホに手を伸ばす
\ピロン/
ちょうど通知が入り、不可抗力で内容が見えてしまった。「りうら♡」と書かれた名前からだった
ないくん!資料来週までなんだけどどこに置いたかわかる!?ないくん持ってたよね!?
あ、忙しかったら返信いつでもいいよ!一応来週までだし!早めに終わらせよって思ったけどないくんの連絡来るまで他のやつ進めておくね!
P.S.今度の休み2人で買い物行きたい!新作の服が出たんだけど絶対ないくんに似合うと思うんだ!またないくんコーディネートさせてよ!ずっとやりたかったんだ〜!その後ないくんの好きなお寿司夜一緒に食べよ!そのまままたないくんの家止まらせてほしいなぁ〜?wもうデートじゃない?これww返信待ってます🎶
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きっと会社の人からだろう。けれど会社の人の割には結構距離が近いようだ。けれど…
ないくん呼び、2人で買い物、俺は知らないないこさんの好物、名前の後ろに♡が着いている、「また」ということは何度もしたことがあるということ
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顔も見たことない、声も聞いたことないような相手にこんなにイライラしたことは無かった。俺よりもないこさんのことを知っていることが嫌だった。出会ったばかりだからないこさんのことを知らないなんて当たり前なのに、彼の方が先にないこさんと出会っていたことがただ嫌だった
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冷静になるために、一旦ないこさんの部屋を出た
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外の空気を吸って少し落ち着かせる。けれど珍しく気持ちが高ぶったままだ。イライラが収まらない
彼らは恋人同士なのだろうか…。それなら俺の入る幕はない。入る隙間はない。そう、ただの友達、そこら辺で知り合っただけの人。彼の前から消えれば彼の記憶からも消えてしまうようなモブでしかない
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それでも諦められない。彼の一挙手一投足を目で追ってしまうほど彼が好き。この感情の大きさはどうやっても表せないだろう
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こんな叶いもしない、辛いだけの恋を味あわないといけないなんて…なんのためにこんな思いをするのだろう。こんな思いするなら仕事で大変な思いした方が楽だったかもしれないのに
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背中でないこさんの声がして急いで振り返ると、ベランダの窓に寄りかかりながら辛そうな顔が真っ赤のないこさんがいた。立つのですら辛いはずなのに…
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俺の袖をちょこんと掴んで下を向きながら寄りかかるないこさん。きっと意識もだいぶ遠のいている状態のはず。それでもここまで来たってことは…
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なんて言い訳をズラズラの並べていると…
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ふらついてこちらに倒れ込んできた。さっきよりも熱は下がっているようだが、ふーっふーっと言っている様子からまだ辛いだろう
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ないこさんができるだけ辛くないようにお姫様抱っこで持ち上げてベットまで運ぶ。つくづく思うがこの人軽すぎないか…?少し心配になりながらベランダを後にした
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そっとないこさんをベットに寝かせる。汗を拭き取り、水を飲ませる。だいぶ汗が出ていたからその分喉が渇いていたのかごくごくと勢いよく水が喉を通っている。しかし…
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あーんって顔が本当に可愛くていくらかダメージを受けたが、食べている様子も可愛い。食欲無い割にはちゃんと食べれているから少し安心だ
📞ブルルルルル
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そうやって話を聞きながらないこさんの口にゼリーを運ぶ。なんだかさっきよりペースが落ちたような…?気のせいだろうか…
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そんな明るい声を最後に電話は切れて、プーっプーっと無機質な音が続く。あいつがしゃぶしゃぶ行きたいなんて珍しいけど、俺も最近行ってないからちょうどいいななんて考える
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なんだが拗ねているようだが…どうしたのだろう…とりあえずゼリーを口に運ばせ、完食させた。すると…
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一線を引く。そういう訳では無い。けれど、どうしても彼の前ではかっこよくしていたい自分の気持ちが勝ってしまい、会社の時のような他人行儀になってしまった
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コメント
2件
オットぉぉぉ 急展開ッッ!きちゃァァァァ