望叶が病室を出ていった。
晴野 優樹
っ、、、
ただそれだけ、それだけなのに、、、
もう会えないような気がした。
晴野 優樹
、、、、、、
晴野 優樹
ウッ、、、
ポロポロッ
晴野 優樹
(あっ、、、私今泣いてるんだ、、、)
晴野 優樹
(今まで泣かなかったのに、、、)
晴野 優樹
(望叶、、、)
望叶のことを考えれば考えるほど心が痛み、苦しくなった。
真夜中
晴野 優樹
ヴエッ、、、ゲホゴホ
望叶のことを考えているとだんだん気持ち悪くなり、とうとう吐いてしまった。
晴野 優樹
(良かった、、、誰も人が居なくて、、、)
晴野 優樹
そろそろ寝なきゃ、、、
閉じない目を必死に閉じて寝た。
次の日
医者
優樹さんの骨折ですが、特に問題はなさそうです。あとは様子を見て、リハビリをしていきましょう。それでは。
晴野 優樹
ありがとうございました。
ピコン♪
晴野 優樹
誰からだろ?
晴野 優樹
お母さんか!着替えとか持ってきてくれるのかな?
数時間後
お母さん
優樹元気そう?足大丈夫?
晴野 優樹
うん!お医者さんからも特に問題ないって言われたから大丈夫だと思う。
お母さん
良かった、、、お母さん心配だったんだからね!
晴野 優樹
ごめん、、、
お母さん
よろしい!それで望叶ちゃんとはどうなの?
晴野 優樹
(望叶、、、いやでもここはこれ以上心配されたら嫌だし、、、)
晴野 優樹
うん、、、仲良く、、、してるよ
お母さん
それは良かった!じゃあそろそろ帰るね!ここに服置いておくから、、、
晴野 優樹
、、、、、、
お母さん
優樹大丈夫?すごくボォーっとしてるけど
晴野 優樹
、、、えっ!うん大丈夫、、、だよ
晴野 優樹
ベットから動けないから暇だなーと思って!
お母さん
そうだったのね!じゃあまた来るねまたね!
晴野 優樹
うん!またね、、、
晴野 優樹
(お母さんに嘘ついちゃったな、、、)
晴野 優樹
(今までついてきたこと無かったのに、、、)
晴野 優樹
望叶と話したいよ、、、
晴野 優樹
望叶、、、戻ってきてよ、、、
晴野 優樹
ううん、、、もう面倒臭い
晴野 優樹
いっその事、死んじゃえばいいんだ!
晴野 優樹
死んじゃえば楽になれるんだ!!
この時からどんどん私が私でなくなる気がした。






