ミューウの事件簿

ここは猫鈴町。

ここでは数々の探偵達が 暮らしています。

ただ、その探偵達、少しおかしい？

この絶叫しているいかにも変人は

ミューウ （16） 別名:転載探偵 好きな物:スキャンダル、スクープ、甘いもの。 嫌いな物:事件横取り、イタズラ。

こちらの無表情の少女は

ビューラ （14） 別名:蝶舞（カレン）助手 好きな物:ミューウ、ミューウの隣、ミューウの声、ミューウの髪etc..... 嫌いな物:他の探偵共

この町は、大型の探偵事務所の様な 役割となっています

依頼を運んでくるのは、

特別な訓練を受けた猫ー

「伝達猫」

彼ら、彼女らは、 人の言葉を理解でき、 人の食べ物を食べることができます。

なので、依頼を伝達しに来た伝達猫に なにかあげると好かれます。 そして、伝達猫に好かれると、 来る依頼の量が増えるのです。

何故かと言うと、依頼を任せる探偵は 伝達猫が選ぶのですから。

ミューウは、 生クリームを与えたようですね

伝達猫ネムは、 ぼんやりと滲んで消えていきました。

2人は依頼を 見てみることにしました。

依頼 誘拐された娘の居場所を 探してください。

とりあえず2人は猫鈴町の中心にある 『情報館』 に行ってみることにしました。

情報館とは、全国、全地方から情報 が集っている場所であり、 大抵の情報はここにあります。

そのため、情報館で依頼を解決してしまった事例もあります。

ビューラは能力を使い、 蝶へと姿を変えます。

そしてヒラリと飛んでいき、ミルタナ街のセンゲツ通りの監視カメラを見に 行きました。

ミューウは 自室のデスクに腰掛けました。

捜査、開始です。

ミューウが、 パソコンの画面に手を当てたと同時に スライドショーのように脳内に情報が 並びます。

ネットに転載された写真、転載された動画から、誘拐された娘を探します。

ミューウはビューラに連絡し、とある場所へ向かいました。

蝶の姿のビューラが、 娘の頭に止まります

そして、扉がバァンと音を立て弾け、 ミューウが入ってきます。

犯人が娘にナイフを突きつけよう とした瞬間、 ビューラは人間の姿になります。

得意の怪力でナイフをねじ曲げたビューラに犯人の男は唖然とします。

懐から取り出したリードで 犯人を捕まえます。

こうして依頼は解決。 転載探偵の名が また広まることでしょう。

探偵殺し合いまで

後

????????