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体を揺さぶる車に、私は寝かしつけられていたみたいだ
気づくとそこは私が頼んでいた場所だった
三ツ谷
水琴
水琴
三ツ谷
三ツ谷
頭に置かれた手は全く別のものなのに、私が想像するのはマイキーのことだけだった
水琴
水琴
三ツ谷
水琴
よく、マイキーの家に行くのに使っていた駅
来るのはいつぶりだろうか
水琴
合鍵を使って入ると、中はすっかり汚れていた
ホコリを被った写真立て
あれは彼が友達と撮った写真だ
水琴
自嘲を繰り返したって、過去は戻ってくるはずがないんだ
前を向こうと藻掻いてみてもきっと彼を思い出すんだろう
水琴
カタン、と音がして、写真立てが倒れた
水琴
手にしたソレは銀髪ロングの可愛い女の子と並ぶマイキーだった
水琴
水琴