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59話目です!

nmmn注意⚠️ キャラ崩壊注意⚠️ 誤字脱字注意⚠️ 二次創作

ご本人様には一切関係ございません!
苦手な方はback推奨!

では!

どうぞ!

第59話『安堵の声』

朝。

窓から差し込む光に、らんは自然と目を開けた。

以前より目覚めが軽い。

心の奥にあった重苦しいものが、少しずつ晴れているのを自覚していた。

らん

(……なんか、最近よく眠れてる気がする)

顔を洗いに洗面所へ向かう。

鏡に映る自分の顔を見て、ほんの少し笑ってみる。

以前よりも自然に、力を入れなくても笑えるようになっているのが分かった。

昼。

外に出る用事があり、街を歩いていると、見慣れた姿が前方にあった。

らん

……みことくん?

振り返ったみことが、驚いた顔をする。

みこと

らんらん!

みこと

偶然やね

らん

うん

らん

今からどこ行くの?

みこと

買い物の帰りやから、家帰ろうと思っとったんよ

みこと

……らんらんは?

らん

散歩

らん

少し外の空気吸いたくなって

そう言うと、みことは一瞬目を丸くし、やがてふっと笑った。

みこと

……なんか、変わった?

らん

え?

みこと

前は外に出るの、ちょっと渋ってた気がしたから

らん

……まあ、確かにね

らんは照れくさそうに頭を掻いた。

二人で並んで歩き出す。

人混みの少ない道を選んで、ゆったりとした時間が流れる。

みこと

……顔色もいい

らん

……そう?

みこと

うん

みこと

前より全然いい

みこと

正直……安心した

みことの声には、胸の奥から零れるような安堵がこもっていた。

それを聞いた瞬間、らんは不意に胸が熱くなる。

らん

そんなに……心配してたの

みこと

当たり前やろ

みこと

ずっと元気なさそうやったし

みことは歩みを止め、真っ直ぐにらんを見つめた。

みこと

でも今のらんらんなら……また前を向けそう

らん

……

みこと

ほんまに……良かった

その一言が、深く響いた。

ただの慰めでもなく、強がりでもなく。

心から出た声だとすぐに分かった。

らん

(……この人は、ちゃんと見ててくれたんだ)

近くの公園に入り、ベンチに腰を下ろす。

木々の間を抜ける風が心地いい。

みこと

そういや昨日、みんなで買い物行ったやろ?

らん

うん

らん

……内緒ね

みこと

それは分かってる

みこと

俺も言わんよ

みことは穏やかに笑った。

らんもつられて笑う。

みこと

らんらんのそういう顔、久しぶりに見た

らん

……そう

みこと

うん

みこと

……ほんまに、良かった

繰り返すその言葉には、嘘がなかった。

夕方。

帰り道、みことはふと立ち止まり、少し照れたように言った。

みこと

ねえ、俺さ……

らん

ん?

みこと

これからも、らんらんの顔色とか、ちゃんと見とくから

らん

え……あ、うん……?

らんは呆れたように笑った。

だが同時に、胸の奥が温かく満たされていく。

らん

ありがとうね、みことくん

みこと

うん!

みこと

それから、みことって呼んでええんよ?

みこと

くん付けなんか落ち着かん!!

らん

……考えとく

みこと

えぇ!?

揺るぎない気持ちが込められていた。

夜。

布団に入ると、昼間のみことの声が思い出された。

みこと

『ほんまに……良かった』

その言葉が、心の奥で優しく灯り続けていた。

らん

(……俺は、ちゃんと前を向いていける)

らん

(仲間が、こうして支えてくれてるんだから)

目を閉じると、穏やかな眠気が自然と訪れた。

第59話・了

おかえりなさい!

次回!

𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡500

では!

ばいばい!

桜の記憶は散ってしまう

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661

コメント

3

ユーザー

黈くんがちゃんと見ててくれているのが優しいな〜! 桃くん前より笑うようになって こっちも嬉しくなる🥲

ユーザー

らんくんにいい花びらが降りそう!

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