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過去作リメイク
『 生きて 』
桃
はぁ …
空気になりたい 。
いつしか そう思うように なっていた
だってさ … っ 、
アイツ また 独り言 ？
何かと 喋ってんだろ 笑
精神 病んでん じゃね ？ 笑
桃
なに 、
桃
文句でも あるんですか ？
桃
あと 独り言じゃ … 、、 ッ
揶揄われると
言い返してしまう
良くない癖なのは わかってた
紫
お前さ ー 、 言い返すならはっきり言えよ 、
桃
そんなこと いわれてもさ ー 、
紫
てか アイツら アホなん ？
紫
俺いるのに 独り言 な訳 なくね ？ 笑
桃
それは … 思った 。
きっと このことは
いるまには 教えないほうがいい 。
元気な 中学生 で いて欲しい
紫
なんだよ 冷めた顔して 、
紫
相変わらずきしょいな 。
桃
うん 酷くね ？？
紫
酷かねぇよ 笑笑
いるま く ー ん ！
紫
きしょ
今日さ 、
紫
むりだわ 。
一緒 、 に … ッ 、
紫
だから 無理だって 。
っあ″あ″あ″あ″ っっ … ！ (泣)
紫
は 、 落ち着けって ？！
桃
… いるまなら 、
桃
一昨日までと 同じ 、 無理 って ずっと繰り返してるよ 。
そう 、 なのっ … ？ いるま くん … っ 、
紫
嗚呼 、 それ以外の 返しが見つからん 。
まぁ 、 いいや 。 またね
らんさぁ … 、
病院行かね ？
桃
… はぁ ？
だって 明らかに ＿＿＿＿＿＿＿＿＿ おかしいじゃん 。
桃
… ごめん 、 いるま …
紫
ちょ 、 待てｯ ！
空き教室
紫
俺が悪かった 、 から …
桃
は ？ 何が ？
紫
は ？
桃
… いるま
紫
いや 、 え … そうだ 、 けど …
桃
っう″ ？！ はっ″″ … ？
紫
はっ ？！
桃
いる 、 ま″″ … っ ？
紫
らんっ 、 らんっ″″ ！！
桃
っ … … ( がくっ
紫
… っえ 、 ？
紫
息 … 、 してる 、 ？
紫
寝た 、 だけか … ？
桃
っ 、 ん … ？
紫
っらん ！！ 良かった … っ 、 好き っ 、 大好きっ 、 ！！
桃
学校で そう言うの やめろ … 、
桃
普通に 恥ずい 、 //
紫
… ごめん 、
桃
いいけど … 何があったの ？
紫
… はぁ ？！
桃
え 、 ごめんねなんか 。
生きてる ？
赫
まじ 、 ドイツ も コイツ も 暇人かよ 。
赫
もっと 愛想 いいやつ いねぇのかよ 。
赫
… ん ？
赫
なんか 音が …
桃
っひゅ
赫
なんだ 、 この感覚 …
すっ (足あげ)
赫
足が 、 ある … っ 、 ！！
赫
あるける … ！
紫
から … っ 、
赫
は ？ 何が ？
桃
は ？ 何が ？
反映 ？ されとるっ ！！ 自由の身 じゃん ！！
紫
つまり 誰かが お前の 中に 入っていた 、 と …
桃
たぶん … ？
紫
よくわからんな
桃
だね
赫
… おい
桃
うゎあ ？！？！
桃
お化けえええええええ ！！！！
紫
ちょ 、 らんらんらんらん″″ っ ？！？！
桃
ええ ちょ ださっ ？！
赫
酷くね ？
紫
… 悪いやつでは ない 、 のか … ？
赫
温度差 えぐ 〜 笑
桃
ツッコミ か 。
赫
幽霊に それ 求めんなよ 。
桃
はぁい ！
赫
俺の事 、 さ …
紫
どした ？
赫
や 、 なんでもねぇよ 。
赫
きにすんな 、 笑
桃
あ ー 、 笑
桃
俺 、 この子の 名前知ってるわ 、 笑
紫
は ？
桃
ね 、 なっちゃん 。
赫
流石 。
赫
演技力も記憶力も まだまだ ご健在 な ようで 、 笑
俺は小1くらいで死んだ 。
らしいよ？ 自覚したのはつい最近 。
記憶なんてあるわけない 。
でも 、 らんたち が
死んでも守りたいくらい大切だったのは 覚えてる 。
死因は すごく 簡単 。
処刑だった 。
散々人殺したし
でも おれは 生きてることに なってる
理由なんて
知っても お前らが苦しむだけ 。
ただ 、 お前らを 守りたくて
ひたすら 狙ってくるヤツを 仕留めてた
そんなの 朝飯前 だった 。
俺の家系は 代々 「殺し屋」 だったからね
お前ら二人の未来を
そんな殺し屋が死んでも守りたかった
赫
なのに 。
赫
なんで裏切るんだよ … 、
なつ(7) 処刑 友達思いの優しい殺し屋として名をあげられる
いるま(10) 事故死 飲酒運転の危険さを痛感させる事故だった
らん(14) 毒による自殺 虐めの醜さを世界に広めた死だった
なんで …
そこには三つの慰霊碑
こんなこと望んでなかったよ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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