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アオイ
私たちずっと親友だよ！
イツキ
うん！
ハル
おう！
ハル
俺たち付き合うことになったんだ！
イツキ
そ、そっか、！
イツキ
絶対アオイのこと泣かすなよ〜
ハル
分かってるよw
アオイ
ふふっ
ｽﾞｷｯ
今日はハルが家に遊びに来た
予定より30分程遅く来た
理由は……
ハル
おじゃましまーす
イツキ
いらっしゃいﾆｺ
ハル
ごめんな〜遅くなって
ハル
急にアオイが行って欲しくないって
ハル
駄々こね始めて
イツキ
あ〜そうだったんだw
イツキ
ほんとバカップルw
ハル
そんなことないだろw
僕は....
ハルことがずっと前から好きだ
だから
ハルとアオイは同棲してることも
2人が付き合った時の報告だって
心が痛かった
ハルのことを恋愛的な目で見てしまう
そんな自分が大嫌いだ
ハル
イツキ？
ハル
おーい
イツキ
あぁ、ごめん
イツキ
ゲームでもする？
ハル
やろやろ〜
イツキ
僕、飲み物取ってくるから
イツキ
ゲームの準備しててくれない？
ハル
わかった〜
ハル
あ、今何時....？
イツキ
えっと、10時だけど
ハル
やばい
イツキ
門限とか？
ハル
10時半までに帰らないと！
ハル
間に合うか分かんないけど
ハル
帰るわ！ごめん！
思わず、 忙しく帰る君の袖を掴んでしまった
ハル
どしたの？
この行動に対して 怒らないハル
僕はハルのこういう所が好きだ
イツキ
もう....我慢できない
ハル
え、？
もう我慢できない
10年以上耐えてきた
男同士を気にしたし
関係を壊したくなかった
2人とも僕から 離れていくんじゃないかって
僕は
ハルを犯した
イツキ
怖かった
イツキ
だから耐えてたのに
イツキ
ずっと親友だって約束したから
イツキ
関係壊さないようにって
イツキ
ずっとずっと隠してた
イツキ
なのにハルとアオイは付き合った
ハル
やめ、てよ
イツキ
悩んでた僕はバカみたいだねw
ハル
イツキｯ
イツキ
付き合ったって聞いた時、
イツキ
正直裏切られたと思ったよw
苦しそうな顔をするハル
そんな顔も愛おしく見える
いつの間にか 時刻は12時を指していた
荒々しいインターホンが何度もなる
ガチャっと玄関の開く音
イツキ
(あれ、鍵開けてたっけ)
アオイ
ハル！
アオイ
大丈夫？！
ハルは疲れて寝ているようだ
そしてアオイは僕に向かって
アオイ
馬鹿野郎！最低、！
ハルを連れて帰っていく
イツキ
あーあ、やっちゃった....
イツキ
親友も好きな人も失っちゃったなぁ
イツキ
もういいんだ
イツキ
これで良かったんだよ
無数の水滴が地面に落ちる
神様、
僕は報われますか？
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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