ねぇ
好きなの
わかってよ
こんなに私は
貴方を欲しているのに
ガチャ─ッ
優雨
璃津
彼の名は璃津(りつ)
私の彼氏
ではなく
私は彼の
"2人目の"彼女
つまり
浮気相手
優雨
璃津
璃津
何があっても
彼女さんの服は
着たくない
優雨
優雨
璃津
そう言いながら璃津は
ふたり用のソファに座りながら
手招きをした
優雨
そう言いながら私は 璃津の膝の上へ座る
璃津
そう私の耳の横でそっと囁く貴方
少しカラダがビクってするの
優雨
璃津
優雨
璃津
...そんなの心にもないこと
言わないでよ
優雨
璃津
嘘つき
嘘つき
嘘つき
璃津
優雨
私は貴方のセフレ?
彼女?
浮気相手?
ちゅ...っ
優雨
璃津
璃津
優雨
そういいながら
彼は私の 首にたくさんキスをしてから
私のカラーで傷んだ長い髪に
甘いキスを落とした
次の日
この街にしとしとと
優しい雨が降る
ふいに璃津の顔が浮かんだ
優雨
私は璃津の彼女ではない
ただの私の片思い
そう思うしか無かった
プルルルル...
璃津
璃津
優雨
璃津
璃津
璃津
優雨
優雨
璃津
璃津
優雨
璃津
優雨
優雨
璃津
璃津
璃津
優雨
璃津
璃津にとっての"いい子"は
"都合のいい子"で
私はその
都合のいい子なんだ
優雨
璃津に嘘をつかれているのが
何よりも悔しくて
嫌で
もどかしくて
友達とオールなんだ
本当は友達じゃないでしょ?
彼女さんなんでしょ?
ねぇ
私を見て
私だけを愛して
好き
大好き
愛してる
って彼女さんだけじゃなくて
私の目を見て
本心で言ってよ
優雨
この強くもない弱くもない雨も
嘘をつかれていることも
私は傘をさすことも忘れて
"家"へ向かった
ガチャ...!!
優雨
優雨
私の目の先には
目を丸くした"璃津"と
璃津の隣で状況が読み込めていない
彼女さんが居た
優雨
優雨
璃津
璃津
璃津
優雨
優雨
優雨
優雨
優雨
優雨
優雨
優雨
優雨
優雨
璃津
璃津
璃津
璃津
"嫌い"
この言葉を言われた瞬間
私の中の何かが切れた
優雨
璃津
優雨
優雨
優雨
私は台所にあった
包丁を手に取って2人の前に行った
もっと悲鳴をあげて?
ほら,その怖がってる顔
たまらないよ
2人とも
滅多刺しにしたい
優雨
優雨
優雨
優雨
優雨
璃津
璃津
優雨
優雨
優雨
優雨
優雨
優雨
優雨
グサッ...
グサ...ッ
グサ...ッ!!!
恐怖の涙で顔がボロボロなの
ほんとに面白い
優雨
優雨
優雨
優雨
優雨
優雨
優雨
優雨
優雨
優雨
優雨
グサッ...
グサ...ッ..グサ...!!
優雨
優雨
優雨
ねえ,璃津
あんたは幸せだった?笑
コメント
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おい
垢返しやした、なおですす
なんか、タイトル伏線系&最後に気づく的なやつでめちゃめちゃ良い😉 最近、ストーリー書かなすぎてやばしな雫… 終わったわ🥺