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生きたくなかっただけなのに

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生きたくなかっただけなのに

1 - 【生きたくなかっただけなのに】1話

♥

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2024年09月24日

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結花

朝起きたら、いつも通りめまいがした

結花

1階行こ

結花

おはよう

お母さん

おはよう

お母さん

ご飯出来てるわよ

結花

ありがとう

食欲は無かった。だけど無理やり口へ食べ物を運ぶ。

結花

ごちそうさま

結花

行ってきます

お母さん

いってらっしゃい

今日もいつも通りの嫌な日常が始まる事を恨んだ。

何も言わずに登校する。そもそも、喋る友達がいないけど。

後ろから騒がしい声がした。

美月

それでさーww

美夏

それはないよねーww

ザワザワと賑わう廊下。私には関係ない。

教室へ入るのを少し躊躇った。

扉がガラガラと音をたてる。それには反応し、クラスの女子代表とも言える3人組が私の元へ来る。

紗良

あっwあんた今日も来たのw?

ほとんど存在しない存在だってのにねww!

琴音

本当にそれなww

紗良

ちょっと!なんか喋りなさいよ!

琴音

そーだよ?あんたみたいな地味なのが私達に話しかけて貰えるなんてさぁw

あっ!ゴメーンww手が滑っちゃったww

水の入ったバケツが私の頭の上に乗る。こんな事をする意味が分からない。

でも私は我慢しなきゃ

だって私の存在意義は、

【誰かのストレス発散機】になることしかないから

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