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すっげええ!神だー!
. . . .
あれは小学6年生の頃
商店街の福引で当たった欲しくもないダンス大会の観戦ができる チケットを貰った
なお兄
なお兄
そう思っていたがせっかく当てたのにゴミ箱に捨てる気にもならず 結局その会場へと向かった
来たのはいいものの全く面白くない
俺はこうやってじっと座って見たりするのがきらいなんだ
なにかしていないと気が済まない、
それが俺の性格
なお兄
そう呟いて俺は段々と下を向き始めていた
その時
「うわぁ!すげぇな、あれ!!」
「あんなキレのあるダンス、見たことないわ!!」
そんな観客の声が俺の耳に届いた
俺はその歓声を浴びている主人公が気になり舞台へと再び目を向けた
すると
なお兄
自分でもそう呟いているのがわかった
それぐらい、凄かったんだ..
彼女のダンスが
力を抜く時は抜いてしなやかに、そして力強く踊る彼女俺は 目を離すことが出来なかった
そう彼女のダンスを見つめて何分たったんだろう
音楽が鳴り終わる瞬間に彼女のダンスもピタリと止んだ
俺は、その彼女の完璧とも言われるダンスに拍手を送った
そして拍手が続くこと数十秒
俺は彼女と目が合った
俺はびっくりして彼女から目を逸らすことが出来なかった
そのまま見つめ続けていると彼女はニコリと俺に微笑んだ
その瞬間、俺の心臓がドクンと波打った
あぁ、そうか
俺はこの時にはもう...
彼女に恋をしていたんだ
_______________.
. . . .
なお兄
俺はそんな懐かしい夢を見て目が覚めた
俺は寝起きでだるい体を無理やり起こす
なお兄
彼女は今何をしているだろうか
また、どこかで会えるだろうか
なお兄
オレは考えるのをやめ、学校へ行く準備を進めた
だけど、俺は思いもよらなかったんだ
「彼女にもう一度会いたい」
そんな願いが
現実になるとは
______________.
ー to be continue ー