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ツカサ
ついたぞ！サキ！
サキ
うわぁ〜
サキ
あ、でも
サキ
お花が咲いてないよ？
ツカサ
その事なら
ツカサ
•*¨*•.¸¸☆…˖⁺✦
ツカサが魔法をかける
サキ
お兄ちゃんすごーい！
サキ
すっごくきれい！
ツカサ
そうだろ？
ツカサ
でも
ツカサ
オレができるのは
ツカサ
花を咲かせるだけじゃないんだぞ
ツカサ
それっ
サキ
すっごーい！
サキ
花びらが飛んでるー！
サキ
お兄ちゃん魔法使いみたい！
ツカサ
少し前から
ツカサ
この国一番の魔法使いに
ツカサ
修行をつけてもらってるからな
サキ
その事
サキ
お父様とお母様に言ってるんだよね？
ツカサ
言ってるに決まってるだろ
ツカサ
オレ達は王子と王女だぞ
ツカサ
秘密にしていたとしても
ツカサ
すぐに城の者に
ツカサ
知れ渡ってしまうからな
イチカ
それを言うなら
イチカ
城の者以外にも…だ
ツカサ
だ、誰だ！
イチカ
私はイチカ・ホシノ
イチカ
黒騎士団の者だ
サキ
イチカ…ちゃん？
ツカサ
イチカ…だと
いや、待て
イチカは数年前から 行方不明なんだぞ
こんなところにいるわけが…
サキ
イチカちゃん…
サキ
ねぇ
サキ
イチカちゃんなんだよね？
サキ
でも、なんで…そんな
イチカ
黙れ
サキ
…！
ツカサ
サキ！
イチカ
大丈夫ですよ
イチカ
黙らせただけなので
ツカサ
サキ！
ツカサ
だいじょ…
サキ
誰？
ツカサ
え？
ツカサ
おい、サキ！
ツカサ
オレだぞ！
ツカサ
サキの大好きなお兄ちゃんだぞ！
サキ
ねぇ、イチカちゃん
サキ
この人なんでアタシの名前を知ってるの？
ツカサ
さ、サキ…？
イチカ
王女はもうお前のことを忘れている
ツカサ
記憶を改ざんしたのか？！
イチカ
ふふっ
イチカ
これでサキ王女は私達
イチカ
黒騎士団の物だ
ツカサ
サキを物扱いするな！
ツカサ
はぁはぁ…
ツカサ
ん
オレの部屋…
アレは夢だったのか…？
ホナミ
あ、ツカサ様！
ホナミ
大丈夫ですか？
ホナミ
どこか体がおかしかったりなどは…
ツカサ
だ、大丈夫だ
ツカサ
それより
ツカサ
サキは…
ホナミ
サキ王女は…残念ながら…
ツカサ
本当にさらわれたのか…
ミク
つ、ツカサ…
ミク
生きてたのね…
レン
ずっと眠ってたから
レン
しんだかと思ったよ
ツカサ
お母様…お父様
ミク
サキが誘拐されたショックが大きかったのよ
レン
でも
レン
黒騎士団のことだ
レン
魔法で眠らせたかもしれない
サキは黒騎士団… いや
悪ノ騎士団の仲間になったのか…
ツカサ
オレ…連れ戻す
ミク
ツカサ？
ツカサ
絶対にサキを悪ノ騎士団から
ツカサ
救い出してみせる…！
ホナミ
やっぱり良いお兄さんですね
ミク
ツカサならそうすると思ってたわ
レン
黒騎士団のアジトへの旅は
レン
命懸けだ
レン
それでも…いいんだな？
ツカサ
はい！！
絶対に迎えに行くからな
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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