テラーノベル
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【第1章:夕立の密室、触れ合う指先】
ころん
(窓に叩きつけられる激しい雨音が、部屋の静寂をより際立たせている。さっきまでゲーム実況で叫んでいたのが嘘みたいに、空気がじっとりとしてて……息が苦しい)
さとみ
ころん
さとみ
ころん
(さとみくんの大きな手が俺の腕を掴んで、そのままソファの真ん中に引き寄せられる。エアコンの低い動作音しか聞こえない室内で、隣に座るさとみくんの重みだけがリアルに伝わってくる)
さとみ
ころん
さとみ
ころん
((さとみくん、いつもより強引で……心臓の音がうるさくて、死んじゃいそう……っ))
さとみ
ころん
さとみ
ころん
(低く響くさとみくんの声が、耳元で空気を震わせる。首筋に触れた彼の指先が、雨の湿度のせいか、いつもより吸い付くように熱い)
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
((逃げられない。さとみくんの視線が、指先が、俺の全部を暴こうとしてるみたいで……。雨の匂いと、さとみくんの匂いが混ざって、頭が真っ白になる……っ))
さとみ
ころん