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20XX/8/23/wed
PM3:58
17歳だった鈴木成は、
線路に飛び込み自殺し、亡くなった。
彼が亡くなった理由は、、、。
鈴木成は、クラスでも人気の男の子だった。
クラス内でまぁまぁなポジションに位置し、
成績も半分以上より上ぐらいは取れていた。
だが、彼には欠点もあった。
クラス内で少々行き過ぎた行動や言動があったりしていたのだ。
これは、彼の欠点と周りの偏見から生まれた悲劇だった。
鈴木成が自殺する日の数日前。
クラスで文化祭での出し物の材料を買うお金が無くなった。
最初は全員で教室のロッカーの中や、
掃除用具入れ、
お金を管理している先生の教卓の中などを探した。
だが、一向に見つからなかった。
そこから、また数日後。
次は、誰か隠し持っていないか、
一人ずつ抜き打ちチェックをした。
このチェックで成が真っ先に疑われた。
ロッカーから、出てきたのだ。
成)なんで入ってんだよ!?この間チェックした時は入ってなかったし、第一、俺は盗んでねぇ!
成はそう言った。
だが、クラスの奴らは、
〇〇)いや、成ならやってもおかしくない。
△△)しかも、現にロッカーに入っていたのには変わりない。
成)それでも、俺はやってないんだよ!
成は、みんなに訴えた。
結果的には成はやってなかった。
だが、成のロッカーにお金が入っていた。
つまり、誰かが成に罪を着せるため、
成のロッカーにお金を入れたことになる。
成は、みんなに訴えたが誰一人として成を信じるものは居なかった。
成は、落胆した。
成)誰も信じないなら、俺が誰がやったか突き止める。
成はそう言い、次の日から調べ始めた。
次の日。
この日から、みんなは成を避けるようになった。
影では、陰キャも陽キャもみんな成の悪口ばかり。
ある話では、成は犯罪に手を染めたと、
酷いデタラメまで流れ始めた。
成は、怒りを留めた。
そして、この日の放課後、
成はトイレから戻ってきて、教室に荷物を取りに行こうと、
戻ったその時、
教室の扉に手をかけようとした瞬間、耳を疑った。
〇〇)成って馬鹿だろwなんで俺らがやらないって思ってんだろうなww
△△)それなw馬鹿すぎwちょーお人好しじゃんwww
〇〇)自分がクラスでいいポジについてるからって、調子乗りすぎだろw
☆☆)もう一回やる?w
〇〇)やるかw
成は、頭が真っ白になった。
今まで仲良かったやつに裏切られた。
それと、自分の日々の行いにも後悔した。
成は怒っていた。自分にも、他人にも。
血管が今にも破裂しそうなくらい、怒っていた。
は?
ふざけんな
は?!
もうよくわからなくなっていた。
自分が今までいたポジションも、
クラスでの人気も、
仲良くしていた友達も、
すべて無くなった。
俺、もうここにいる意味なくないか?
俺、ここまで信頼できるやつも信頼してくれるやつも居なかったら、
生きててもしかたなくないか?
俺の冤罪は晴れない。
どんな手を使っても晴れない。
成は、そう思った。
その時、成は決意した。
死ぬなら、こいつらに復讐しよう。
NEXT time!