転生したら嫌われ者の悪役だった件

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『転生したら嫌われ者の悪役だった件』 6

俺は…もう、部屋から出られない、？

ｶﾞｼｯ

俺は必死に抵抗した

閉じ込められるなんて絶対嫌だ、

どうして女の子の力に 勝てないのだろう、

俺の抵抗は虚しくも、 体力を消費するだけだった

ﾄﾞﾝｯ

ｶﾞﾁｬﾝ…

連れてこられたのは、

地下室のような場所

床や壁は石で出来ている

暗い

冷たい

寒い

これからここで 生活していくのだろうか、

紫ーくん、橙くんが 助けに来てくれないかな、

…無理か、

扉は厳重に閉ざされてる

俺は、その場にあった ランタンの近くで

冷たい床の上、

1粒の涙を流して眠りについた＿＿。

赤くんは…無事だろうか、

お父さんのことだから

何か手を出してるんじゃないか、

<<ｺﾝｺﾝ

<<青様、失礼します

｢まさか｣

不穏な考えが頭をよぎる

ｶﾞﾁｬ…

部屋にただ1人

頭の中は赤くんが占めている

どうすればいいのか分からず

自分の無力さに嫌気がさした

あの日からずっと 赤くんの事ばかり考えている

別に、好きだからとか

そういうことではなくて、

ただ、不安で、心配で

嫌いなはずだったのに、

ｶﾞﾀﾝ…

メイドの一言を最後に

僕はいつもの場所へ歩き出した

沢山の花に囲まれたイスとテーブル

相変わらず綺麗な場所

そのまま足を進めていると

桃髪と黄髪の人物が見えてきた

どうにも、いつも通りの テンションでは話せない

…彼らも、赤くんのことを 気にしているのだろうか

いつもの和やかなムードとは反対に 重い空気で気まずい中、

最初に言葉を発したのは黄くんだった

赤くんのことだから、行きたくない って訳ではないだろう、

だとしたら…

…………だとしたら？

黄くんからぶっ飛んだ 考えが出るなんて珍しい

背筋を伸ばして、あくびをし ゆっくりと歩いていく彼

このメンツなら何でも 出来る気がする、なんてね、

待っててね、赤くん＿＿。

深呼吸 1つ

僕は彼らに続いて 足をを踏み出した＿＿。

continue.

最近 立ちくらみヤバいんですよ‪🙄‬‪🙄‬ この前立とうとしたらふらついて 倒れました🫠 肩と腕打ったんですけど痛いです（）