転生したら嫌われ者の悪役だった件

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『転生したら嫌われ者の悪役だった件』 7

赤くんの城へ入ろうとしたものの

当然のごとく追い出され

今に至る

まだ、僕達は

1週間後のパーティで

あんなことが起こるなんて

思いもしなかった＿＿。

あれから1週間弱

たまに料理が届くが、

ここ最近はきておらず

圧倒的空腹

最近 頭もぼんやりしてきたし

そろそろ やばい…かな、

身体が冷たくなってくるのを感じる

死ぬの？

ここで？ こんなところで？

諦めかけてた、その時だった

ｷﾞｨ……

扉が開く音がする

助けが来たの、？

…でもごめんね

俺、もう目を開ける気力が無いの

……死んだのかな、

…身体がふわっと浮いた感じがする

…もう、なんでもいいや＿＿。

ぱちっ…

目が覚めたのはいつもの部屋

試しにほっぺをつねってみる

どうやら生きていたらしい

でも、なんで いきなり助けられたんだろ、

いつもなら、目が覚めると 隣にいてくれる2人が居ない

一気に不安がこみ上げてきて、 俺は慌ててベッドをおりた

しばらく歩いて いなかったからだろうか

足に上手く力が入らなかった

それでも、あの2人を見つけるために

自分の心配なんかしないで、 無理をしてでも

走って部屋を出た＿＿。

先程から城内を探しているが、 2人は見当たらない

メイドに話しかけてみるも、 反応してくれない

…これは、

俺が嫌われてるから 反応してくれないだけ、？

それとも、…

…やだ、ｯ

やめてよ、

こんなの…、

俺が死んじゃったみたいじゃん…ｯ

視線を自分の手に向けると、

俺の指は透けていた＿＿。

continue.

下手くそだーもん

ちゅっ

短くてごめん