🍑学園の王子様がお姫様になる瞬間🍑

微笑み、一定の人数に手を振る

｢おはよう｣

この魔法の一言を唱えたら、あら不思議 甲高い声から太い声の歓声が響き渡る

そう、俺はこのkrpt学園の王子 と言われている

そう言いながらも毎日のように、 優越感に浸りながら教室へ向かう

教室に入り、元気よく挨拶する

まぁみんなも察するだろう、 だが俺は女子と話すのがあんまり得意じゃない

だから少し変わった返しをする

紳士に返して人気は落とさずに、 少し期待をさせている

こいつは親友のじゃぱぱ

彼女がいるくせに僻んでくる 鼓膜破壊装置機一号

え？2号は誰だって？

来たきた、この金髪だよ

そう、見てわかる通りこの2人は恋仲だ

そしてのあさんという人は お菓子と可愛いもの、そしてBLに目が無い人だ

それでたっつんはそののあさんのお菓子を何らかの経緯で食べてしまったから恐らく消されるだろう

教室を出て、壁に寄りかかる

そのとき、とある人が目に入った

きょろきょろしていた男子生徒に声をかける

彼はどう見ても小柄で可愛らしい顔立ちをしている

目を泳がせ、戸惑いながら弁解し出す彼

｢用が無いなら帰る｣

そんな類の言葉を発しようとした時、 かれの童顔がアップになった

そう、俺は今所謂壁ドンとやらをされている

その状態で告白されたのだろう

突然された宣戦布告かつ告白

絶対に堕としたい後輩と

絶対に堕ちない学園の王子様

2人の歯車が、 今動き出そうとしている