ミア
帰りの支度をしながら一息つく。
あの後もずっと、 研磨くんとのこと考えてたらさ。
あっという間に 一日が終わっちゃってびっくりだよね。
ケンマ
ミア
ミア
周りを見ながらそう言う。
うちのクラスは基本的に挨拶したら すぐ教室出ていく人がほとんどなので、 今教室に残っているのは私と研磨くんと他数人。
ケンマ
ケンマ
ミア
ミア
ケンマ
ミア
ミア
四月から何回か席替えをして、 今の私達の席は最初と同じ前後。
私が前で研磨くんが後ろ。
椅子の向きを変えて、 研磨くんの机の方を向くようにする。
ミア
ミア
ミア
ミア
ケンマ
ミア
ケンマ
ケンマ
優しく微笑んだ研磨くんに問われて、 一瞬ドキッとなる。
ひえ〜、と思いながら問いに答えようと 自分の机からノートを取り出す。
ミア
ミア
ケンマ
ミア
ミア
ミア
ケンマ
ケンマ
ミア
ミア
ミア
ミア
ケンマ
ケンマ
ミア
ミア
ミア
ケンマ
ケンマ
ハッキリと言い切った研磨くんに驚く。
研磨くんとか超隠し事ありそうなのに!! いいんだ…、隠し事しないって結構すごいけどなぁ。
なんて私から提案したことだけどね…!!
ミア
ケンマ
ケンマ
ケンマ
ミア
研磨くんの言葉に思わずきゅんときて、 メロメロになりそうになる。
しかしそれじゃあ話が進まなくなりそうなので その思考を振り切って強引に次へ進める。
ミア
ケンマ
あまりに即答されるので、 驚きながらもノートを見る…が。
あとは私の願望だらけで、 こんなの言えるわけない。
ミア
ミア
ひょい、と 両手で開いていたノートを簡単に取られる。
私が取り返そうとするも、 研磨くんの力が強くノートは返ってこなかった。
ケンマ
研磨くんの目線は、 どんどんとノートの下の方に移っていく。
それと同時に目線が下の方に行けば行くほど、 研磨くんと口角がどんどん上がっていって。
ケンマ
ケンマ
ぽつりと呟いた研磨くんの声は、 そう言ったように聞こえた。
next ♡ 100
コメントたくさんお願いします🥲🩷
コメント
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続き楽しみです!