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息をするだけで汗が滴る 8月真っ只中
夏休みの部活帰り、ふと海の方を見た
そこには自分が通っている学校と同じ制服を着た男の子が立っていて、ただ海を眺めている
気にせず歩き出そうとした時、その男の子の足が海の中へと入っていくのを見てしまった
青木 優太
どんどんと男の子の体が海に浸かっていく
足首、膝、腰
制服のまま腰まで海へ入り、少し上を向いてからまた前進していくのを見て
あれは、ただふざけてるだけじゃない 本当に死のうとしているのではないか
そんな考えが頭を過り、自分も海へと向かって走った
走る度に地面へと汗が落ちる
だけど、暑い体に冷たい海風が当たって気持ちいい
そんなことを考えながら自分も海へと入る
体操着やジャージを着ているせいで体がどんどん重くなっていくが、そんなことは気にせず男の子に近付いた
男の子はこちらに気付くと足を止め、空を見上げ
嬉しさとも、哀しさとも言い難い笑みを浮かべた
男の子の手首を掴み砂浜へと連れて行く
気温は高いはずなのに、この子の体は冷た過ぎていた
青木 優太
聞いていいのかは分からないが、考える前に口から出てしまった疑問
田中 漣
男の子はなんでもないように答える
だけど自分の中でどこか引っかかって、色々な疑問が頭に浮かんでしまう
青木 優太
田中 漣
青木 優太
田中 漣
青木 優太
田中 漣
青木 優太
田中 漣
田中 漣
田中 漣
青木 優太
田中 漣
青木 優太
田中 漣
青木 優太
田中 漣
青木 優太
田中 漣
田中 漣
青木 優太
田中 漣
青木 優太
名前を呼ぶと、嬉しかったのか会話を繋げようと色々な質問をしてくる
得意・不得意な教科や好きな先生、よく見るアニメや漫画などの話をしていると、漣は突然言葉を止めた
青木 優太
田中 漣
青木 優太
田中 漣
青木 優太
田中 漣
田中 漣
青木 優太
田中 漣
青木 優太
田中 漣
青木 優太
田中 漣
青木 優太
田中 漣
体操着やジャージは洗濯してもらっているため、風呂から上がった時に漣が服を貸してくれた
身長もまぁまぁ近いため、服は少し大きいかなくらい
2人でだらだらと雑談をしながらお菓子を食べていると、漣が思い出したようにさっきの話をし始めた
田中 漣
青木 優太
田中 漣
青木 優太
田中 漣
田中 漣
田中 漣
青木 優太
田中 漣
青木 優太
青木 優太
田中 漣
青木 優太
田中 漣
青木 優太