″ ~嫉妬してくれる?~ ″
優良
葵君っ!!
お昼の時間.
いつも通り愛に見守られながら
葵君とお昼を食べる.
__はずだったのに.
一ノ瀬 愁
…優良
愁が私の名前を呼んだ.
…葵君を睨みながら.
一ノ瀬 愁
優良、昼いくぞ
そう言って私の腕を強引に掴み
連れ出そうとする.
優良
ちょ、愁っ…!!
優良
私は、葵君と…
一瞬の出来事過ぎて
頭の整理が出来ない.
一ノ瀬 愁
お前は、俺より
一ノ瀬 愁
そいつの方が
一ノ瀬 愁
好きなのかよ
未だに葵君を睨み付けている愁.
…そして、睨み返す葵君.
私はどうすればいいかわかんなくて
ただただ立っているだけだった.
一ノ瀬 愁
チッ…
愁が舌打ちをして、私を連れ出す.
優良
しゅ、う…
なんで怒ってるの?
怒りたいのは、私の方なのに.
一ノ瀬 愁
お前な…
誰もいない資料室に入ると
扉と鍵を閉め一番奥へと誘導される.
一ノ瀬 愁
そんなにアイツの事が
一ノ瀬 愁
好きなら、俺と
一ノ瀬 愁
別れてからにしろよ
…なに、それ.
私はさっきよりも強い怒りを覚えた.
優良
意味わかんない
優良
俺と別れてからって…
優良
そっちこそそんなに
優良
私の事が嫌いなら、早く
優良
別れればよかったじゃん!
誰もいない資料室で
私の声だけが響く.
でも、愁は.
深くため息をついて
一ノ瀬 愁
お前、勘違いしすぎ.
呆れた顔で私を見る.
勘違いって、愁が私の事
好きだなんて自惚れてたこと?
もう、分かんないよ.
💓きたら続き出します!!🙌 読んでくれて📖 ありがとです!!😳 ぜひ他のも🥀 見てみてください!!😤