コメント
11件
さいこぉでした! 続きがめっちゃ楽しみです!
今回も最高でした! 続き待ってます〜!
俺には色んな過去がある。
__親の記憶がないこと。
__施設でいじめられていたこと。
__何故かある日突然、病弱になってしまったこと。
__誰を信じていいか分からなくて、人との関わりを絶ったこと。
でも、 ″俺なんてこんなもん″ ″世の中なんてこんなもん″ って思ってたら楽な気がして、そう思い込むようにした。
楽になるどころかもう全部どうでもよくなって、無気力にさえなってしまったけど。
jp
俺ってほんとに、生きてて いいの、?
喘息の発作で目が覚めてしまってからずっと、俺はそんなことばかりを考えていた。
ttは俺の家にいたいと言って聞かなかったけど、それは俺が体調を崩しやすいから。
ttが優しくしてくれるのは、誰かに頼まれて か、彼の本当の優しさ。恐らく後者だと信じたいけど、それにしても迷惑をかけているに決まっている。
そして何より__。
分かってるんだけど、っ
こんなにttのことを気にするってことは、俺はttのことをすごく大切に思ってるってことくらい...、っ
だからこそ、ttのことを大切に思ってるからこそ、辛い...、っ
誰にどう思われてるとか、普通の俺なら気にしないはずなのに...、
__それくらい、特別だった。
__話しかけてくれたのが、嬉しかった。
長続きしないのは目に見えていること。でも、俺のために必死になってくれるttが、
今は誰よりも大切。
jp
もういいや、寝よ...、
こうして俺は、再び眠りについた。
jp
tt
そこには、朝食らしきものを手にしたttがいた。
jp
明け方より体調悪いかも...、っ
tt
tt
そう言いながらttは俺の首元を触ってきた。
tt
tt
tt
jp
tt
ttは少し考えるような素振りを見せながら、再び口を開く。
tt
tt
jp
やっぱり、ttのこと信じないなんて 到底出来ない...、っ
こんなに必死になってくれる、っ
こんなに心配してくれる、っ
こんなに、俺のために何かしようとしてくれる、っ
tt
jp
今は食べる気分じゃないな...、
tt
jp
jp
tt
tt
ttが何故か嬉しそうにそう言う。
信じてみようかな...、っ