テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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11日目のあの日まで。

第10話 - 【9ページ目】貴方にオモイを伝えて。

305

2024年07月30日

#のんのん

#参加型(募集は終わってます)

のんのん

ルーン

皆さん、こんにちは！
ルーンだよ！！

ルーン

今回も楽しく見てね！
それでは、スタート！

注意！この物語はフィクションです。実際に現実で起こった事ではありません。キャラ崩壊してる可能性あり人体実験要素あり胸糞要素あり犯罪要素あり (虐待・いじめなど) グロ要素あり血流表現あり苦手な方はブラウザバックです

ルーン

最初に液晶があって、
凄くビックリしたけど…

萃天ユキ(すいそら　ゆき)

一番、救われない奴…
それはレイじゃねぇの？
最高責任者だしアイツが
俺達を連れ去ったんだし。

いなり

院長の事だし、
…一筋縄じゃいかないよ。
あの人って最悪だから。
色んな人の思考を
充分、理解した上で弄んで
いつも嘲笑ってる。

ルーン

じゃあ…皆で考えてみる？

レイサ

良いね！
そうしましょう！

アカリ

では…誰でしょうか？

………

いなり

もう研究所の偉い人を
候補に出してくから
「なんかコノ人っぽい」
って思ったら入力して。

ルーン

分かった！！

いなり

一人目、ナツ。

萃天ユキ(すいそら　ゆき)

誰だソイツ？？

いなり

この研究所の幹部の一人。
私はアイツの事、
いつも嘘吐いてて嫌い。
平気な顔して平気じゃないし
悪人って自称してるくせに
誰かを助ける様な…そんな奴

アカリ

何故だか知りませんが
聞いた事がある話です。

いなり

二人目、マリン。

いなり

お化けで性格が悪く、
いつも自分が面白いと思う事を
自分自身でやったり、
色んな人にやらせたりしてる。
最悪な奴。

柳瀬　梓(やなせ　しあ)

ぼ、僕その人に会って
ルーンの過去の紙について
相談してみたら、
「言ってみた方が良い」
って言われたな…

いなり

まぁ…
それは正しいと思うけどね

いなり

じゃあ次に行くよ。
3人目、魔女。

いなり

レイに忠誠を誓ってる
頭がオカシイ奴。
人を嘲笑い人を見下し
人を嘘で見る。
楽しみにしてるモノは
最後にとっておく。
最低な奴。

ミイ

よーし！！
魔女に関しては、
今すぐにでも入力しよう！

いなり

なんか早過ぎない…？

いなり

次の人に行く前に…
少し待ってて。
職員兼研究員メモを見る

ルーン

え？？何で？？

いなり

前、○人鬼に会った時
(※7ページ目の時)に
探してる人が居るって、
私に写真を見せて来たから
その人が幹部だったら
私達が全員で脱出したら、
救われないだろうなって。

萃天ユキ(すいそら　ゆき)

…それだけで決める物か？
だって、
「救われない」だぞ？

柳瀬　梓(やなせ　しあ)

た、確かに……
「嫌なのは」とか、
「悲しい人は」とか…
そういう言い方も出来たのに
「救われないのは」
って聞いて来たからね…

ルーン

うーん……
分からないな…

いなり

…………あれ？
ってか、ウーフは？

ルーン

え？？？

いなり

皆、周りを見て。
ウーフが見えない…

アカリ

本当ですね…

柳瀬　梓(やなせ　しあ)

こ、こんな時に
どこか行っちゃったの？！

萃天ユキ(すいそら　ゆき)

まぁ…トイレだろ？
少ししたら、
戻って来るはずだ。

レイサ

うーん…
大丈夫かな？？

ミイ

とりあえずは待とうヨ！

レイサ

まぁ…そうね。

いなり

…いや、私が探して来る。

ルーン

え、大丈夫？？
迷子にならない？

萃天ユキ(すいそら　ゆき)

この研究所生まれなんだから
迷う事は無いだろ。

ルーン

確かに？！！

いなり

止める人は……

いなり

居ないみたいだね。

いなり

じゃ、行って来る。

アカリ

行ってらっしゃいませ

ミイ

いってら〜！！

ｶﾞﾁｬ…ﾊﾞﾀﾝ｡

いなり

ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞ…！！！
(なんだか嫌な予感がする…
でもウーフを探さないと！
ウーフはあの場所に…！)

いなり

あっ…？！！
ﾊﾞｯ…(誰かとぶつかる)

？？

えっ？！！
ﾊﾞｯ…(いなりにぶつかる)

いなり

ちょ、何でお前が…

？？

今ちょっと急いでて、
それは後でにして！！

いなり

…………
(今、別れたらダメな気がする
なんでかは知らないけど…)

いなり

………待って。

？？

えっと…急いでて…

いなり

お前と私で話そうよ。

？？

え…？

数分前 (ウーフ視点)

君たちが脱出して "一番" 救われないのは誰？

ウーフ

…………
(え？嘘だよね…
…消去法で行こう。
僕達が脱出して、
レイはニコニコしてて
幹部の全員は悔しむ。
…優徒はどうなんだろ)

ウーフ

……
(もしかして…)

ウーフ

(だとしたら急がないと…)

ウーフ

ﾄｯﾄｯﾄ…
(少しずつだが
入口に向かって進む)

ｶﾞﾁｬ…ﾊﾞﾀﾝ…

ウーフ

ﾄｺﾄｺﾄｺ…
(優徒、どこに居るのかな…
分からないけど…
医療室とか？)

ウーフ

……
(とりあえず、
頑張って行ってみよう)

数分後

ウーフ

(ここを通った先にあるはず…)

？？

あ、どうしたの？
急にこんな場所まで来て…

ウーフ

あ、あの……
医療室ってどこですか…？

？？

あー…この先にあるよ
何か取りに来たの？
絆創膏とか救急箱とか…

ウーフ

ﾌﾙﾌﾙ…(首を横に振る)

？？

そっか……。
…じゃあ、またね。

ウーフ

うん………

ｶﾞﾁｬ……

ウーフ

し、失礼します……
(そういえば…
いつも不思議な場所がある
と思ってたけど…
それは世界が合わさったから
なのかな…？)

？？

あぁ、どうぞ。

？？

って、ウーフか。

ウーフ

あ、あのさ……大丈夫？

？？

あー……俺は平気だ！
ただ少し大変な奴の
観察を担当する事になって
ここ最近は疲れてるな…

ウーフ

そう…なんだ…
(なんだか、
無理してる様に見える…)

？？

あぁ、それで…
何か用か？
医療道具なら、
俺でも使えるからな！
何かあった時は任せろ！
今はアンラが居ないから
俺がやってるんだ！

ウーフ

そうなんだ。
実は僕ね……

ウーフ

ちゃんと話がしたくて…

？？

そうなのか？
ウーフにとって大切な時間を
俺で費やしても良いのか？

ウーフ

だ、大丈夫…

ウーフ

結構、進んでるから…

？？

そうか、
なら話し合おうか。

ウーフ

うん、お願い…
(きっと……
これで優徒と話すのは
本当の最後だから…)

一方、 (ユキ達の視点)

萃天ユキ(すいそら　ゆき)

二人とも遅せぇな…

ルーン

もしかして…
本当に迷子に…？！！

レイサ

そんな事は無いから
絶対に安心して！！

ミイ

って言うか…ウーフは、
どうして誰にも言わずに
出たんだろう？

萃天ユキ(すいそら　ゆき)

……どうせトイレだろ。
なんか急に来たんじゃねぇの？

柳瀬　梓(やなせ　しあ)

そんな事は無いと思う…
…だって数分経っても
二人とも帰って来ないよ…
だったら、
何か問題があったんじゃ…

ミイ

まぁ、
そんな所だろうね〜…

ルーン

じゃあ、
なんとかしないと…

萃天ユキ(すいそら　ゆき)

いや…。
多分、俺達は部外者だろ
いなりとウーフ、二人は
ココの研究所出身だ。
…だったら
俺達が首を突っ込んでも
分からない話でもしてるか
俺達が出る幕は無い。

アカリ

そうですね。
いなり様にも言われてますし
私達は待ちましょう

ルーン

そっか…
じゃあ、待とう！

萃天ユキ(すいそら　ゆき)

…………
(出来るだけ早く、
無事に帰って来ると良いが…)

？？

え…？

いなり

だから、
「お前と私で話そう」
って言ってんの。

？？

で、でも…どうして？

いなり

伝えたい事や気になる事を
伝えたり聞いたりしちゃ
絶対にダメなの？

？？

そんな事は無いけど…

？？

……良いよ。
別に急いではいるけど
数分位は遅れても大丈夫
…だから。

いなり

じゃあ決まりね。
でもココで話すと声が響くな…
そうだ、コッチ来て。

？？

うん、分かった…

ｶﾞﾁｬ…

？？

え、何で開けられるの？

いなり

まず一つ聞いておくけど
…この施設のセキュリティー
ってどうなってるの？

？？

えーと……
私がこんな事、言っていいのか
よく分からないけど…
少し不安かな…
出入り口のセキュリティーは
今日、改善するけど…。

いなり

あっそ…じゃ話すね。
私がこの部屋に入った時が
一回だけあったでしょ。

いなり

その時に落ちてた。
お前のじゃないと思うけど

？？

そう…なんだね。

いなり

マジでちゃんとしなよ
ま、侵入者を許す程だし…
もう改善は無理かもだけど

？？

う………
で、話って何？？

いなり

いつも切り替えが早いよね
本当に馬鹿らしい。

？？

まぁ、どれだけ愚かでも
人間は生きてるからね。
そんな時は誰だってあるよ

いなり

本当にそういう所が嫌い。

？？

ねぇ。
これって話し合いだよね…
何で私にバトンを渡さずに
バトンを当てるの？

いなり

だってお前は
「改善する事が出来ない」
って言ってるんだから
渡しても無駄になるだけ。
だったら真実を伝えた方が
タメになるでしょ。

？？

え？真実って何？
私は…いつも同じ…

いなり

嘘吐き！！！

いなり

いつもそう！！！
そう言って自分に嘘を吐く。
平気だって言ってるくせに
心はいつも限界！！！
どういうつもりなのかは
私もお前も知らないけど
もっと自分に向き合えば！！
ウーフが…
あんな事にはならなかった！
お前のせいでウーフは…！！

？？

………そうだね。
全部、私のせいだよ。

？？

って言うか知ってたんだ。
私の事とアイツの事。

いなり

私が書類を読んでた事、
気付いてたくせに。
ココに来て知らないフリ？
ふざけないで。

？？

でも…
私に私を○す権利はある。

いなり

ある訳ないでしょ？
お前は悪人なんだから
罪を償わないといけない。

いなり

…お前は償ってない。
いつも逃げてる。
嘘を吐いて逃げる。
だから逃れてしまう。

いなり

そんな事、
絶対に許さない。

いなり

まぁ、
さっきは感情的になり過ぎたけど
それ位になってまで言わないと
お前は絶対に自覚しないから。

？？

そっか。
…今までごめんね。
私は…逃れてたんだね。
償う事と向き合う事に。

いなり

はぁ…そういう所も嫌い。
本当は平気じゃないくせに。

？？

あはは…
バレちゃってたか。

いなり

別に私しか居ないんだし
素で居れば？？
ってか私の言ってる事、
ちゃんと理解してるの？

？？

…理解してるよ。
別に…
これが素だから良いよ。

いなり

じゃあ本音を教えてよ。
その建前で嘘っぽい話は
全て要らない。
本当はアイツの事を
どう思ってるの？
本当にお前の罪って
何か分かってるの？

？？

………
アイツは…大嫌い。
私の事を揶揄って、
嘲笑って虐めて、
本当に大嫌い。
でも…なんか…
そうじゃない気もして。
本当に不思議だね…。

？？

罪については、
別に分かってるつもり。
私からしたら…
彼の事も研究所の事も。
全て罪だと思ってる。

？？

……これで良い？

いなり

まぁ、良いよ。
アイツはお前が思ってる
「最悪な人間」とは
絶対に違うから。

？？

え…待って。
それってどうゆう…

いなり

じゃ、もう行くね。
ウーフを探さないと。

？？

え、ちょ…

いなり

はぁ……
少し時間がかかったな…
早く見つけないと
皆が心配するのに…

数分前ウーフ視点

ウーフ

…………

優徒

って言っても…
何を話すか？

ウーフ

…う…

優徒

ん？ウーフ、どうした？

ウーフ

違う…僕は…まず、優徒に…
謝らなくちゃいけない事が…
一つだけある…

優徒

それって…何の話だ？
俺は別に…

ウーフ

僕、実は……

ウーフ

元々は女だったんだ…。

優徒

え………？？

ウーフ

僕の過去の話をするね…

数分後ユキ視点

萃天ユキ(すいそら　ゆき)

…………

ルーン

でね！でね！！
そしたら、
ルイがこう言ったんだよ！

レイサ

え…ちょっと待って！！
そんな事があったの？！！

柳瀬　梓(やなせ　しあ)

それは……
ちょっと怖いよ…

アカリ

ルイ様は恐らくですが、
月に詳しくないですね。

ミイ

ん？！！
アカリちゃんが
はっきり言ったよ？！！

レイサ

あー……それはね…
聞かなかった事に…

萃天ユキ(すいそら　ゆき)

はぁ………
(こんな時に雑談するなよ…
まぁ、暇なのは分かるが
仕方ないだろ…。
○人鬼に襲われる事は
絶対に無さそうだし、
探しに行かなくても平気だと
俺的には思ったけど、
いなりは不安で探しに行った
それだけの事だ。
そう…それだけの……)

ユキ………？？

萃天ユキ(すいそら　ゆき)

ｯ………！！！！？

萃天ユキ(すいそら　ゆき)

(今のは…)

もしかして…ユキなの…？

萃天ユキ(すいそら　ゆき)

(やっぱり…でも何で？
あの時、絶対に…

萃天ユキ(すいそら　ゆき)

いや、そんな事は関係ない
今は向かうしかない…
だって会えるかもしれねぇ
大切な人に会わない訳が無い！)

萃天ユキ(すいそら　ゆき)

スマン！！！お前ら！！
しなちゃいけねぇ事があって！
それを今からやってくる！
とりあえず！！！
絶対に戻って来るから
安心して待ってろ！！

萃天ユキ(すいそら　ゆき)

じゃ！！！

柳瀬　梓(やなせ　しあ)

え…ちょ、ちょっと…

ルーン

うん！
いってらっしゃい〜

ｶﾞﾁｬ!!ﾊﾞﾀﾝ!!

萃天ユキ(すいそら　ゆき)

ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞ!!!!

萃天ユキ(すいそら　ゆき)

(早く行かねえと！！！
二度と会えねぇかもしれない！
最後に…！！！
ちゃんと言っとかねぇと…！
あの事を…！！！)

………

萃天ユキ(すいそら　ゆき)

…ココか？！！！

？？？？

嘘でしょ…？？？
本当にユキなの…？

萃天ユキ(すいそら　ゆき)

！！！！！？

？？？？

いや、きっと違うよね…
大丈夫…
ユキはココには来てない…
きっとそうなの……

萃天ユキ(すいそら　ゆき)

……そうだよ。
僕はお前の弟の
「萃天ユキ」だ。

？？？？

え……嘘でしょ…？？
なんで……
何でココに居るの……？

ルーン

今回はここまで！！！

ルーン

いやー……次回からは
ラストへ進んで行くよ〜

ルーン

色んな事が分かったり、
地獄へ向かったり…

ルーン

とにかく気合！！！(？)

ルーン

…えーと！(？)
次回も楽しみに待っててね！

ルーン

それでは、
バイバイ！！！

11日目のあの日まで。

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めちゃ遅れた… めっちゃ続きが気になる終わり方してるやんけ。。てかラストへ近づくってもうすぐ終わるってこと！？いやだ〜〜(((

つーずーきーがーきーにーなーるー😭

き、気になるところで終わってしまった… 続き待ってます！

のんのん

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
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11日目のあの日まで。

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