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歌い手と耳の障害者

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歌い手と耳の障害者

1 - 歌い手と耳の障害者

♥

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2022年09月05日

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(今日の予定は…ないか____)

紗良

ねぇ

はい

紗良

何でいつもイヤホンしてるの

音楽が好きだから

紗良

そうなんだ

紗良

どんなの聞いてるの?

えっと〜

紗良

聞かさせて

えっ

紗良

イヤホン片方左用貸して

いいけど

紗良

ふ〜ん

紗良

こんな曲聞くんだ

うん

紗良

なんか話してよ

じゃあ…

何で右側にいるの

紗良

っそれは…

だって俺___男だし
普通俺が車道側あるべきじゃない

紗良

そうなの

うん

紗良

じゃあそうする

何でだろ

紗良は所々違和感がある

紗良

ねぇ

紗良

ノート貸して

沙良のノートは

紗良

私のノートは____

見せて

紗良

うん

っなにこれ

沙良のノートは所々隙間があった

どうしたの

紗良

ゴメン

紗良

このノートの隙間を埋めてほしい

分かった

紗良

ゴメンね

紗良は足早にさっていった

紗良

ポロポロ

律くん優しいなぁ

こんな私にも優しいだなんて

紗良

あっうぅ

耳が____痛い

紗良

ん?ここは?

医者

病院ですよ

紗良

あっ

よく見るといつもの病院だった

そしてその医者もいつも見たこと がある

医者

倒れてたんですよ

紗良

そうなんですか

医者

そろそろ右も____

紗良

そんな_________

沙良大丈夫

紗良

大丈夫

紗良

(あれっ聞きずらい?)

医者

では私はこれで

紗良

はい

はいこれプリント

後これ

紗良

何これ

俺歌い手になるのが夢で

紗良

そうなんだ

だから聞いてくれる

紗良

うん

紗良

ポロポロ

紗良

上手いよ

本当!ありがとう

紗良

こちらこそ

じゃあ

紗良

待って

紗良

実は _________

ある日の沙良

紗良

どうですか

医者

右耳はもう一ヶ月もしないうちに
完全に使えなくなりますね

医者

場合によっては手術しないと
左耳にも支障が出るかもしれません

医者

それに手術したからと言って左耳に支障が出ないとも限りません

そんな…まだこの子は小学生ですよ

医者

手術しないよりはマシですし
成功率は高いです

そうですか

沙良どうする

紗良

えっとよくわかんないや

結局手術を受けることになった

医者

一応成功はしましたが

医者

左耳はいつ悪くなるかわかりません

分かりました

行こっか

紗良

うん

紗良

ってことなの

私は作り笑顔で彼に話す

そっか

律くんは悲しそうな 顔で聞いてくれてる

紗良

でも律くんに会えてよかった

えっ

紗良

私話すのが怖くなって

紗良

だけど律くんに会ってから話すことが楽しくなった

紗良

歌が楽しくなった

そっか

紗良

私この病気に勝ってみせるよ

沙良ならできるよ

紗良

ありがとう

しばらく紗良は入院することに

沙良!この曲いいよ

紗良

本当‼︎

次の日も

次の日も

俺は沙良に暇さえあれば会えに行った

そして俺は_________

沙良‼︎曲できたよ

紗良

本当‼︎

紗良

頑張ったね

明日持ってくるよ

紗良

分かった楽しみにしてる♪

楽しみだなぁ

紗良から?

とりあえず“来れる“っと

“了解“

どうしたの

俺が訪ねても 沙良は振り向かない

沙良?

何度訪ねても 沙良は振り向かない

沙良!

そう言って肩を軽く叩く

紗良

えっ律くんいたの!

紗良

声かけてよぉ〜

いや何度も声かけたんだけど

紗良

律くんなんか言ってよ

俺たちの話は噛み合ってないので 俺は試しに

これ読んで

紗良

っ!

紙に字を書いてみた

(やっぱりだ)

沙良は俺の声はもう聞こえてない

紗良

聞こえないの

紗良

何故かさっきから静かで

紗良

怖い

俺は沙良がそう言って何も言えなかった

そんな彼女を見るのが辛かった

沙良には「今日は遅いから帰るね」と言って帰った

それ以来彼女の病院を訪れることはなかった

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