トバス
桃
やべぇ、やべぇ、
ころんと約束してたのに今日長引いて1時半になっちまった
桃
桃
桃
紫
桃
紫
桃
紫
桃
紫
桃
桃
紫
桃
桃
紫
桃
桃
桃
紫
桃
紫
俺はさっきから止まらない咳を気付かないふりをして寝た
💜side
紫
今の時刻5時半ちょっとすぎ
だけどいつも俺たちを起こしてくれるさと兄が起きてこない
…6時になったら弟たち起こそ。
結局兄さんが部屋から出てくることはなく冷蔵庫の中にあった昨日の残飯をみんなで食べることにした
橙
橙
"さと兄"という単語を聞くだけで不機嫌になる弟が今俺にその不機嫌の元、っていえばあれだけど、それを俺に聞いてる
紫
青
赤
黄
紫
紫
赤
黄
橙
そう…さと兄は高校を中退してる
まぁ、俺らのせいなんだけど
紫
紫
変な空気を無くすためおれはそう言った
青
橙
黄
赤
さと兄以外はみんな仲良し
なんでこんなに嫌ってるの?って聞かれたら、俺はあんまり分かんない
多分みんなちっちゃい時に構ってくれなかったからとかなのかな
俺も前までそうだったし、
紫
橙
青
黄
赤
紫
紫
青
橙
紫
紫
青
橙
黄
赤
青
橙
紫
ガチャ
みんなが出ていった
紫
紫
💗side
桃
昨日から止まらない咳
それと同様頭と喉が痛い。
桃
立とうと思った
でも
桃
目眩がすごくて歩けることが出来ない
…俺がしっかりしなきゃ行けないのに。
なんでだよ、くそ、、
俺は自分を落ち着かせるため自傷行為を行った
桃
桃
桃
思わず力を入れすぎたため刃が皮膚を深く破り中に入っていった
…ドクドクと流れ出る赤い液体が俺の精神を落ち着かせる。
桃
落ち着かせたはいいものの目眩や頭痛が治るわけがなく
このままバイトをしても職場の人に迷惑をかけるだけなので仕方なく休むことにした
桃
そう思ってドアに手を掛けたらドアが開いた
桃
紫
桃
そこから入ってきたのはなーくん
桃
桃
紫
紫
桃
桃
紫
桃
紫
桃
桃
紫
桃
紫
紫
紫
こんな俺に心配してくれるんだなぁ、って思うよ
俺は全部中途半端だったから嫌われてもしょーがねーやつなのに
桃
紫
桃
桃
紫
そう言って立とうとしたら視界がぐるぐる回って自分の体を支えるためなーくんの肩を掴んでしまった
紫
桃
紫
桃
紫
💜side
さと兄の部屋のドアを開けたらさと兄が立ってた
紫
桃
すごい動揺してる
…すごく久しぶりにさと兄の部屋に入った
最後に入ったのは、多分まだ親がいなくなってすぐの時
俺はその時泣いてたから部屋に連行され頭を撫でてくれた
その時さとみくんはずっと俺に謝ってきた
なんでかは分からない
まぁ、今はそんなことどうでもいいんだけど
紫
桃
そういうさと兄
絶対嘘 顔色ちょー悪いもん
桃
紫
俺が部屋から出ようとした時肩を強い力で掴まれた
掴まれてる手がすごく熱く感じる
紫
桃
そういい何事も無かったかのように歩き出すさと兄
久しぶりにお話しよとか言ってたけど、
何話すんだろ、緊張、する。
まぁ、今更緊張しても遅いか
コメント
9件
投稿ありがとうございます!! 桃くん無理しないでくれぇ(;_;) でもこうやって読んでて 好きだなぁって思ってしまうの 許してくださぁぁい(、._. )、
ブクマ失礼します!
こうゆう系むっちゃ好きです!次も楽しみにしてます!