sakura
sakura
sakura
sakura
sakura
sakura
sakura
sakura
sakura
sakura
どれくらい泣いていたんだろう
窓の外を見ると、大粒の雨が降っている
窓が鉄格子のせいもあって、雨が中に入り込んできていた
青
僕は毎日この時間に、紫ーくんと話していた
その時間が無くなったからか、いつもより時間の流れが遅く感じられた
青
ぼーっと外の雨を眺める
「あとは僕が死ぬだけ」
そんなことを考えていた時
いつもの男たちの声が聞こえてきた
青
普段ならこの時間は誰もいないはず
青
モブ2
モブ
少し遠くから、男たちの慌ててる声が聞こえる
モブ2
モブ
モブ
モブ2
モブ2
モブ
モブ2
モブ2
青
突然僕の名前が出てきたことに驚いた
男たちの話を聞いていると、今からお客さんが来るんだろう、というのは容易に想像できた
ただ、その商品として僕の名前が出てくるとは思ってもいなかった
モブ
モブ
モブ
モブ2
モブ
そんな会話をしながら男たちの声は遠ざかっていった
青
青
売られるかもしれないという可能性が消え、僕はホッと息をついた
でも、周りからまたあの泣き声や叫び声が聞こえてくるのかと思うと、気が重くなった
青
僕は現実から逃げるように、薄っぺらいボロボロの毛布を頭から被って眠りについた
モブ
???
青
青
眠くてぼやけている頭に、男たちの声が入ってくる
それと同時に、目元を撫でられているような感覚を覚えた
???
青
目を開けると、そこには見たことの無い男がしゃがみこんで、僕の目元を撫でていた
???
青
その男は少し高そうな服を着ていて、すぐに僕たちを買う側の人間なんだと気づいた
青
青
そいつは見定める様に、僕をまじまじと見つめていた
???
モブ
モブ
モブ
???
???
モブ
???
そんなことを話しながら、この男は徐々に僕に近づいてきていた
それに合わせて僕も後ろに下がっていく
けど、思ったより後ろの壁が近くて、すぐに追い詰められてしまった
???
青
???
桃
青
モブ
桃
モブ
モブ
青
このままこの部屋を出ていってもらえれば、とりあえず一安心だろう
あの桃ってやつも、僕に対するイメージは、そんなに良くないだろうし…
………そう思っていた
桃
青
その言葉を聴いた瞬間、頭の中か真っ暗になった
正直、僕よりも他の子の方が絶対に言うことも聞くし、扱いやすいはずだ
その中で、なんでわざわざ僕を選んだのか、理解が追いつかなかった
それに、売られるということは、躾を受けなければならなくなる
しかも相手の要望が奴隷だった場合…
青
モブ
モブ
桃
桃
モブ
モブ
モブ
桃
モブ
桃
聞かれた質問に答える前に、その男はちらっと僕を横目に見た
そしてすぐ、まるで何かを楽しみにしている子供のような目でニヤリと笑って言った
桃
青
桃
僕の喉から出た悲鳴を聞いて、面白そうに近寄ってくる
楽しそうに僕を見つめながら、左の頬を撫でてきた
桃
青
桃
青
暴力や性欲処理に使われるなんて絶対嫌だった
そんなことになるんだったら、死んだ方がまし
絶対にそれだけは避けたかった
桃
そんな思いを無視して、この男は僕の頬を撫で続けた
モブ
モブ
桃
桃
モブ
桃
桃
撫でながら僕の顔を覗き込んでくる
青
目の前でどんどん話が進んでいくにつれて、僕の恐怖も大きくなっていく
青
桃
桃
モブ
モブ
モブ
桃
モブ
モブ
そう言って近づいてきた男はポケットから注射器を取り出した
中身はきっと、睡眠薬だろう
青
僕は逃げ出そうとして、扉へ向かって走った
でも、きっちりと鍵が閉められている扉は、もちろん開くはずもなかった
青
それどころか、2対1の状況で勝てるわけもなく、あっさり捕まってしまった
青
桃
そのまま扉に、体を正面から押し付けられた
青
モブ
モブ
モブ
そう言われた直後、首の後ろに濡れた脱脂綿が触れた
青
桃
青
そんな僕の言葉を無視して、すぐに注射を打たれた
中の睡眠薬が、僕の体に流れ込んできているのが分かった
その直後、視界がグラついて立っていられなくなってしまった
青
桃
青
体から力が抜けてまぶたが重くなっていった
暗くなっていく視界の中で、「おやすみ」という声だけが聞こえた
sakura
sakura
sakura
sakura
sakura
♡ちょうだいお願い( ´ •̥ ̫ •̥ ` )
コメント
83件
すごくわかります!
全く性癖いっしょですっ!!! さいこー!!!
ヤバい主さんと性癖同じだわ…:(•ㅿ•`):主さんのおかげで自分の性癖が分かってしまった(𓐍ㅇㅂㅇ𓐍)エェ…