ぬしぬし
⚠️誤字注意⚠️ ⚠️キャラ崩壊⚠️ ⚠️バッドエンド⚠️ ⚠️駄目作⚠️ ⚠️一人称・二人称・三人称の違いあり⚠️ なんでも許せる方のみお読みください🙇♀️ パクリ❌ 参考⭕️
ぬしぬし
ぬしぬし
湯気の名残が、まだ肌に纏わりついていた。
灯りを落として、随分と時間が流れた気がする。
けれど、俺は眠れなかった。
今日見た景色が、瞼の奥でスクリーンのように映り込む。
みこちゃんの輝いた笑顔も、一緒に。
みこと
ふと、声が落ちた。
いつもより、落ち着いた声。
すち
俺は暗闇の中、瞳を開けてそう答えた。
みこと
すち
少し寂しそうな声が耳に届く。
俺は寝返りを打って、言葉を待った。
みこと
すち
みこと
すち
みこと
すち
みこと
そのまま、少し笑い合った。
夜なのに声を出すと、変に響く。
だから、笑い声がすぐに小さくなって、息が重なるほどの静けさが戻ってくる。
みこと
すち
みこと
すち
みこと
みこと
その言葉に、俺は少しだけ布団の中で顔を動かす。
すち
みこと
みこと
みこと
みこと
すち
みこと
みこと
静かな声だった。
あの明るいみこちゃんが、夜になるとどこか壊れそうに小さな声になる。
俺はそのまま天井を見つめながら、小さく返した。
すち
みこと
一拍の空気の沈黙。
けれど、そこにはちゃんと音があった。
すち
みこと
すち
みこと
すち
寝息みたいに静かな呼吸が、互いの間で溶ける。
そして、みこちゃんは口を開いた。
みこと
その言葉が、夜の中で落ちた。
すち
みこと
すち
みこと
みこと
みこと
みこと
みこちゃんの声が、枕の向こうで震えた。
みこと
みこと
みこと
俺は、返す言葉を探せなかった。
ただ、手の中で毛布を握る。
すち
すち
みこと
すち
みこと
小さな笑い声。
けれどその声の奥には、少しだけ安堵の音が混じっていた。
しばらくして、みこちゃんがぼそっと言う。
みこと
みこと
すち
俺は暗闇の中で、心の奥がじわりと痛むのを感じた。
───御曹司。
─── 組織のターゲットになり得る、血筋。
報告すれば、確実に“仕事”は動く。
けれど、その命令を受けることがこんなにも重いと思ったのは初めてだった。
本当に、殺す必要があるの?
“普通でいたい”と笑ったあの声を、どうして消す必要がある?
みこちゃんは、ただ“普通に”生きようとしているだけだよ。
俺とは違う。
誰かの跡取りとしてじゃなくて、ただの「みこと」として。
それを奪う理由が、どこにある?
自分の胸の奥で、何かが軋んだ。
考えれば考えるほど、胸が締めつけられる。
痛みなのか、迷いなのかすら分からなかった。
任務終了まで、あと1ヶ月。
なのに、俺の心はとっくに任務から外れているように感じた。
みこちゃんの寝息が落ち着いてきたと思った頃、 ふと、布団の向こうからまた声がした。
みこと
すち
みこと
すち
沈黙が少し流れて、みこちゃんは躊躇うように言葉を探していた。
みこと
すち
みこと
その問いかけに、心臓が一度だけ音を立てた。
布団の中で視線を天井に向ける。
答え方を探しながら、喉の奥で小さく息を整えた。
すち
みこと
みこちゃんの声が、少し明るくなる。
みこと
すち
みこと
少し笑ってから、言葉をゆっくり選ぶ。
すち
すち
みこと
すち
みこと
みこちゃんの声が少し小さくなる。
暗闇の中で、空気が変わる。
俺はほんの少しだけ、布団を握りしめた。
すち
すち
みこと
すち
それだけ言って、軽く息をつく。
沈黙が責めるようでも、慰めるようでもなく、ただあたたかかった。
みこと
すち
みこと
すち
みこと
その笑い声が、夜の静けさの中でやけに柔らかく響いた。
みこと
すち
みこと
やがて、布団の向こうから「おやすみ、すちくん」と囁きが届く。
俺は返事をしなかった。
ただ、その声の余韻だけが胸の奥に残って、 どうしてか、少し息が苦しくなった。
守りたかった。
この関係も、この夜も。
壊したくないと願った。
けれど俺の“秘密”は、そんな願いを叶えない種類のものだった。
目を閉じる。
みこちゃんの寝息が、また近くにあるように感じる。
それを数えながら、俺は眠りに落ちた。
ぬしぬし
ぬしぬし
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ぬしぬし
コメント
13件
やっと♡♡♡屋のターゲットにされている理由が分かったー!! それでもちょっとまだ秘密が・・・ありそうですね。続き楽しみ!

あ、あ…あと1ヶ月でみこちゃんの事を……すちくんもみこちゃんのことをやるなんて出来ないよね… 続きが予想できなくて凄く好きな物語です!