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独り

2 - 広くて明るい子供部屋。

♥

40

2022年10月02日

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玲奈

……あれは…

お外かなぁ!

玲奈

そうかもしれないわね…

私達は今、出口へと向かって ゆっくりと歩いている。 その時に扉を誰かが開けて 一筋の光が見えた。 とても眩しくて少しクラクラする。 久しぶりの光に凛はとても 喜んでいる様に見えた。

お日様の光かなぁ…

凛はうっとりと、その 一筋の光を見つめていた。

玲奈

…凛、足痛くない?

え?どうして急にそんな事聞くの?

玲奈

……凛はとっても細くて可愛いから
あまり歩かせたくないのよ、!

それだったらおねーちゃんも
可愛いしとっても細いよ…?

玲奈

おねーちゃんの事は気にしないの!

???

おい、お前ら。

玲奈

…何?

???

遅すぎるぞ。

玲奈

そうかしら、結構な間歩いてない
からじゃないかしら?

???

お前らに合わせてるととっくに
明日になりそうだ。

玲奈

それはごめんなさいね。

玲奈

でも、貴方のその触手で私達の
事持ち上げたりとか出来ない
のかしらね。正直もう足が痛いわ。

???

その望み通りにしてやろうか?

玲奈

そう言うなら出来るみたいね。

???

試してたのか、

玲奈

あら、バレてしまったわね。
勘が鋭いのね。

???

勘というより俺はニンゲンやら
モンスターやらの感情を覗ける
能力があるんでな。そこらへん
不便ではないぞ?

玲奈

案外羨ましいわね。

???

そうでもないかもな?

玲奈

…もしかして悪い感情しか
覗けたりしないとかあるの
かしら?

???

そういう訳では無いが
ポジティブに当たると
吐き気がしてくる。

玲奈

ポジティブって貴方にとって
身体に害するものなのね。

???

ところでお前、思っていたより
頭脳派の様だな?

玲奈

そこまででもないわ。
飛び級は日本には
ないもの。

???

あぁ、確かに此処は日本という
狭い所だったな。日本語って案外
面倒臭いよな。覚えるまでに
俺以外の奴らは数年かかってたな。

玲奈

貴方は元々日本語を知っていたの?

???

まぁな。昔ながら本が好きでな。
色んな言語の本を読んでたさ。

玲奈

…気になるかもしれないわね。

???

今度見せてやろうか、

玲奈

…凛がいない時にね。
脳がパンクしちゃう、

???

軽く馬鹿にしてるな…面白い。

玲奈

馬鹿になんてしてないわよ?

???

それに加え自覚なしとは…
とんだ毒舌だなお前は、

そんな会話をしている間に もう出口付近まで来てしまった。

玲奈

さぁ凛、やっとお外だよ。

そうだね!おねーちゃん!

うわぁ!本当のお外だよ!
広ぉーい!凄いよおねーちゃん!

玲奈

そうね……

*目が痛くて堪らない。 -悲しい。-

頭の中に急にその言葉が響く。 とても五月蝿い。耳を劈く様な、 轟音、とでも言う様な音。

玲奈

ッウ"ウ"…!?

???

…おい、どうした?

おねーちゃん…?おねーちゃん!
どうしたの!?おねーちゃん!

誰かが私に話しかけている。 けれど目も霞んでしまった上、 何も聞こえなくなった以上は 何も返事が出来なくなった。

*何も聞こえない。相手は誰? -恐怖-

私に追い討ちをかけるように 更に大きい音が耳に響いた。 そして、私の意識はそこで 終わりを迎えてしまった。

玲奈

…うぅ、?

めあさん!めあさん!
おねーちゃん起きたー!

???

そうか。

玲奈

凛…凛……?

そうだよ!おねーちゃん!
私……凛、凛だよ!

玲奈

凛……?泣いてるの…、?

ごめんなさい…!ごめんなさい!
心配で…ぅぅ、

玲奈

大丈夫よ。大丈夫だからね。
怒っていないから…

ひぐっ……うぇぇん…おねーちゃん、
怖かったよ…いなくならないでぇ、!

玲奈

いなくなったりだなんてしないわ。
凛が大事だもの…置いて行けないわ、

???

お取り込み中悪いがお前、
今…目、見えてるか?

玲奈

…まぁ一応ね。

???

もう1つ質問するぞ。あの時
何が起きた。

玲奈

急にとても五月蝿い声が私の耳に
響いてきて、そこから視界が……
霞んでいってそれから声も聞こえ
なくて最後にまた声が聞こえたの。
でも上手く聞き取れなかった。

???

そうか…聞いた事もないな……

玲奈

…ところで此処は何処なの?
それに凛、あのスケルトンを
めあさんって言って…?

そうだよ、あの人ね、
ないとめあって…人だから
呼びにくくてね……

玲奈

そっか…

???

…此処についてだが此処は
日本で暮らす為の基地的な
建物、とでも言っておこうか。

玲奈

基地にしてはあまりに
子供らしいわね。

???

此処を創造した奴が
そういう奴でな。

???

可愛いお部屋は一応だから、
とか言って聞かなかったんだよ

玲奈

それより創造っていうのが
気になるのだけれど。

???

そこまで説明すると時間が
掛かるんだよ、

玲奈

分かった…これについては
今は置いておくわ。

???

物分かりが良くて助かる。

玲奈

取り敢えず私はもう大丈夫
だからこの部屋を出られ
ないのかしら?

???

何故出たいと思う?
子供部屋というのだから
お前は好きなはずだろ?

玲奈

明るすぎるのよ。
目が痛いの…

玲奈

さっきの光を見た時も同じ、
とても痛かった。

???

そうか…

玲奈

もう少し暗い所に行きたいわ。

???

まぁ、あんな事が2度も起き
たら流石に堪らんからな。
分かった。さっさと立て、
出るぞ…

玲奈

……分かってるわ。

急いで立とうとして みるが中々立てない。

玲奈

(力が入らない…。

???

おい、どうかしたのか。
もしかしてまた……

玲奈

違う…力が入らなくて
歩けなくて、

???

……運んでやろうか?

玲奈

あら…是非お願い
してもいいかしら、

???

…俺に感謝しろよ。

そう少し乱暴そうに言うと 背中に生えた触手で 私を軽々と持ち上げた。

玲奈

…これは……

うわぁ…めあさん凄いねぇ!

???

これ位は当たり前だ。

玲奈

……出来れば凛もお願い
できないかしら?

???

まぁ、出来なくもないが…

玲奈

それじゃあ良いかしら?

???

別に構わない。

やった!凛もやって
貰えるの?

と、楽しそうに話す凛を 横目にそのスケルトンは 凛も持ち上げた。 少しだけ私の時より 優しい持ち方な気がする。

高いね!おねーちゃん!

玲奈

…そうね、

天井に手が届きそうだよ!

えへへ…パパに投げられた時
より高いなぁ……

玲奈

な…投げられてって、凛それ
どういう事なの…?

うーん?その通りだよ!
首の近く持ってもらってね!
それでね!

玲奈

いや…もう大丈夫よ、凛。

そっかぁ!分かったよ!

???

(投げられた…か、

そうして、私達は広くて明るい 子供部屋から出た。

これにて2話終了です! 115タップお疲れ様でした! 更新遅くなってしまいすみません! そして、[独り]の第1話での♡が 100突破致しました!皆さん 本当にありがとうございます! では3話でお会いしましょう! 本当にありがとうございました!

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