テラーノベル
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朝はいつも、お母さんのうるさい声で目が覚める
母
桜子
うるさい。もう、全てが嫌いになりそうだった。
母
桜子
行くわけがない。行きたくないのだから。
バタンッ(戸が閉まる音)
桜子
紬
桜子
紬
桜子
よく言わされてるのは弟の紬だ。
でも、弟だから、暴言は吐けない
桜子
いつもこれを繰り返す。
紬
桜子
友達なんて、いるわけない。
だって、不登校だから。
桜子
私は無理やり、弟を外へ出そうとした。
紬
桜子
行かないってば。何回言ったら分かるの
桜子
弟は頑固だ。すぐ私を連れ出そうとする。
紬
桜子
紬
桜子
心配、ね。そんなこと言って、本当は心配してくれた人なんて居ないのに
桜子
ピンポーン(インターホンの音)
桜子
紬
インターホンが鳴って、私は仕方なく、外に行くことにした
ガチャッ
桜子
そこには、一人の少年が立っていた
無一郎
桜子
知らない人が名前を知っている。、、警察かな
桜子
私は警察に連絡しようと、恐る恐る、携帯を出した
桜子
無一郎
少年は、諦めずに戸の向こうから声を出していた。
桜子
無一郎
無一郎
コメント
2件
何伝えたかったんだろう