春
ミミ
平太
太陽
亜美
佳奈
謎の少女
cino
ガチャ
春
春
春
春
春
そう勝手に結論を付けて 1人で 崩れた亜美の家へ走る
ダッダッダッ
ミミが居たら… 止められてただろうな
必死に走っていた俺は その通知音に気づかず 走り続ける
瓦礫をかき分け地下室の母体を探す
春
欠片が腕に刺さって しまったようだった。
辺りを見渡しても 人は誰もいない
無心で掘り返し続けると
やっと地下室へ続きそうな 階段を見つけた
コツコツ…
肉塊でできた辺りから 1つだけ聞こえる 俺の足音。
太陽や平太、 そしてミミの事を 思い出しながら
行く理由も無いように 進んでいく。
薄暗い階段を降りた先には
ミミと別れる原因 になってしまった場所。
春
謎の少女
春
謎の少女
謎の少女
前もそんな返事をしていた 気がする。
そうじゃないとしても 命を軽い気持ちで見るやつは 人間じゃなくても
許せない
春
そう告げると 沼鬼の母体の首を 締め付けていく
でめ何故か俺も 苦しくなってきた。
春
もしかして… 俺も
沼鬼…なのか?
春
俺は
ここまで来て 何もやらないなんて
そんなことはできないんだ!
春
息ができなくなってきた。
沼鬼も苦しそうだが 表情を変えない。
意識が無くなる直前、
幼いあの頃の 嫌な記憶が鮮明に 思い出されてくる。
俺が小学生1年の時。
春ママ
春(幼少期)
春ママ
春兄①
春兄②
幼少期からひらひらの 服を着せられたり
女の子みたいに 髪を伸ばされたり
一時期は本当に 死のうかと思っていた
そんな時にお父さんは
春パパ
春パパ
春パパ
春パパ
その言葉をかけられた時の
気持ちは今でも忘れていない
じっとそれを眺めていると
足元が溶けてきた
ああ、もう時間か。
最後には…
ミミに会いたかったな
コメント
4件
うひょ(?) あと何のメーカーで作ってるのぉぉ