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あなたは私の太陽

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あなたは私の太陽

1 - あなたは私の太陽

♥

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2019年07月26日

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医者

真昼さん、あなたの余命はゼロ…です

真昼

え?

医者

あなたはとても難しい病気にかかっています。

医者

あなたの命がいつ消えてしまってもおかしくない。そんな状況なんです。

真昼

そんな…

医者

あの…真昼さんのお母様は?

真昼

母は海外にいて、仕事で忙しいのであまり日本に来れないんです

医者

そうですか…ご家族にもちゃんと話しておいてください

真昼

はい。分かりました。わざわざありがとうございます。

医者

いえ。では…

真昼

はあ…余命宣告なんて…ていうかいつ死んでもおかしくないって…

真昼

どうしよう…とりあえずお母さんに連絡しないと…出てくれるかな…

真昼

もしもし、お母さん?

お母さん

どうしたの?真昼?

真昼

お母さん…私…私…

お母さん

どうしたの?あなたまさか泣いてるの?

真昼

私…余命宣告されたの。というかもういつ死んてもおかしくないんだって…

お母さん

え!?あなたどこの病院で見てもらったの?

真昼

近所の嵐山病院…

お母さん

分かったわ…後でそこに連絡してみる。近いうちに日本に帰ってくるわ

真昼

うん…ありがとう…お母さん…

真昼

はーあ…これからどうしたら…

その後私は家で残りの人生を過ごすことになり、学校は行かないことになった。

そんなある日

ピンポーン!

真昼

はい?

拓斗

あ、あの俺…同じクラスの柏木拓斗。プリントとかを届けに来たんだ

真昼

拓斗くん!

拓斗くんは私が密かに片思い来てる男の子だったからドキッとした

拓斗

にしても驚いたよ。いつも元気な真昼がいつ死んでもおかしくないって…

真昼

そうだよね…私も驚いた

拓斗

親はいないの?

真昼

一時期日本に帰って来てくれたけど…

真昼

仕事で問題があってアメリカに戻っちゃった…

拓斗

そっか…じゃあ大変だな。

真昼

うん。

真昼

ねえ、私ね余命はゼロだけどこんなに元気なの

真昼

でもね、いつ何時死ぬかわかんないの。だからね、私と行きたいところに出かけて欲しいの

拓斗

え?

真昼

もちろん、休日だけでいいし無理にとは言わない。

真昼

でも拓斗くんは私が信用してるクラスメイトのひとりなの。

拓斗

俺が…?

真昼

そう!お母さんがいない分拓斗くんと最後の時間を楽しみたい。

真昼

ってやっぱりダメかな?

拓斗

いいよ。

真昼

ほんとに?

拓斗

俺だって元々暇人だし、こんな俺でも真昼の残り少ない人生の役に立てたら嬉しいし

真昼

ほんとに?ありがとう!

それから私たちは凄くたくさんの場所に出かけた

真昼

拓斗くん!本当にありがとう!

真昼

今日の遊園地も楽しかったなー!

拓斗

うん。あの…俺さ…

真昼

うっ…

拓斗

真昼!?真昼!?

ピーポーピーポー…

真昼

ここは…?

拓斗

真昼!?ここは病院だ。救急搬送されたんだよ。

お母さん

真昼!?真昼!

真昼

お母さん!ごめん!会いたかった…

真昼

うっ…痛い…

お母さん

真昼!ダメよ!真昼は持っても2、3日…

真昼

うん…

お母さん

安静にしてないと…

真昼

分かった。お母さん。

真昼

一つお願いがあるの。

お母さん

なあに?

真昼

おうちに帰りたい。

お母さん

うちに?そんなことしたら余命が…

真昼

分かってる。でも…余命が減っても大好きなうちに帰りたいの

お母さん

分かったわ。医者に相談してみるわね。

数日後

真昼

お母さん…私…もう…

医者

真昼さんはもう長くは持たないでしょう

真昼

お母さん…

お母さん

真昼…無理に喋らないで…

真昼

ありがとう…あと…机の下のたんす…あ…け…て…

お母さん

真昼ー!

先生

というわけで、真昼さんは亡くなった…辛いと思うが…クラス全員で冥福を祈ろう

真昼の親友

真昼…真昼ぅ…ごめんね…ごめんね…

拓斗

そっか…真昼が…

先生

それで、柏木。君に真昼さんから手紙が

拓斗

え…僕に…?

先生

後で読んどきなさい。

拓斗

はい…?

拓斗くんへ 今まで本当にありがとうございました。 この手紙を読んでるってことは私はもう死んじゃったんだね…笑 やっぱりちょっと悲しいかな… でね、実は拓斗くんに伝えたいことがあるの。 もしかしたらなんなのか分かってくれるかな? 私は拓斗くんが好きです。 つきあってください。とは言えないけど とにかく好きです。 ほんとはね、わたしだっていきたかったんだよ? でもさしょうがないじゃん。 だから最後に拓斗が好きで好きでたまりません。 これだけ伝えたかった。 それじゃあさよなら。 真昼

拓斗

う…うう…真昼…

真昼の物語はこれでおしまい。

ちょっとだけ悲しいけど真昼は誰よりも楽しそうに生きてた。

ほんとに彼女は太陽のような子だった。

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