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コメント
1件
夜の森は危険なので立ち寄らないのがおススメ(`・ω・´)
それは満月の夜の事だった。
静寂に包まれた森の中
突如君は現れた
僕
その少女は僕の質問に微笑みで返す
少女は僕の表情を数秒眺めたあと、手を差し伸べてきた
僕は差し出された手をゆっくりと掴む
少女は握り合う手の力を少し強める
そして僕の手を引き空へと飛び立つ
月光を映し、天使の翼のように輝く悪魔の翼に目を奪われる。
視線に気付いたのか、少女が振り返り笑みを浮かべた。
その霰石のような色の瞳と金色の髪が僕たちを照らす月と混ざり合い神秘を生み出す。
僕らはここから始まった