保加野
あ、あのさ
須々田
ん?どうしたの?
保加野
ちょっと大事な話があるんだけど
須々田
ん、何?なんでも聞くよ
保加野
ありがと
保加野
保加野
俺さ、好きなんだよね
須々田
え?
飛び跳ねたいくらいに嬉しかった。
私は初恋が叶った今この瞬間を、神に感謝___
保加野
中野さんが
出来なかった。
須々田
へえ、そうなんだ
保加野
いや反応薄くね!?
保加野
俺こんなの言ったの須々田が初めてなんだけど...
須々田
いやまあ、春ちゃんモテるし
須々田
誰かから告白されたなんて聞き飽きたわ
保加野
いやまあ、そう言わずにさ
保加野
俺に協力してくんない?
須々田
別にいいけどさ
須々田
なんで私?
保加野
そりゃあ、中野と一番仲良さそうだし
須々田
はぁ...
須々田
で、何すりゃいいの?
保加野
まずは俺と中野さんが2人だけで話せる状態を..
須々田
キモッ
保加野
るせーな
須々田
まあいいや
須々田
明日の放課後私がお腹痛いって言って帰る前に春ちゃん1人にするから
須々田
頑張りな
保加野
天使か???
須々田
お見事正解
保加野
いややっぱ見間違いだったわ
須々田
殺すぞ笑
保加野
じゃあ明日、よろしくな
須々田
須々田
下駄箱の前の階段で春ちゃん座ってるから
須々田
終わったら報告ね
保加野
おう
保加野
ありがとな
保加野
ありがと須々田
保加野
ちょっと長くなっちゃったけどごめんな笑
須々田
いや普通に長いから
須々田
私が怪しまれるわ
保加野
ごめんって笑
須々田
まあいいけどさ
須々田
じゃあまたなんかあったら
保加野
いやいっぱいあるから!
保加野
次はさ___
それから2ヶ月
私は苦しい気持ちを押し込んで
保加野に協力し続けた
保加野
あのさ、
須々田
はいはいどーした
保加野
いやほんとに、真面目な話だって
須々田
そろそろ告白ってやつ?
保加野
まあそうなんだけど、
2度目の失恋を前に
少しぶっきらぼうな口調になる私
惨めで惨めでしょうがない
須々田
それは流石に自分でしなよ笑
保加野
保加野
分かった
須々田
うんうん、一応春ちゃんが1人になれる時間は用意するしさ
保加野
いや、要らない
須々田
え?
保加野
また後で改めて言うけど今ここで、1回言わせてほしい
保加野
須々田、好きです
須々田
保加野
付き合ってください
須々田
え?
須々田
い、いやなんで
須々田
春ちゃんが好きって
保加野
いやまあそうだったんだけどさ
保加野
俺になんだかんだ言いながらめちゃくちゃ協力してくれて
保加野
自分のこと分かってもらえたって思えたり
保加野
その他にも色々あるけど
保加野
やっぱりお前と話してるのが1番楽しいんだって分かってさ
須々田
はあもう、
須々田
私のこの2ヶ月はあってよかったのか悪かったのか
須々田
私も好きだよ、保加野
保加野
え、まじ?
須々田
まじ
須々田
初恋だからね?
保加野
うっわなにそれ照れる
須々田
え、気持ち悪笑
私は心の底から喜んだ
ああ、頑張って良かったなって
私絶対幸せになる
そう心に誓った
これが私の、チャットあるある...?