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表裏一体。

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表裏一体。

8 - 表裏一体 Ⅶ

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2019年11月06日

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さぁて…怪盗さん方には頑張って貰いましょうか…

✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼

ディア

前回のおさら〜い。

ディア

姫川がヘリに乗り込んで来てなんやかんや私達の屋敷へ帰ってきた。

ディア

が、なんやかんやあり()私、過呼吸。姫川、抱きしめる。という(謎の)構図が出来上がった。

ディア

え、姫川…?となってるとまさかの放送で警察が乗り込んで来たのが発覚。

ディア

私達は一体どうなってしまうのかー。今後に乞うご期待ー。(カンペガン読み)

ディア

…なんで私がこんなことしなきゃいけないんだ…はぁ…

✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼

《邪魔》

ディア

…なんで、警察…?

姫川

…!もしかして…これ…

姫川が出してきたのは明らかに発信機と見られるもの。

ディア

チッ…全部壊しとくべきだった…!!

過去の自分への不注意を悔み壁を殴ると、姫川がこっちを見てるのに気が付いた。

ディア

…、あぁ、はい。

姫川

!?

なんでこっちを見てるのかは分からなかったが大方手錠やらなんやらを返せ。だろう。

全部姫川に投げると姫川は驚いたような納得のいかないような顔をした。

姫川

このままじゃ、ディア…、捕まっちゃいますよ…?

ディア

はっw警察なのに怪盗の心配するなんて、余っ程のバカかお人好しじゃない。

さっきまで座っていた椅子に腰掛け、冷めてしまった紅茶を啜る。

ディア

…私は面白い事しかしない

どこか楽しそうに歪められた顔は自分でも分かる程酷く不気味だった。

グルッペン

…。

屋敷の一番奥の部屋。

不機嫌そうに組まれた足は少し揺れ、 意志を宿した綺麗な赤眼は少し細められ虚空を映していた。

何分経っただろうか。

何も考えずにただひたすらに時間が経過していくのを待つ。

いつ警察が来るのか。案外早いかもしれない。なんて考えながら行き場のない手を弄っていると、

トントン

っ!グルさん…ッッ!

扉が開き、探し回ったのか荒い呼吸をしたかつての同僚が居た。

グルッペン

…なんだとん助か。

彼はそれを心底つまらなさそうに見やると腕を前に差し出す。

トントン

…は。ぐるさ…なにして…

目を丸くして心底意味が分からない。という顔をする"警察"にはよ手錠かけろ。と言わんばかりに腕をもう一度差し出す。

グルッペン

俺はお前ら(警察)に興味は無い。
早く連れてけ。意味の無い時間は無駄だ。

トントン

……で。

グルッペン

あ?

トントン

なんで…なん。いつからそんな…、いつからグルさんはそんなんになったん…!!!

目に薄い膜を張りながら問い詰めてくる"警察"。

その表情に笑みを浮かべたグルッペンは口を開いた。

グルッペン

いつから?お前が知らなかっただけで元から俺はこんなさ!!!

トントン

ぐる、さ…ん。

「俺の知ってるグルさんはこんなんじゃない。」そう涙しながら言った"警察"にお前の知識不足だ。と言い渡し自ら警察の方へと出向こうと部屋の扉に手をかける。

トントン

"怪、盗"…俺は必ず、アンタを捕まえる…。

先程までとは違いしっかりと意志の宿した目で見つめられる。

それを見たグルッペンは可笑しそうに口元を綻ばせ、嗤った。

グルッペン

やれるもんならやってみるがいい!!!

ディア

それで捕まってんのだっさ。
だっさ←

グルッペン

仕方ないだろあんな所にケーキがあったんだ…

しかも捕まった理由めちゃめちゃダサい←

グルッペン

でもお前ら全員捕まったるだろ。←

ゾム

やってそんなんあの不人気が哀れで…←

オスマン

JKに戦闘は似合わないめぅ〜

体力無いし←

ディア

捕まった方が面白そうじゃん。←

グルッペン

約2名頭のおかしい奴がいるゾ〜!!

オスマン

ところでロボロどこいったん??

ゾム

ついにあいつ視界にまで入らなく…!?

会議室(ほぼ牢屋)に縛られている怪盗一同(チーノ、ロボロは除く)

大半のやつの捕まった理由がふざけた理由だがピンチなのには違いない。

シャオロン

はっwええざまやわ。

ゾム

見てみ…あの不人気…。哀れやろ?

ディア

…あれ見たら捕まりたくもなるわ←

オスマン

なんかオーラから違うもんな…

可哀想に…

シャオロン

お前らなんなん!?!?捕まってるって自覚あんのか!?

煽ってきた不人気警官を哀れむ目を向けながら脱出する術を考える。

1人、何も言葉を発さなかったグルッペンが一点を見つめている。

ディアは1人視線の先を辿り納得する。

グルッペンに見つめられた男は深くため息をつき、こちらに寄って鍵を外した。

???

人使い荒いわぁ…

ひとらんらん

…コネちゃん…?なに、してんの…?

???

ん?あぁ、

コネシマ

改めまして"怪盗wrwrd"のコネシマですちっす!

一瞬の静粛。

ショッピ

せ、んぱい…?

ショッピ

冗談、ですよね?そんな冗談笑えませんよ…?

辛うじて口を開いたのであろう、コネシマの後輩に当たるショッピが震えた声で尋ねる。

それに警察署内では一度も見せなかった酷く冷めきった視線を向ける。

それを直接向けられたショッピは少したじろいだ。

コネシマ

はっはっはw冗談??何がや??俺は初めからずっと怪盗やで??w

顔は笑っているが目と、声色が笑っていない。

『初めからずっと怪盗だった。』

ずっと信頼し仲間だと思っていた彼に言われた言葉は絶大だった。

うわ言のように「嘘だ…」なんて呟くショッピ等をいつものようにふざけた目ではなく"心底つまらない"という目でディアは見つめる。

ディア

だから忠告してあげたのに。

いつの間に隣に立っていたのかグルッペンがディアのその呟きに反応する

グルッペン

ほぅ…忠告とは珍しい。情でも湧いたのか?

ディア

別に。

予想通りの反応されてもつまらなかったから。そう言い矢張り期待外れだった。なんて言う。

未だ硬直し動けない警察を横目に天井裏からチーノが降ってくる

チーノ

ヒーローは遅れてやってくる!!って言いたいとこなんですけど遅れすぎたみたい☆

チーノがよく分からないセリフを言っているとやっと意識が覚醒したのか、警察の1人が言う。

エーミール

なっ…!怪盗は7人の筈じゃ…!!

オスマン

いつから7人だけだと錯覚して居た???←

ディア

マンちゃんキャラどうしたー???←

ゾム

殺していい?

あかんよ?

グルッペン

チーノ、逃げ道は確保してるのか?

チーノ

もっちろんですよぉ〜!

コネシマ

んじゃ行くか。このままここにおってもなんも出来んし効率悪いわ。

チーノ

そいじゃ、さん!にー…いちっ!

ディア

!!

チーノが煙幕を投げた時、何気なく姫川を見た。

どうせアホ面を晒してるんだろう。くらいの気持ちで。

思った通りアホ面で、どうせ信じきれてないんだろう。 でも見るべき場所はそこじゃない。

姫川の胸にスナイパーに狙われている時限定の、赤い点が見えた。

誰も気付いてない。 今ならまだ間に合う。

床を思いっ切り蹴って姫川の方へ行く。

後ろでグルさんの呼び止める声が聞こえるが知らないフリ。

姫川の驚いた顔が目に映る。

全部スローに見えた。

ディア

『邪魔。』

姫川

っ…!!

自分の口角が上がった気がした。 姫川、いい顔すんじゃん。

……、耳を劈く様な銃声が1つ響いた。

✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼

(どこへも行くな。)

(お願いだから離れていかないでくれ…)

__彼の声は届かない。

✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼

あれこの辺が1番熱くね??←

てかグルさんあんなかっこよく言うたのに…w

あ、ところでサムネ(?)が変わってるの気が付きました?

いやまぁ言うて文字入れただけなんですけど← なんかかっこいい(?)

んー…ディアちゃん好きぃ… (もちろん姫ちゃんも好きです)

すらさんと打ち合わせ(もどき)の時も思ってたんやけど『邪魔』ってかっけぇなぁ…

多分姫ちゃん可愛い担当でディアちゃんがかっこいい担当やな(?)

次回辺りで先後輩と毒素ギスギスさせてぇ〜なぁ〜…(特に先後輩)(願望)

あ、スパイの予想あってました?? コネさん。あの人にも冷めてて欲しいな← てか心無いから冷めてるか((殴

んじゃまぁ…すらさん(姫ちゃん)視点とフェルさんの次回をお楽しみに!!

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