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桃赤短編

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桃赤短編

3 - 桃赤♪

♥

1,037

2022年11月02日

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桃赤 ご本人様とは一切関係ありません

スマホを持ち いつもと同じアプリを開く。

数秒後には ある男性の声が聞こえていた。

その男性。 おれの推し、 おれはいわゆるオタクというもの。 stxxx_ 桃くん。

桃くんは stxxxのメンバー。 最年長だが 最年少のような可愛さ。 そして何よりかっこよさ。 イケボまで重なると かなりの人気を集めるメンバーだった

今日も配信をするとのことなので、 いつものようにコメントをする。

「 わこ桃‪っ! 」

これが人生の救いだった。 コメントを読んでくれなくたって、 大好きな推し。 彼女にだって一生なれない。 ただ、おれはこの人に ついて行こうと思ったのだ。

変な恋をしてしまったものだ。

‪‪❤︎‬

あはっ、~~っ?!

‪‪❤︎‬

??!、っ、、 W

今日の配信が 間もなく終わろうとしている。 やっぱり 何度見ても 飽きないや。

‪‪❤︎‬

今日はこの辺!!、

‪‪❤︎‬

明日だっけ?

‪‪❤︎‬

公式生放送あるからね、またそこで!!

しばらく音楽が流れ、 ツイートをしてからスマホを閉じる。

今日も。 最高だったわ、おれの推し…。

また桃くんのことを考えながら、 眠りについた。

日曜日。 午後8時、 今日は公式生放送がある。

バイトを早めに切り上げ、 急いでまたいつものアイコンを タップする。

stxxxメンバーが歌っている曲。 それはもう最高で。 放送が始まる前だが それだけで満足だった。

数分たっただろうか。 グループのリーダー、 紫さんが話を始める。

紫~くんのわこぷり、と共に コメント欄が速度を早める。

おれだって負けないくらい コメントするけど?

順調に話を進めていると、 ようやくおれの最推し、桃くんが 呼び出された。

桃くんよりの箱だし、 まあ誰でも嬉しいけどやはり 最推しとは違うものだった。

やがて全員が呼び出され、 ゲームやら雑談やらを始める。

と、そこでいきなり真剣な 空気に変わる。

‪‪❤︎‬

みなさん、重大なお知らせしちゃっていいですか?!!

重大なお知らせ、、? 前々から言っていたことだろうか。

‪‪❤︎‬

おお?!

‪‪❤︎‬

いやあ、びっくりしますよねっ

紫~くんのあの発言から もう5分...

‪‪❤︎‬

発表します!!っ

やっと発表するとのこと。 一体なんなのだろうか、

‪‪❤︎‬

なんと?!

‪‪❤︎‬

おおっ?!、

心臓がいたくなる

‪‪❤︎‬

stxxx!!っ

‪‪❤︎‬

久々のっ!!

‪‪❤︎‬

あ、もうむり、桃くん頼むっ!!

‪‪❤︎‬

おい青!!っw

‪‪❤︎‬

…、なんと?!!

‪‪❤︎‬

お話会が?!あるとか?!

‪‪❤︎‬

ないとか~!!?っ

ん?お?ぇ?

‪‪❤︎‬

え…?、

気がついた時にはもう 公式生放送は終わっていた。、

しばらくして stxxx公式LIN✘‎がくる。

それは お話会の詳細などだった。

‪‪❤︎‬

すう、っ

‪‪❤︎‬

…、え?

お話会には 行ったことがある、が。 今回の会場は おれの家から近すぎるところ。

‪‪❤︎‬

やばいやばい、っ.. くるの?!!

おれは慌てて色々購入し、 当選発表の日を待った。

数週間後。 今日は待ちに待った当選発表の日。

おれはもうドキドキしか ない状態だった。

時間になり、スマホをゆっくりと 開く。 うっすらと目を開けると、 奇跡が起こっていたのだ。

当選

‪‪❤︎‬

は、っ

その日は、 中々眠りにつけなかった。

少したち、あと少しで お話会とのこと。

もう心臓が爆発していた。 なんなら体が爆発

‪‪❤︎‬

この服で、っいいかな?

手に持っているのは桃くんの好みだ。 えろい。

‪‪❤︎‬

えへ、桃くん喜んでくれるかなっ..

その日が待ち遠しくて、 毎日中々眠れなかった。

ついに迎えた当日。 おれよりもグッズを 沢山持っている人たち、 親を連れて歩いている 幼稚園から小学生の子。

沢山の人に 愛されてるわおれの推し

服があれなため 上着を着ている。 そのせいかなんだか 2度見されている気が…

「次の方。 」

ついにおれの出番。 今から久しぶりに桃くんに 会えるんだ。

おれは るんるんで上着を脱いだ。 そして桃くんの元へ 向かった。

‪‪❤︎‬

どーもっ ( ニコッ 、

‪‪❤︎‬

ぁ、えとっ...むり、/

この日のために用意しておいた メモだって、カバンの中で グシャグシャなんだ。

おれは必死に 喋った。 おれの思い、伝わったかな??、

‪‪❤︎‬

かわい

‪‪❤︎‬

はあー!!大好きです、っ!!泣

‪‪❤︎‬

ありがと、おれも大好き( ニコッ

‪‪❤︎‬

ひーっ!!泣

「 お時間です 」

あっという間。楽しかった。 また会えたら、

‪‪❤︎‬

〜っごめん、楽屋で待っててもらえる?知り合いのふりで!!

‪‪❤︎‬

へ、えっ??

ポケットをそっとあさると、 紙切れが入っていた。

ぶくま嬉しいです🙊

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