テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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今宵は君の夢を見て　この夜が明けるまで

第9話 - 「…ごめん、ほんとに。…やっぱ、話したい。」

1,750

2025年03月04日

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#noya

#hrur

#crpt

わわ

風洋ヒロ

JAPAPA1225

「じゃあ、この辺でお開きにする？」

のあ

「そうですね！もう４時…ｗ」

たっつん

「みんないつ寝てるん？」

ﾋﾟﾛﾝ♪

yankunn

『俺は日中ずっと～』

URi

「いや、ゆあんくんはな？」

HIRO

ん～、俺は帰ってきてから軽く仮眠取ってる！

たっつん

「えぇ?!俺はもう授業中寝てるで?!」

URi

「俺も同じく～」

JAPAPA1225

「えっ、マジ?!」

JAPAPA1225

「俺はもともとそんな寝なくても平気な体質！」

ﾋﾟﾛﾝ♪

yankunn

『いや、お前よく遅刻してんじゃねぇか』

JAPAPA1225

「ゆあんくんには言われたくない、ｗ」

のあ

「そうですね～ｗ」

のあ

「私もヒロさんと同じです！」

HIRO

じゃぱさんはうらやましいな～ｗ

ﾋﾟﾛﾝ♪

yankunn

『じゃ、お開きで！』

のあ

「OKです！では！」

たっつん

「じゃあな～！」

JAPAPA1225

「じゃあね～！」

ﾋﾟﾛﾝ♪

次々とメンバーが抜けていく中、通話には俺とうりさんだけが残った

いつも通り、挨拶をして抜けようとして…

HIRO

じゃあね、うりさん！またあしｔ

URi

「ヒロくん、ちょっと待ってくんない？」

HIRO

え…？いいけど…

何の話だろ…？

URi

「なんかさ、ヒロくん、」

URi

「…よそよそしくない？てか…なんか、ため込んでない？」

URi

「なんか、そんな気ぃするんだけど…」

HIRO

…は、

声が漏れ出てしまった

それは…驚きなのか、呆然としたのか…わからない、なぜかは

URi

「なんか…ずっと、ずっと上の空」

URi

「何かに支配されたみたいに…それだけを見て、人形みたいに動いてる感じ」

HIRO

…何それ…大丈夫だって！、！

URi

「大丈夫じゃねぇから言ってんだよ」

URi

「なんか、暗黙の了解だっただろ」

URi

「個人的に問いただすことは絶対にしないって」

URi

「個人的に相談を持ち掛けることはあってもな、」

URi

「行きすぎたり、裏で関係がぎくしゃくしたりすることのないように」

URi

「それを破ってまで…聞くんだからな？」

URi

「なぁ、どうなんだよ」

HIRO

…へーきｯ…

…心当たりが…ないといえば、嘘

神城さんのこと、助けなきゃってっ、…あの日から義務みたいに、

…いや、「みたい」じゃなくて、「義務」か、

…だって俺は、

神城　雪

『委員長、』

青山　直斗

『流石委員長、！』

先生

『委員長～』

HIRO

俺は…”委員長”だから、…

HIRO

「ゆーとーせー」でいなきゃ、

HIRO

俺が…俺が…望まれる姿で、…

URi

「…おい、なんでそんなこと、…」

HIRO

…だってさ、俺が、俺がやらなきゃ、…

URi

「お前だけじゃないだろ？なぁ、」

HIRO

五月蠅いｯ…だって…俺、俺が、…

HIRO

俺が…俺が始めたんだから、…最後まで、

お”いｯ💢

HIRO

ひっｯ…ﾋﾞｸｯ

URi

「なんだよｯ?!なに勝手に思い悩んでんだよっ?!」

URi

「何が起こってんのかは…俺、…よくわかんないけど、」

URi

「マジでさ、一回全部吐き出してみろよ」

URi

「別に、なんだっていいだろ」

URi

「ｗ、顔も声も、名前すら知らねぇ奴になんか言ったところで、」

URi

「結局、何も変わらねぇよ、形は」

URi

「意味なんてなくていいから、いったん一旦全部言ってみろ」

URi

「順序とか説明とか、どうでもいいから」

HIRO

…いやｯ…、

URi

「…言え」

URi

「吐け、じゃねぇと俺、この後永遠とメッセージ送り続ける」

HIRO

…ｗ、なんか、もっとマシな代償なかったの、ｗｗｗ

HIRO

別に言うことなんてないよ！

URi

「…あのさ、マジで」

大きな、大きなため息をつく音が聞こえた

…一方の俺は、先走ろうとする口をどうにか押えていた

URi

「…言ってくれ…お願いだから」

URi

「マジでさｯ…そうじゃないと俺、なんにもできないってことになる」

URi

「お願いだから…頼む、」

URi

「な…？いいだろ…？」

…よわよわしい声が、俺の背中を押してくる

甘い天使が誘惑をしてくる

「言っちゃったら楽になれるよ、前に進められるよ」って

…俺は抗えなくて、…ためらうことなく口を開いた

HIRO

あのさぁｯ…、

…「委員長」のこと

俺の親の事

神城さんのこと

直斗の吃音症のこと

…きっと、言葉の羅列は意味をなしてなかった

ふ、と我に返ったのは

俺の気象の時間を告げるアラーム

気が付けば時計は午前５時半

俺は、一時間半も、…

HIRO

…ごめん

URi

「なんで謝るんだよ、ｗ」

URi

「もっと聞かせてくれね、？」

HIRO

…なんでそんなに、…

URi

「…だって、」

URi

「俺は、俺が楽しくいきたいから」

URi

「俺が気に留めることなく笑えるところを、自分で作ってるだけ」

URi

「神城ってやつも…そうなんじゃないのか？」

URi

「そいつのため、委員長の役割を果たすため、とかじゃなくて、」

URi

「単純に…ヒロくんが、そいつを助けたかったから…が、初動だったんじゃない？」

URi

「それを…見失うなよ」

URi

「一人で全部やれなんて…誰が言った」

URi

「息をついちゃいけないって、限界のときは止まっちゃいけないって…誰が言った」

URi

「実際…俺だって、みんなに肩を支えられて、なんとか歩いてる」

URi

「向いてる方角が前かは…まだ、わからない」

URi

「でも、進んでる」

URi

「…な？持ち過ぎだよ、荷物」

URi

「もうちょっと…よっかかってくれない？」

URi

「見てられねぇって、…な？」

URi

「俺等が…申しわけなくなる」

URi

「それで、それぞれの荷物を持ちすぎて、」

URi

「みんな、倒れるから」

URi

「だから…これからは、頼ってくれよ、！」

…あーっ…

考えたこと、なかったなぁ…

…朝日を後ろに感じながら、

人工的な電子機器を前に、

ぎこちなく…ゆっくりと頷いた

HIRO

…うん、

HIRO

ありがとっ…！

URi

「ｗ，じゃあ…」

URi

「さっきので、…本当に終わりか？」

…え

HIRO

うん！もう大丈夫！

URi

「…そうか」

URi

「ありがとな、じゃあ！」

HIRO

うん！

ﾋﾟﾛﾝ♪

HIRO

…っ…?!

…そんなこと、言われたら、

うりさんにはｯ…あのこと…

風洋ヒロ

…はぁ〜…

言わなくて…よかった、？

ほんとにっ…？

うりさんを…騙した、またｯ…

荷持っ…全然、軽くなってないよ、

今、寄りかかるふりをしただけだよ、ｯ…

俺っ…俺…さ、

どうしたらっ…

…でも、

風洋ヒロ

ほんとに、このままで…

”俺”は、

風洋ヒロ

…いいの…？

俺ｯ…うりさんにはｯ、

うりさんにはっ…！

風洋ヒロ

っｯ…

俺は、閉じたばかりの通話画面を開き、

「URi」とのチャット欄に、

文字を打ち込んだ

一つ一つ、丁寧に

…最後の句点で、指が震えた

「…ごめん、ほんとに。やっぱ…話したい。」

今宵は君の夢を見て　この夜が明けるまで

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hr裙 ... !! 自分の素直な気持ち ... 全部 urrnに話しちゃって ... 、 !

ひろくん頑張れ!! このまま話せると良いね！続き楽しみにしてますね♫

🐑裙その勢いで話しちゃえっ！

わわ

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