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グループトークにて。
如月 琉生
皆さん。
如月 琉生
キャンプについてなんだけど、
俺の親と真白の親がキャンプについてきてくれるって。
俺の親と真白の親がキャンプについてきてくれるって。
如月 琉生
そんで、日にちは８月１日～２日ってなったんだけど、どう？
刹那 真白
俺はもちろん大丈夫！！
松尾 華澄
うちも！！
本橋 鈴
私も大丈夫です
砂川 星
俺も大丈夫
若草 椥
俺も
如月 琉生
おっけー！
じゃあ、８月１日の午前６時に
○○駅集合で。
じゃあ、８月１日の午前６時に
○○駅集合で。
如月 琉生
俺の車で送ってくから、待っててね～
８月１日。
本橋 鈴
(楽しみだなぁ。)
本橋 鈴
(…でも。)
…あの日。
如月 琉生
俺のこと好きになってよ。
本橋 鈴
…え？
如月 琉生
(…あ。)
如月 琉生
(やばい。)
如月 琉生
(口が滑った。)
如月 琉生
…って感じで告るってのはどう？？
本橋 鈴
え…
本橋 鈴
そう言われても…。
本橋 鈴
(びっくりした。)
本橋 鈴
(告白されたのかと思ったけど)
本橋 鈴
(そ、そんなわけないよね！？)
如月 琉生
あれ、鈴の顔真っ赤だよ？
本橋 鈴
か、か、かかかかからかわないで下さいよ！！！
如月 琉生
あははっ、ごめんね？
本橋 鈴
(本当に如月くんは…)
本橋 鈴
(でも、如月くんは応援して、くれてるんだ…。)
本橋 鈴
(確かにいつまでも人見知りじゃ…)
如月 琉生
どうしたの？鈴。
本橋 鈴
わ、私！
本橋 鈴
キャンプで、す、す、砂川くんに気持ち伝える！！
如月 琉生
うん、応援してるよ。
如月くんは目を細めて笑った。
本橋 鈴
(とは、言ったものの…)
本橋 鈴
(こ、こ告白出来るかなぁ。)
松尾 華澄
あ、鈴おはよー！！
本橋 鈴
あ、華澄ちゃん！！椥ちゃん！！
本橋 鈴
おはようございます！
如月 琉生
おーい。
如月 琉生
こっちだよ！
そこには車が２台とまっていて １つの車に如月くんと砂川くん
もう１つの車に刹那くんが乗っていた。
如月 琉生
乗って乗って～！
如月 琉生
鈴はこっちにおいで。
如月くんはウインクをした。
本橋 鈴
う、うん！
本橋 鈴
(やったぁ。砂川くんと一緒の車だ。)
如月 琉生
(…なんてね。)
如月 琉生
(俺が一緒に乗りたかっただけ笑)
如月 琉生
(だから星を俺の車に乗せた、なんて)
如月 琉生
(鈴には言えない。)
刹那 真白
もちろん、椥はこっち乗るよな？笑
若草 椥
…は？
若草 椥
ニヤニヤすんな、キモいから。
刹那 真白
ごめんごめん。
刹那 真白
可愛くてな
若草 椥
…え。
カッと顔があつくなった。
刹那 真白
ふっ、顔赤くなってやんの。笑
刹那 真白
んー！着いた！！
本橋 鈴
風が気持ちいいです！
真白の母
さてさて、子供たちは遊んでおいで
琉生の母
夜ご飯の準備はしておくからお腹空かせておいで。
本橋 鈴
あ、ありがとうございます。
松尾 華澄
ありがとうございますー！
刹那 真白
川行こーぜ！川！！
本橋 鈴
だだだ大丈夫かなこの水着…
本橋 鈴
は、恥ずかしいよぉ
松尾 華澄
大丈夫大丈夫！
松尾 華澄
私がその水着選んだんだから！
本橋 鈴
う、うん。
本橋 鈴
(華澄ちゃんはスタイルいいからなぁ。)
本橋 鈴
あ、あれ、椥ちゃんは川に入らないんですか？
若草 椥
…あぁ。
若草 椥
(俺は入れないんだ…。)
刹那 真白
えー！？椥入らないのー？
真白は後ろから抱きついてきた。
若草 椥
…変態。
若草 椥
お前、ほんと変態だな。
若草 椥
(…顔が近いんだよ。
くそ、調子狂う。)
くそ、調子狂う。)
砂川 星
二人とも水着似合ってるね。
松尾 華澄
ありがとっ！
松尾 華澄
(今の普通に返事返せてたかな…)
本橋 鈴
ありがとうございます。
本橋 鈴
(優しいなぁ…)
川に向かった。
若草 椥
あれ、行かなくていいの？
刹那 真白
え、あぁ、うん。
若草 椥
せっかく来たんだし、行ったら？
刹那 真白
いや、行ったら寂しいだろ？
若草 椥
なっ…
顔がカッとあつくなった。
若草 椥
…そうかも。
若草 椥
(こいつの前なら弱い所見られて良いかも。)
若草 椥
(俺、やっぱり変だ。)
刹那 真白
ふっ。
刹那 真白
素直でよろしい。
真白は俺の頭をくしゃくしゃにした。
刹那 真白
俺、お前の髪の毛サラサラで好きなんだよな
刹那 真白
髪の毛、伸ばしてよ。
若草 椥
それは、無理だ。
若草 椥
無理なんだ。
刹那 真白
そっか…。
真白は悲しい顔をして微笑んだ。
若草 椥
(何も聞いてこない。)
若草 椥
(…なんで。なんで？)
なんでお前は
そんなに優しいんだ。
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