れある
れある
れある
れある
れある
れある
れある
9月1日、なんの日か分かるか ?
正月?クリスマス?そんなお祝いなんかの日ではない
3日前
彼女
彼女
彼女
彼女
まただ。
僕はただ目立ちたくないだけなのに
その結果、みんなを傷つける。
でも別に傷つけたいわけではないのだ
もういいやとスマホを閉じた。
ふと部屋のカレンダーを見ると
8月29日と記されている
テレビを付けると特集がやっていた
アナウンサー
アナウンサー
アナウンサー
アナウンサー
疑問に思ったのでスマホで調べてみることにした。
目立つことが嫌いな僕はこの日、ある決意をした。
翌日
母
母
母
母
母
母
8月30日
友達
幼馴染に電話をかけた
といっても最近は会ってなかったから話すのは久しぶりだ
友達
友達
友達
楽しかった。
久しぶりっていうのもあるけど
こいつと話しているとすごく居心地がいい
友達
友達
通話
09:01
外に出た。
久しぶりだ。
ホームセンターで縄を買った
右に曲がって少し遠回りして家に帰った
いや。ただの気分だ。
母
母
母
母
母
母
母
遂に明日…
本当にするのか、?
いや。決めたのは自分だ。
………………
8月31日
母
父
父
父
久しぶりにたくさん遊んだ
すごく楽しかった
母
そう。明日から学校
母
………………
今日の夜…僕は…
父
父
母
高校卒業、
社会人、
またなにも変わらない
なにも変化のない一生、
なら__________________
母
母
父
母
父
母
父
母
父
母
父
父
母
…うん。
夜0時を回るまで
ゆっくり準備をして待った。
9月1日になるのを。
椅子を置いて
天井から縄をぶら下げて
怖いという感情はなかった。
ただ
もしも来世があるのなら
また同じ家族と、幼馴染と、出会えたらと強く願う。
そして時期に時計の針が0時を回った頃
椅子に乗り首を引っ掛ける準備…
…僕はこの3日間 いっぱいウソをついてきた。
でも1つだけ、1度も嘘をついていない事実があった。
そう。なにもないのだ。
これが僕の悩み。
なにもない。
同じ日の繰り返し。つまらない。
そんな理由で?笑
なんて思う人が多いだろう。
だが僕は変化が欲しいのだ。
1日1日変化を求める。人間の欲は深すぎると自分でも思う。
でもしょうがないだろう。
1度全てを洗い流し綺麗になれたならどんなに素敵なことだろう。
縄に首をぶら下げ
運の良い事に縄が短いからすぐ__そうだ。
………………
ここからの記憶が無い。
だが確かに息の切れる直前、父さんと母さんの姿が見えた気がした。
走馬灯だろうか。
僕は生きているのだろうか。
真実は闇の中だ。
れある
れある
れある
れある
れある
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