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みや
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#絶世の悪女は魔王様に寵愛される
えな 💫💐
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#ゆあえと
ノアあの
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コメント
3件
すごい…!第一話から既に胸が締め付けられたよ😭💕 資料館の静かな空気、ガラスケースの中の遺品、そしてあの白黒写真。普通の夏休みのレポート課題だと思ってたら、まさか「また、会おう」って書かれた写真を持った瞬間にタイムスリップ!? しかも自分だけに懐中時計の秒針が動き出す演出がゾクゾクした…。 80年前のあの日の広島に飛ばされちゃった主人公、この夏なにを経験するんだろう。めっちゃ続きが気になるよ…!みやさんの世界観、すごく好きです🌸✨
人は 「過去を変えることはできない。」 と言います。
でも、過去で誰かと出会い、
その人と笑い、泣き、 同じ時間を過ごせたとしたら。
それでも、その思い出は 「変えられない過去」なのでしょうか。
それとも、
未来へ続く 「大切な記憶」 になるのでしょうか。
新連載 「君と過ごした、あの夏」 7月1日start!
et
私は、机に突っ伏した。
教室には夏の日差しが差し込んでいる。
セミの鳴き声。
窓から入る風。
もうすぐ夏休み。
なのに、
teacher
先生の一言で、
みんな一斉にため息を吐いた。
classmate
classmate
classmate
みんなが話している。
私は歴史がちょっと苦手。
...いや、
かなり苦手。
戦国時代もごちゃごちゃだし...。
戦争なんてもっとわかんないよ〜。
friend
友達が笑う。
friend
et
図星。
friend
et
et
翌日。
夏休み初日。
青空。
暑い。
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私は日傘を差しながら歩く。
目的地は、
平和資料館。
学校で配られた パンフレットを片手に入口へ入る。
et
学生。
外国人。
家族連れ。
静かな空気だった。
展示室。
ガラスケース。
古い制服。
学生帽。
手紙。
お弁当箱。
焦げた時計。
私は一つひとつ見ていく。
これ、本当に使ってたんだ...。
教科書でしか見たことなかった...。
思ってたより、
胸が苦しくなる。
奥へ進む。
そこには、
大きな白黒写真が 飾られていた。
et
思わず足が止まる。
写真には、
若い男女12人が笑っている。
みんな笑顔だった。
et
一人の男の子。
黒髪。
明るい笑顔。
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もちろん。
会ったことなんてない。
なのに、
心がざわつく。
et
隣には説明文。
「昭和20年7月に広島で 撮影された 学生たちの集合写真。」
昭和20年。
1945年。
80年以上前...。
私はもう一度写真を見る。
et
初めて見るはずなのに。
どこか懐かしい。
そんな気がした。
その時だった。
カチッ
小さな音。
et
振り返る。
ガラスケースの中。
古びた懐中時計。
さっきまで止まっていた秒針が、
ゆっくり動き始めていた。
カチ。
カチ。
カチ。
館内の人は誰も気づいていない。
私だけが見ている。
なんだろう。
自然と足が動く。
ガラスケースの前まで行く。
時計を見つめる。
その瞬間。
ガラスに、
私の姿が映った。
......と思った。
でも、
一瞬だけ。
後ろに。
写真の12人が立っていた気がした。
et
振り返る。
誰もいない。
...気のせい?
もう一度ガラスを見る。
今度は、
私一人。
疲れてるのかな。
小さく笑う。
その時。
館内にアナウンスが流れる。
「まもなく閉館時間となります。」
「お帰りの際は、 お忘れ物のないようにご注意ください。」
もうそんな時間⁈
時計を見る。
夕方の6時。
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私は出口へ向かう。
資料館を出る。
夕焼け。
オレンジ色の空。
「レポートどう書こうかなぁ。」
「歴史苦手だけど...。」
「今日見たことなら書けそう。」
そんなことを考えていると、
ふわっ。
一枚の紙が飛んできた。
et
慌てて掴む。
それは、
古びた写真だった。
さっき見た。
あの12人の写真。
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資料館の展示品じゃなかったの?
裏返す。
そこには...。
手書きで一言。
「また、会おう」
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その瞬間。
強い風。
写真が光り始める。
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景色が揺れる。
足元が消える。
et
視界が真っ白になった。
その夏は、
まだ誰も未来を知らなかった。
episode1 end