前田蓮
あれ…?
前田蓮
俺、死んだんじゃ……
???
そう考えるのは早いぞ
前田蓮
え?
周りは光に包まれなにも感覚がしない 一体、この空間とは…?
???
そなたは前田蓮と言ったな?
前田蓮
ああ。俺は前田蓮
???
ホッホッホッ!
???
前は残念だったのお
前田蓮
前…?
前田蓮
ああ、あの事か
???
覚えてあるではないか
前田蓮
まあ悔い残ることだからな
???
悔い残ると言ったな?
前田蓮
ああ
前田蓮
それが?
???
ホッホッホッ!
???
そなた、ピッタリじゃ
???
ではもしもう一度人生を歩めると言ったらどうじゃ?
前田蓮
あ………
前田蓮の顔が少し強張る 拳を強く握り締め歯を食いしばった
前田蓮
やり直せるのか?
???
それはどうじゃろうな
???
もう一度人生を歩めるのじゃ
前田蓮
……じゃあお願いします!!!
これまで以上に大きな声でそう叫んだ
???
ホッホッホッ!
???
期待しておる
???
前田蓮…いや鳥居朝樹(とりいあさき)
父
おお!朝樹!おはよう!
そう大柄の男は俺を優しく抱き上げた
前田蓮
(なんだこの男は…)
母
優しくしなさいよ
父
はは!それくらいわかっとるわ!
低く渋い声が俺の耳に響く
前田蓮
(誰だこのおっさん)
父
朝樹〜!
俺はふと自分の体を見る すると、体が小さくなっていた
前田蓮
(はああ⁉︎俺、赤ちゃん⁉︎)
前田蓮
(ってことは朝樹って俺の名前?)
父
どうした〜?そんな嫌な顔をして
鳥居朝樹
(なんで俺は赤ん坊に…)
父
可愛いな〜朝樹
母
朝ごはん出来たわよさっさと食べて仕事行きなさい
父
はいはい
そう言い、大柄の男はダイニングテーブルのそばにある椅子に腰掛けた
鳥居朝樹
(ところで俺…どうなっちまうんだ)
母
そういえば今日、お友達連れてくるんでしょ?
父
ああ。そうそう虹輝な
母
名前は聞いてないけど…夜?
父
ああ。俺が仕事から帰ってきたら一緒に帰ってくる
母
そんな遅くでいいの?
父
ああ
父
平気らしい
母
そう。まああまりうるさくしなでよね朝樹もいるのだから
父
ああそれは気をつける
父
おっ!もう仕事に行かないと
母
そう気をつけてね
父
うん!
と大柄な男は家から出て行った
鳥居朝樹
(ってさっき虹輝って言ってたよな…)
朝樹(前田蓮)が知っている虹輝とは前世にて仲良くしていた友人である
鳥居朝樹
(まあ世界に虹輝くらいいくらでもいるわな)






