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佐知

史疲れて寝たな

賢吾

そうだな

佐知

朔叶は
何処にいるんだろうな

賢吾

部屋とかじゃねぇのか?

佐知

そうだといいんだけど…

佐知

ん?

賢吾

なんだその紙は

佐知

置き手紙かな

少し外に出てきます 帰る時間帯は分かりませんので 鍵閉めてても大丈夫です朔叶

賢吾

あいつは何やってんだよ

佐知

こんな時間に

賢吾

俺探しってくる

佐知

待って賢悟きっと月叶にも
色々あるんだよ

佐知

2人で待ってよう

賢吾

そうだな…

もうすぐ
春休み終わるね

葛葉

そうだな

明那

クラス替え楽しみ

葛葉

俺は楽しみじゃない

く〜ちゃん人見知りだもんね

葛葉

く〜ちゃん言うなよ

ごめんごめん

明那

‪𐤔‪𐤔

誰1人今日の事を話そうとしなかった きっとみんなそれなりの優しさなんだろう 聞かれてないことに少しだけ安堵する

次いつ会おうか?

葛葉

そうだな

朔叶

海…

明那

海か

いいじゃん海

葛葉

そうだな

朔叶

えっ?

葛葉

お前が言うたんだろう?

朔叶

そうなんだけど

何かあるの?

朔叶

いや別に…

明那

だったらいいじゃん

僕はこの辺で

明那

じゃ俺も

おやすみ

明那

おやすみ

葛葉

朔叶少し公園よろうないか?

朔叶

いいけど?

帰りたくなかったからちょど良かった 葛葉は言葉に棘あるけれどその裏には ちゃんと優しさを持ってる

葛葉

最近嫌な
事でもあったのか?

コンビニいた時も 叶と明那が話してても会話に 混ざろうとしてなかったいつもなら ふざけ合い話すのに今日は大人しかった

朔叶

何も無いよ

葛葉

だいたいお前が大人しい時は
何か悩んでる時なんだよ

葛葉

それにお前…

朔叶

ん?

葛葉

いやなんでもない

朔叶

なになに気になるじゃん

葛葉

袖から少しだけ見えたんだよ
切り傷みたいなのが

朔叶

あぁ

朔叶

バレた?

朔叶はぎこちない笑顔を見せ 少し手が震えていた

葛葉

お前叶と一緒で頑張り
すぎるから少し心配なるだよ

朔叶

えぇそうかな

バレたでも葛葉は責めたりして来なかった 逆に慰めてくている言葉はぎこちないけれど 一生伝えようとしているのが伝わってくる

葛葉

後今日のメッセージめちゃくちゃ
心配したんだから明那達と探しても
見つからないし電話にも出ないしで

朔叶

ごめん充電切れてたんだよ

葛葉

でも生きてて良かった

朔叶

うん

朔叶

ごめん…

葛葉

月きれいだな

朔叶

うん

朔叶

もう疲れた

初めて朔叶の弱音を聞いた その言葉は一言だったけど 俺には重く聞こえてたどう 励ましっていいか分からなかった それでも月叶を抱きしめてなきゃって 思ってしまった

朔叶

苦しい

朔叶

どうしたらいいの?

朔叶

僕には分からない

葛葉

そんな時はこうするだよ

朔叶

葛葉服汚れる…

葛葉

洗濯するから汚せ

朔叶

なんだよそれ

静かに震えながら俺の 服をつかみ小さい子供のように 泣いていた

葛葉

落ち着たか?

朔叶

うん

朔叶

なんかスッキリした

朔叶

ありがとう葛葉

葛葉

頑張り過ぎて
倒れるなよ

朔叶

うん

朔叶

眠たくったし帰るわ

葛葉

そうだな

いいこと言いますね

明那

そうすっね

葛葉

なんでいんだよ

朔叶の様子が違ったから

明那

そうそう気なって

朔叶

みんな

朔叶

いいから
さっさっ帰れよ

あっ照れた

朔叶

うるさい

明那

いつもの月叶

葛葉

いつから見てたんだよ

えぇーとね

最近嫌な事あったとのこから

朔叶

明那は?

明那

俺も

朔叶

最初からじゃん

葛葉

はずい

朔叶

嫌なことは寝て忘れよう

明那

そうそう

朔叶のゆう通り

明那

またな

葛葉

ちゃんと生きとけよ

死ぬなのよ

朔叶

わかってるって

朔叶

おやすみ

葛葉

おやすみ

おやすみ

明那

おやすみ

朔叶

玄関の鍵空いてる?

わざと開けて置いてくれたんだろうか そんな事しなくっても外で寝たのに

靴を脱ぎロビングの方を見てみると 明かりがついていた何しているんだろう

佐知

朔叶

朔叶

あっ…

賢吾

お前何処に行ってたんだよ

朔叶

コンビニだよ

佐知

友達と行ったのか?

朔叶

うん

朔叶の顔を見てる身と 少し目が腫れていた 何かあったと気軽に聞いては いけないような気がした

賢吾

話があるから着いてこい

朔叶

うん

怒られるんだろうか 怒らっていいここ居たって 気が休める場所がない 僕の話なんか聞いてくれないで 罵倒されるんだから

佐知

賢吾…

賢吾

座れよ

朔叶

うん

賢吾

今何時だ?

朔叶

今は…10時42分

佐知

何で
連絡してくれなかったの?

何で声もかけずに 外に行ったんだろうか 置き手紙には理由が書かれていなかった 知られたくない事だとしたら

朔叶

置き手紙…

朔叶

したから

朔叶

大丈夫かなって

今怒らるてるのかこんなやつの事なんって 放っておけばいいのにその優しさがまた僕を 苦しめるどう言葉にしたらいいのか分からなかった

賢吾

俺はそゆうこと
言うっるんじゃねぇぞ

賢吾

勝手に家から
出て行くな探したんだぞ

朔叶

史くん泣いてたし
邪魔したら悪いと思って

ここまで聞こえていたんだ 月叶は自分を後回しにする子なのかな それもそうかあんな両親の所に行ったもんな 人の感情に敏感になるはずだ

朔叶

後僕は大丈夫ですから
放りってください

朔叶

迷惑はかけませんから

月叶は少し声を荒らげ 俺達から距離をを置こうとしていた 彼はどんな風に過ごしてきたんだろうか

佐知

朔叶俺達は
心配したんだよ?

朔叶

心配?

佐知

うん

朔叶

なんで?

賢吾

それは家族だからだろう?

朔叶

僕は…

朔叶

家族なの?

佐知

そうだよ

朔叶

僕なんか家族にしたら
迷惑かけますよ?

賢吾

そんなとこと思わねぇよ

朔叶

そうなの?

賢吾

本当だ

佐知

そうだよ月叶
史も俺も賢吾も家族だよ

朔叶

うん

佐知

困ったことが言葉にして
教えてくれたら力になれるからさ
今の気持ち言葉にして教えてよ

朔叶

僕は今…

声が震える手も足も思うように 動かない言葉も考えも上手く まとめられない

朔叶

怒らると思ったけど
違うくって

佐知

うん

朔叶

ちゃんと話聞いてくれた事に
嬉しいかった

佐知

ありがとう教えてくれて

少しだけ自分の気持ちを話してくれた事に 嬉しさを覚える少しつづでいいこれから 家族として暖かく見守って行こう

朔叶

うん

賢吾

お前何で目が赤いんだ?

朔叶

目にゴミが入ったからだよ

佐知

そうか

朔叶

うん

佐知

今日はもう遅いし
お風呂入ってようなか?

朔叶

わかった…

朔叶

今日は疲れた

親から離れたことに少しだけ安心する でも殴られ蹴られた場所は痣ができていた こんなの見せられないよな

朔叶

醜い…

吐き気するほど醜い身体お風呂に入っても 汚く思ってしまうそれに昨日切りつけられた場所に お湯がしみて痛かった

こんな惨めになるなんって きっと叶さん達以外の優しに触れた せいだろうそう思った

朔叶

部屋に行くか

着替えの横に置いた自分のスマホを取り ドアを開けようとした時ぴっこんとスマホがなった 気になってスマホを開くっと前に絡んでる人から 連絡が来ていた

朔叶

無視しょう

そう思ったのに手が勝手に アプリを開き内容を見てしまった 既読が付きその人からは次はいつ会えるか 聞かれた

朔叶

かーちゃんに相談

いや迷惑だ今は店を開いてる 時間帯きっと迷惑だろう

朔叶

どうしたら

怖いまた痛いことされるのかな嫌だな 不安になるもう嫌だうずくまって泣きそうになる 動けずにいると健吾さんが心配そう近寄ってきた

賢吾

おい

賢吾

大丈夫か?

朔叶

朔叶

大丈ッ夫

声は掠れ今にもこぼれそうな 涙を堪えていた下を向いていから 顔は見られていない今1人にして欲しい

賢吾

部屋戻れるか?

朔叶

うん…

賢吾

嘘つくなよほら

そう言うと軽く持ちあげお姫様抱っこに されたパーカのフードを深く被り顔を 見られないようにした

朔叶

何やってんだよ

あれから色んな話をした 何が好きなのか何が嫌いなのか 佐知さんも賢吾さんも僕の話 葛葉達以外ちゃんと聞いてくれた事に 少し家族の温もりを知れたでもまだ僕の秘密はある

朔叶

疲れた眠い

明日少し楽しみだ

佐知

起きてるか?

朔叶

どうしたの?

佐知

様子を見に来たんだよ

起きてたけどなんの用事なんだろうか 今日の事聞かるんだよな誤魔化しながら 話そうそう思った

朔叶

そうなの?

佐知

うん

佐知

公園でないだろう?

朔叶

何でそれを

何んで泣いた事を知ってるのだろうか 目が腫れていたから色んなことが頭によぎった ぐるぐると考えがまとまらなかった

佐知

賢吾の部下がさっき
話してたのを聞いて

朔叶

そうなんですね

佐知

夕方大丈夫だった?

朔叶

大丈夫でしたよ
声にはびっくりしたけど

佐知

もしかして大きな音や声が
苦手なのか?

朔叶

苦手

何で佐知さんは僕の事を 気にかけるんだろう血も 繋がっていなのにお父さんの 弟と言うだけなのに

佐知

お風呂時なんかあった?

俺がそう聞くと明らかに動揺し目を背け 何か考えている顔をしたその目は今にも 溢れそうな涙を抑え込んでいた

佐知

賢吾から聞いて

朔叶

少しのぼせただけですよ?

本当は嘘怖くって涙を堪えるのに 必死に耐えていた涙がこぼれないように 気かれないよう佐知さん達は優しいから 助けてくれるでも巻き込む訳にはいかない 自分1人で解決しないと

佐知

いい夢見ろよ

何に苦しでいるのか話してはくれなかった そればかりか上手く誤魔化せれた話してくれるまで 待っしかなかった

佐知

おやすみ

朔叶

おやすみ

朔叶

佐知さんもいい夢見てください

佐知

うん

極道さんはパパで優しいらしいです

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