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とある夏の日
唯斗
流れる風の感触
君と過ごすこの短い時間は
とても優越感に浸った
唯斗
唯斗
唯斗
りんか
揺れる髪と共に
揺れる心臓
唯斗
唯斗
りんか
りんか
りんか
ドンッ
唯斗
突然、胸の方から
強い感覚が漂った
唯斗
唯斗
りんか
君の声が、少しずつ遠くなってゆく
あー、これ、死んだ。
男
薄いオレンジ色の空が
自分の目に写る
なんで、俺生きてるんだ…?
死んだはず…じゃ
おばあさん
おばあさん
おばあさん
タッタッタッ━━━━━━━
何だ、あのおばあさん。
俺を見つめて、ごめん…って
まさか…だけど……
猫
猫…
猫になってる!?!?!?
猫
こ、これ、どうすんだ
猫に転生ってアニメでしか見たことないし…
どうしよ…
自分より大きい物が、俺の前を通った
男
猫
いって…!
男
なんだ、あのおっさん
俺を蹴り飛ばしてからの暴言かよ
いや
そんな事どうでもいい
まずは食料を見つけないと、
腹が減って死んでしまう………
暗くなった空は
月が映り自分を照らす
眩しい…
猫
腹、減った…
喉も乾いた…
声が出ない…
誰か…
?
話し声…
人、、?
りんか
りんか
ゆず
りんか
ゆず
猫
りん…!?
りん…!お願い、気づいてくれ
りんか
ゆず
りんか
助け…………
りんか
え?
強い風が、自分の髪と君の髪を揺らす
おいおい、ちょっと待てよ。
急すぎないか?
すると君は、自分を担いだ
りんか
猫
唯斗
りんか
今後とも、よろしくお願いします✨️
唯斗
りんか