神隠しの真相

⚠注意書き⚠ この作品は、しゃろう様の 【30分耐久フリーBGM】神隠しの真相(The truth of spirited away) / しゃろう【公式】 のコメント欄に書かれていた内容を元にして作っています 。 🦈×👑の表現があります 。地雷の方は御注意下さい 。

「神隠しの真相」

ふと思い出す 。 あれは夢だったのか、現実だったのか 。

幼い頃、少年と2人、人気のない神社で遊んだ 。

狐のお面を付けた、同じ年齢、身長ぐらいの男の子 。

たくさん走り回ったな 。

＿＿＿＿＿

遊び疲れて、寝てしまいそうになったとき、少年は言ったんだ 。

悲しく笑った君は、こさめの手を握り、そんなことを言ったんだ 。

いつの間にかこさめは、木に背中を預け、寝てしまっていた 。

＿＿＿＿＿

目を覚ますとお母さん達が泣いていた 。

どうやら、1週間も行方不明だったらしい 。

しばらくして、周りを見渡してみたが、あの子はもう居なかった 。

＿＿＿＿＿

月日が経ち、色んな人と関わっていくと

あの日は、夢だったんじゃないか 。と、思ってしまう 。

でも、しっかりと、手を繋いでいた気がする 。感覚がまだ残っているから 。

けれど、日を追うごとにそれも、臆気になってきている 。

でも一つだけ、一つだけずっと心にあるんだ 。

会いたい 。

たった4文字 。

その4文字だけに、どれほど感情が篭っているのを、 君は知らないでしょう 。

薄れゆく記憶の中、確かに君はいる 。

だけど、最後に見た君は、泣いているようで、笑っているようで 。

君はいったい誰だったんだろう 。でもね 。

君になら、隠されても良い気がするんだよ＿ 。

「神隠しの真相」the end＿ .

＿＿＿＿＿

やっべぇ短ぇ 。