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雨優
しーんと七時までの時間を待つ
6:58
光るデジタル時計
カチカチとなる音
ただ、時間だけが過ぎていく
7:00
ヴー ヴー
スマホが鳴る
メールが届いた音だ
雨優
すぐさま私はスマホの メール画面を開く
『お誕生日おめでとうございます』
『政府の〇〇県担当、田村です 今回はーーーーー』
私が住んでいる県の担当は 田村さんっていうみたい
そして、結婚相手は…?
『宮里晴世(みやざとはせ)様』
ミヤザト…ハセ…
雨優
絶句して、その場に固まる私
でも、そんなことお構いなしな 音が聞こえる
ドドドドドド…
雨優
バン!
ドアが乱暴に開かれる
母
雨優
父
雨優
私の父と母が結婚相手を 聞きにやってきたのだ
雨優
雨優
雨優
雨優
しーん
そりゃそうだ
なにせ、晴世は
小学校からの幼馴染
登校も一緒で高校も一緒
母
父
私が晴世のことを 頭に思い浮かべている間に、 うんうん、と二人で 話し始めちゃってる
私のことなんで忘れたかのように ニコニコと…
それほど、私のことを 考えてくれているのかな…
そりゃ…
私だって晴世で良かったとは 思っている
見知らぬ人とよりも、 幼馴染なだけ、良かったんだよね
きっと
雨優
母
母
わ、わーい
なんて、子供みたいなことは 言わないけど
張り切っちゃってるな〜
その後普通に食事をして、
風呂に入って寝た
日紅へのメールを忘れて
ー続くー
一口メモ
雨優と同じように、
晴世側にも、メールが届いています
急すぎてびっくりしちゃうね!
次回 初雨(ハツアメ)〜快晴〜
次回も見ろよな!
あなたの瞳にチェックメイト✨
またな!