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#マリレイ
Ay@
256
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りゆ
261
異変の中心地は月の裏側
正確には、月の裏側に生まれた巨大な裂け目
そこから流れ出る黒い霧が幻想郷中の力を奪っていった。
いつも通り霊夢と魔理沙は異変解決に向かっていた
けれど、違う部分がある
2人には距離があった
物理的な距離ではない もっと埋めにくいもの 言葉に出来ないもの
そんな距離
魔理沙
霊夢
必要最低限
それだけ
魔理沙
霊夢
いつもならこんな空気じゃないのに
異変の中心に近づくほど
霊夢の力は削られて言った
霊夢
札の精度が落ちる 反応が遅れる 霊力が安定しない
それでも、絶対に誰にも言わない
言いたくなかった
魔理沙
魔理沙
霊夢
私は避けた
はずだった
肩を掠める
血が飛ぶ
魔理沙
霊夢
昔の私なら
目を閉じても避けられていた
戦闘が終わった
魔理沙は拳を握った
魔理沙
魔理沙
霊夢
魔理沙
霊夢
魔理沙
霊夢
魔理沙
魔理沙
魔理沙
明らかに弱くなってるだろ!!
霊夢
霊夢
魔理沙
私は心配だった
怖かった
目の前で
霊夢が壊れていくのが
それなのに
霊夢は何も話さない
魔理沙
魔理沙
私は固まった
本音だった
ずっと胸の奥にあった 言いたくなかった言葉
霊夢
霊夢
魔理沙
霊夢
魔理沙
霊夢
魔理沙
初めてだった
霊夢がここまで怒鳴ったのは
霊夢
魔理沙
霊夢
魔理沙
霊夢
魔理沙
最初はいつも通り
札が舞う 星が飛ぶ 光が交差する
互角
何度も繰り返した光景
けれど、今日は違う
霊夢は弱くなっている 魔理沙は強くなっている
積み重ねた時間の差が 初めて表面に現れる
魔理沙
魔理沙
魔理沙
何年も願ってきた
ずっと ずっと
霊夢だけを見てここまで来た
だから
魔理沙
霊夢も必死だった
霊夢
霊夢
霊夢
魔理沙に見捨てられたくない
その一心だった
そして最後の瞬間
霊夢
ほんの僅かな遅れ
避けられたはずの星弾
光が霊夢を包む
霊夢
魔理沙
勝敗が
決まった
魔理沙
初めてだった
本当に
初めて
魔理沙
魔理沙
魔理沙
魔理沙
魔理沙
何年も夢見た瞬間
なのに
おかしい
魔理沙
霊夢が喜ばない
霊夢
いや、違う
霊夢は下を向いていた
肩が震えていた
ポタ
雫が落ちる
涙だった
魔理沙
私は理解ができなかった
魔理沙
魔理沙
魔理沙
霊夢
魔理沙
霊夢
魔理沙
霊夢
魔理沙
魔理沙
霊夢は顔をあげない
その姿が、私は
自分の全てを否定されたような気がした
魔理沙
魔理沙
霊夢
魔理沙
霊夢
魔理沙
魔理沙
魔理沙
霊夢
魔理沙
私は無言で去った
それから二人は会わなくなる
幻想郷が驚くほど
完全に
コメント
1件
うわっ…このエピソード、心にグッと来ました。霊夢が力を失っていく中で必死に隠そうとする姿と、魔理沙の「追い越したい」という長年の想いが激しく交錯して、最後の涙と誤解が痛すぎます。二人の間にできた「言葉にできない距離」が、異変そのものよりずっと重く感じられました。「最初から負けるなよ」という魔理沙の言葉が刺さる…。続きがすごく気になります。