助けて…？

眼帯はしてないけど、左目は赤い(アイコンみたいな)

始めは少し不安もあったけど、期待や嬉しさでいっぱいだった

前髪で左目は隠していたけど、友達もできて…

しばらくして…

いつか左目のことも言えると思っていた

なのに…

番号制度

そして、全員にタグが配られた

０

多分、二菜は私が０なことに気がついてなかったと思う

番号をもらえない廃棄品

無価値

そうして、みんなが帰って行った

それから、毎月タグが変えられて番号は大きく変わった

そして、この施設の治安も悪くなった

理由は、バレないようにタグを盗む人や無理やりタグを奪う人などが出てきたからだ

そして、逃げ出そうとした子や情報を話した子達が電流によって次々に

殺されていった

なぜ、そんなことをしても０の意味が知られていないのかというと…

嘘で隠しているからだ

施設の子はだいたいが孤児などだ

だから、施設はみんなを助けてくれた場所なので、みんなにとって信頼できる場所だった

ある日

左目を見られてしまった

それから、施設では、私は気持ち悪い左目だと広められた

そして、施設の職員にも、友達にも

紗奈にも

嫌われてしまった

そして、また

ヒトリニナッタ