/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
愛してる ｰ愛してる
桃赤
微橙赤
赤元嫌われ
赤と仲直りをして3ヶ月
愛して欲しい
誰か愛してるって言って
そんな事が殴り書きされた メモを見つけてから
最近はルーティンで
メンバーが赤の家に泊まり
愛してる
を伝えてる
1度の泊まりで
他のメンバーは何回も伝えてるのに
元彼
という立場から
俺は未だ１度も伝えられていない
3回目のルーティン
今日は俺の番で
今度こそ言うと思い乍
合鍵で家に入る
桃
橙~
桃
赤ちょうだい
廊下を通りリビングに行くと
多分2人でゲームしてた様子
橙
あ､もうそんな時間
赤
やだっ
赤
橙くん俺を
見捨てないでぇぇ…
見捨てないでぇぇ…
橙
え
橙
赤が俺に懐いた！？
赤
懐いてない
橙
桃ちゃん…俺もう１日、ｯ
桃
むり
橙
ええぇ…
赤
いいじゃん、ｯ
赤
けち
桃
誰がけちだよ
桃
大体橙は放送があんだろ
橙
う、ｯ
赤
ここで放送すればいーじゃん
橙
天才？
赤
俺天才
桃
お前ら2人ともバカだよ
赤
さいてー！
橙
傷ついた､ｯ
赤
慰謝料よこせ
いつの間にこんな仲良くなったのか
息ぴったりな赤と橙
少しの嫉妬を感じ乍
帰りたがらない橙を説得し
家に返す
赤
…
桃
機嫌直してよ
赤
機嫌悪くないし
どれだけ懐いていたのか
一気に無口になる赤
桃
なんかする？
赤
…寝る
桃
今10時だけど
赤
寝る
此奴寝るしか言わねぇじゃん
数十分後
ソファで丸くなり
寝息を立てる赤
本当に寝たし…笑
寝ている為拒否られないのをいい事に
赤の隣に座り頭を撫でる
桃
愛してるよ
寝てる時なら言えるのにな
情けなさを実感させられる
赤
ぇ
桃
え？
赤
今､なんて言った
桃
へ、ｯ
急に起き話し掛けられた為
心臓が飛び出そうになる
赤
もっかい言って、
小さくそう呟く赤は
頬も耳も真っ赤になっている
それはきっと俺も同じ
息をついてもう一度云う
桃
赤､愛してるよ
30秒程沈黙が続き
その後
静かな泣き声が聞こえる
桃
っ、え
桃
どーしたの…
赤
俺､ｯ
赤
まだ嫌われてると
思ったぁ…ｯ
思ったぁ…ｯ
安堵したように表情を緩ませ
涙を拭う赤
2分後､落ち着いた赤と
少し話す
桃
何回でも言うよ
赤
言わなきゃ許さない
桃
、笑
桃
そんな言うなら
桃
復縁しちゃう？
冗談交えてこんな事言う俺は
相当なヘタレだ
赤
いいよ
桃
へ、ｯ
桃
いいの、
赤
良いって言ってんだろバカ
また顔を赤らめ乍
俺の胸を叩いてくる
桃
嫁が可愛すぎる
赤
まだ嫁にはなってねぇよ
桃
ツンデレ？
赤
事実だろ
桃
大好き
桃
愛してる
赤
めっちゃ急じゃん…
赤
俺も
赤
愛してる
愛してる ｰ愛してる
序盤は上手く書けるのに
オチ上手くいかないの俺だけですか
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
