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悠真
風呂に入ってない気持ち悪さからか
俺は目が覚めた
時刻は朝の4時を回っていた
どうやら結構な時間寝ていたらしい
悠真
ぐぅ〜
悠真
とまあ訳の分からないことを言いつつ
俺は洗面所に向かった
ごそごそ
悠真
なにかがうごいている音がする
ふと気になって
音が聞こえた方へ近づいてみる
ある部屋から明かりが漏れていた
悠真
泥棒か!?
俺は慎重に物音を立てないように
その部屋に近づく
がん
悠真
廊下の壁の角に
足の小指をぶつけた
???
部屋から女の声が聞こえた
やばい
逃げようか
いや、下手に動いたら
りんかちゃんも危ないかもしれない
そうこう考えてるうちに
がちゃっ
ドアが開く
最後に1目みのりに会いたかった
あぁ、愛しのマイエンジェル…
???
…ん?
何やら聞き覚えのある声
ドアからでてきた顔には見覚えが…
悠真
ケバ母ちゃん
ケバ母ちゃん
悠真
スッピンだったので
誰かは全くわからなかったが
声から察するにどうやら
ケバ母ちゃんだったらしい
悠真
いくら見覚えがあるとはいえ
この人はりんかちゃんをぶった
(ついでに俺も)
だからどうしても好きになれず
警戒して強ばった顔のまま
ケバ母ちゃんを見ていた
が
ぐぅ〜
腹の虫は
こんなシリアスな場面でもお構い無し
ケバ母ちゃん
悠真
ケバ母ちゃん
ケバ母ちゃん
ケバ母ちゃん
ケバ母ちゃん
そう言ってケバ母ちゃんは
自分の部屋に戻っていった
悠真
悠真
ケバ母ちゃんのことだ
あの人は昼間 面倒なことをさせるなとか言って
俺とりんかちゃんをぶった
にも関わらず
こうしてご飯も、 更には風呂も沸かしてくれていた
悠真
よく見えなかったが
ケバ母ちゃんの布団。
パジャマでスッピン。
明らかにもう寝る 手前だったというのに
ケバ母ちゃんの部屋には 敷布団らしきものはなく
あるのは薄汚い感じの布1枚
これから敷くのだっただろうか?
更にはこの4時という時間帯
りんかちゃんが昼間言っていた
夜でかけた先から帰った ということだろうか
悠真
悠真
悠真
考えつかれた俺は
さっさとご飯を食べ
洗い物を済まし
風呂に入り
とっとと寝て次の日の学校に 備えることにした