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皆様こんにちはこんばんは!

今回ちょっと…感動系の話を書けたらな……と思ってます(書けなかったらすいません…)

それでは早速本編どうぞっ

今回は学生で、誰も付き合ってないとこからスタートです!!

僕と桃也んは、家が隣で 昔からずっと一緒…所謂幼なじみ ってやつだった

でも、いつからか僕は 桃也くんの事が気になり始めて 今では女の子からの告白を断るほど 桃也くんのことが好きだった

とーや(桃也)

なぁ〜…葵ーー?

あおい(葵)

ん?なに?

とーや(桃也)

葵ってさ……好きな人とか…いねぇの?

あおい(葵)

え……???

あおい(葵)

((嘘でしょ???バレた…?))

あおい(葵)

なんで…?

とーや(桃也)

んやぁ、葵結構モテんじゃん?

とーや(桃也)

でも全部断ってるっぽいし…好きなやつでもいんのかなぁと思っただけ

あおい(葵)

((僕の好きな人は桃也くんだよ…))

あおい(葵)

((でも……この関係を壊したくない…))

あおい(葵)

………いないよ?

とーや(桃也)

んあれ、そーなの

あおい(葵)

((このまま質問攻めされたらボロだしそう…先に質問するか……))

あおい(葵)

そーゆー桃也くんはいるの?

とーや(桃也)

んー?俺ー?

とーや(桃也)

俺はー……

とーや(桃也)

いるよ。好きな人

あおい(葵)

((え………………))

あおい(葵)

((まさか、いると思ってなかった…こんな形で失恋するとか………こんな事ならさっき言っちゃえばよかった…))

あおい(葵)

えっと……だれ…?

とーや(桃也)

誰にも言わねぇ…?

あおい(葵)

うん…

あおい(葵)

((やだ…聞きたくない…他の人の名前言わないでよ…))

とーや(桃也)

………空華

あおい(葵)

((あ………完全に…失恋した………))

あおい(葵)

そ…っか………頑張って、応援してる

とーや(桃也)

おー……なぁ、葵が良かったらなんだけどさ…

とーや(桃也)

なんかあったら葵に相談とかして良い?

あおい(葵)

((は…???好きな人と違う人の惚気聞かないといけないの……???なんの拷問…?))

あおい(葵)

((僕…なんか悪いことした………?))

あおい(葵)

……………うん、いいよ

もう、桃也くんに自分の気持ちを悟られちゃダメだ…そう思って僕は 泣きたい気持ちを我慢して 無理やり笑顔を作る

とーや(桃也)

まじ!?

とーや(桃也)

やっぱ持つべきもんは幼なじみだわ

あおい(葵)

……何言ってんのw(苦笑い)

あれから数日が経った 何回か桃也くんに相談みたいな事をされたけど、その度に心臓が痛くって 上手く息が出来なくなる

あか(空華)

ねぇちょっと!いい加減にしろって!!ww

とーや(桃也)

ぅおいっ!wwwwここまで届くかな〜?空華ちゃん

あおい(葵)

あっ………

あおい(葵)

((2人仲良さそうだな……順調…なのかな……))

あか(空華)

ぅわぁっ?!?!

バタンッ(転ける音)

とーや(桃也)

……ってぇ…

あか(空華)

あっ、ごめん!桃也くん

空華くんがバランスを崩してそのまま桃也くんを下敷きにして 転けたらしい

あおい(葵)

…………………(タッタッタッ

僕は…見てられなくて、思わず その場から逃げ出した

あおい(葵)

はぁ………

放課後、希來くんに呼び出されて 急遽生徒会で集まることになった

あおい(葵)

((生徒会………空華くんもいるんだよな…))

別に空華くんの事が嫌いなわけじゃない……ただ、空華くんを見たら "なんで僕じゃだめなんだろ"って 涙が出そうになる

ガラガラッ

あか(空華)

あれ?あおちゃんだけ?

あおい(葵)

あ〜…うん、希來くんまだきてないよ

あか(空華)

まじかぁ〜…なんか、珍しいね

あおい(葵)

…………だね

あか(空華)

ん?あおちゃんなんか、調子悪い…?

あか(空華)

最近なんか…元気ないけど……

あおい(葵)

えっ、あ……いや!全然!大丈夫!!

無理やり笑顔を作る 最近毎日のように 無理して笑顔を作ってる気がする…

あおい(葵)

((しんどい……もう、やだ…………))

あか(空華)

そ…?なんかあったら、いつでも言ってね?

あおい(葵)

うん…ありがとう((ニコッ

ガラガラッ

きら(希來)

遅れてごめんなさい!!

あか(空華)

あっ!希來くん!!!

あおい(葵)

!!!

あおい(葵)

((もしかして……))

その後、僕達は淡々と仕事をこなし 希來くんが企画書を先生に見せに行ってくるから先に2人で靴箱行ってて って言われて、2人で向かうことに

あか(空華)

うーん…希來くん遅いねぇ

あおい(葵)

…………だね

あか(空華)

そーだ!待ってる間に恋バナでもしちゃう…?

あおい(葵)

え…恋バナ…?

あか(空華)

うんっ!あおちゃんて、モテるけど好きな人とか居ないの?

あおい(葵)

((なんで僕好きな人の好きな人と恋バナしてんの……?今すぐ逃げたい…))

あおい(葵)

…………居ないよ

あか(空華)

ふぅん……俺はね〜、好きな人いるんだぁ

あおい(葵)

………((お願い…聞きたくない…それ以上言わないで………))

あか(空華)

俺の好きな人は………

あおい(葵)

((お願い……その名前を言わないで…))

あか(空華)

希來くん

あおい(葵)

((なんで……こんなに上手くいかないんだろ……………))

あか(空華)

あれ?あおちゃん???

パタパタパタッ

きら(希來)

ごめん、2人とも!

きら(希來)

帰りましょ?

あか(空華)

あっ!希來くん、おかえり〜!
うんっ!帰ろ〜

あおい(葵)

……………

きら(希來)

あおちゃん…?どうしました?

あおい(葵)

あっ…いや…ごめん、なんでもない

あおい(葵)

帰ろっか……(にこっ)

僕の好きな人の好きな人は僕じゃない

それならせめて、僕の好きな人が幸せになってくれたら…それで僕も幸せだと思ってた

でも現実は 好きな人の好きな人は別の人が好きで

あおい(葵)

…………僕…どうしたらいいんだよ…

きら(希來)

???あおちゃん?先帰りますよ?

あか(空華)

置いてくよー?

あおい(葵)

あっ、ごめん…すぐ行く!

多分こーやって 人間関係は崩れ始めるんだな なんてこの時はまだ他人事のように思ってた

あおい(葵)

はぁ………

あおい(葵)

((今日も生徒会か……))

あか(空華)

でね!希來くん…!!

あおい(葵)

((ん…?なんか…喋ってる…?))

普通に生徒会室に入ればいいのに なぜか入らずに隠れて2人の会話に耳を済ませる

きら(希來)

うん…?どうしたの?

あか(空華)

あ……あの…ね!

あか(空華)

気持ち悪いかも知んないけど…出来れば引かないで欲しい

あか(空華)

あと……俺も、めちゃくちゃ考えて、悩んだから……その…笑わないで聞いて欲しいの…

あおい(葵)

((これ……もしかして空華くん…))

きら(希來)

うん?

あか(空華)

俺…!希來くんの事が好きなの!!

きら(希來)

えっ…………

あか(空華)

だから…希來くんが良かったら…
俺と付き合ってください!!

あおい(葵)

((だめ……待って…OKしないで…))

今ここで僕が出ていって この告白を台無しにすることも出来る

でも…… 心のどこかでこの2人が付き合ってくれたら、桃也くんは… 僕の事を見てくれるんじゃないかって

台無しには…出来なかった

あおい(葵)

((お願い…………))

きら(希來)

……こちらこそ

きら(希來)

僕で良いなら

あか(空華)

えっ………ほんと?!?!

あおい(葵)

((あっ…………終わった……))

きら(希來)

こんな嘘つかないからw

きら(希來)

僕も、空華が好きだったし

あか(空華)

うぅっ……(泣き)

きら(希來)

ちょっと、泣かないで?!

あか(空華)

だって…嬉しくって……

思わず涙が出る

あおい(葵)

((ほんとにもう……どうしようもないな…………))

2人と一緒にいれば、多分僕は 泣き出しちゃうから…希來くんに 用事が出来たとだけL〇NEを入れて その場から逃げるように立ち去った

あおい(葵)

((サボっちゃった………))

とーや(桃也)

んあれ、葵じゃん

あおい(葵)

あっ……桃也くん…

あおい(葵)

((今1番会いたくなかった…))

とーや(桃也)

生徒会は?

あおい(葵)

えっと……ちょっと今日は僕だけ先に帰ってきちゃって………

とーや(桃也)

???

とーや(桃也)

まぁ、いいや、時間できたんなら俺ん家きてよ

あおい(葵)

えっ………

とーや(桃也)

ほらほら、行くぞ〜(グイッ

あおい(葵)

えっ、ちょっ…桃也くん!?

僕の声は届かないと言うふうに 無理やり引っ張られる形で 僕は桃也くんの家に上がった

とーや(桃也)

無理やり連れてきてごめんな〜

あおい(葵)

いや………大丈夫

とーや(桃也)

なら良かった((ニコッ

とーや(桃也)

実はさ〜、相談があって

あおい(葵)

((やめろ…聞きたくない……もう…しんどいよ………))

とーや(桃也)

俺…さ、今度…空華に告ろうかなって思ってる

あおい(葵)

((どうしよ……空華くんは……))

とーや(桃也)

いつ言おか迷っててさ〜…

とーや(桃也)

やっぱ学校ある日の放課後とかのがいいかな〜?

あおい(葵)

((空華くんは…もう……でも…))

あおい(葵)

ほ、放課後とかのがいいんじゃない?

とーや(桃也)

やっぱそーだよなー……

あおい(葵)

((僕からは…言えない………))

あおい(葵)

うん…

とーや(桃也)

よしっ、んじゃ明日、放課後に空華呼び出してみるわ!

あおい(葵)

……そっ…か、頑張って…((ニコッ

辛い…しんどい… 僕今ちゃんと笑えてるのかな… もう、なんにも考えたくない

次の日

とーや(桃也)

((えーっと、空華の教室…ここか))

あか(空華)

ねぇ、ここ学校だってばぁ……

とーや(桃也)

((話し声…?))

とりあえず廊下で話を聞いてみる

きら(希來)

大丈夫、こんな時間に残ってる人なんてそんないないから

あか(空華)

んん……わかった(チュッ

とーや(桃也)

!!!!

あか(空華)

こ、これでいい…?///

きら(希來)

うん、よく出来ました((ニコッ

とーや(桃也)

((え、あいつら…付き合ってたの…?))

あか(空華)

なんか…あおちゃんに先帰ってもらってこんな事してるとか…悪い事してるみたいだね?ww

きら(希來)

悪い事してるんだよ?ww

あか(空華)

あおちゃんに後で謝っとかなきゃだね〜

きら(希來)

そうだね

とーや(桃也)

((あいつ………知ってたのかよ……))

なんで、知ってて教えてくんなかったのか、失恋のショックよりも なぜかイライラが止まらなくて

とーや(桃也)

葵、話がある

あおい(葵)

な、なに…?

いきなり家に押しかけてきた 桃也くんに驚きを隠しきれず でもなるべく普段通りを演じて招く

とーや(桃也)

お前さ、知ってたんだろ

あおい(葵)

え…?

彼の冷たい目と、低い声に思わず 声が強ばる

とーや(桃也)

あいつら……

とーや(桃也)

空華と希來が付き合ってんの

あおい(葵)

!!!!

とーや(桃也)

なんなの?知ってて俺が空華のこと好きって言ってんの見て馬鹿にしてたの?

とーや(桃也)

ねぇ、どんな気持ちで俺の相談とか聞いてたの?

あおい(葵)

((そんなの……僕だって…聞きたくなかった…))

あおい(葵)

((毎日…しんどくって……消えたいって思ってたのに……))

とーや(桃也)

何とか言えよ!!!!!

ドンッ(葵を殴り倒す)

あおい(葵)

…った………

とーや(桃也)

……なぁ、まじで…面白かった?

とーや(桃也)

楽しかったか??

あおい(葵)

違っ………

あおい(葵)

((怖い…))

とーや(桃也)

まじでふざけんなよお前…

とーや(桃也)

信頼出来る幼なじみだと思ってたのに…

あおい(葵)

!!!

あおい(葵)

やめっ!?

とーや(桃也)

(ズブッ

あおい(葵)

い"っっ……………

桃也くんは僕を無理やり犯して、 ストレス発散の道具のように使われた

数日がたった あれから何度か無理やりいれられて 僕はそろそろ…壊れそうだった

とーや(桃也)

なぁ、葵

あおい(葵)

(ビクッ

とーや(桃也)

今日、ここでするから

あおい(葵)

え……………?

とーや(桃也)

なに、拒否権あるとでも思ってんの?

あおい(葵)

…………ごめんなさい…

痛い…慣らしもせずに無理やり いれられるから、一切気持ちよくない 涙が出る

あおい(葵)

い"た"い"っ……グスンッ……もうっ…無理だよ…グスッ…

とーや(桃也)

あ"?うるせぇ

あおい(葵)

あ"っ……い"っっ………

ガラガラッ

あおい(葵)

!?!?

きら(希來)

……なに…してるんですか…?

あおい(葵)

希來…くん……(涙があふれる)

きら(希來)

!!!!

きら(希來)

ちょっと、桃也くん…これ、どーゆー意味ですか?説明して下さい

とーや(桃也)

…………は?

とーや(桃也)

お前には関係ないだろ

きら(希來)

あります!!!あおちゃんは…大事な生徒会メンバーです…!(睨む)

とーや(桃也)

生徒会……ね…

きら(希來)

…………?

とーや(桃也)

お前にはわかんねぇだろ…

とーや(桃也)

好きなやつと付き合ってるお前には!!!俺の気持ちなんかわかるわけねぇんだよ!!!!

きら(希來)

!?!?

きら(希來)

…分かりませんよ。でも、だからってなんであおちゃんを無理やり……

きら(希來)

それはちがうんじゃないですか

とーや(桃也)

…………………

きら(希來)

僕が桃也くんの気持ちがわからないように…桃也くんもあおちゃんの気持ち知らないですよね?

きら(希來)

あおちゃんが…今、どんな気持ちが分かりますか???

とーや(桃也)

………知らねぇy…

きら(希來)

知らねぇじゃないです!

きら(希來)

あおちゃんが!どれだけ辛い思いしてると思ってるんですか!!!!

きら(希來)

好きな人に無理やりされて!でも、なんにも言えなくて…誰にも助けを求められなくて……!!!!

あおい(葵)

!!!!

とーや(桃也)

え………?

きら(希來)

あっ…………

あおい(葵)

………………(バサッ ダッ

きら(希來)

あっ、あおちゃん…!待って(ダッ

とーや(桃也)

葵が………俺の事……????

とーや(桃也)

は…………?

今までの事を思い出してみる

とーや(桃也)

……そういえば…いつも………

とーや(桃也)

…………俺……馬鹿だな………(涙が1粒落ちる)

あおい(葵)

((バレた…バレたバレたバレた))

あおい(葵)

((もう……完全に僕達は終わり…))

きら(希來)

待って、あおちゃん!!!

あおい(葵)

………なに

きら(希來)

あの…すいません!つい…口が滑っちゃって……

あおい(葵)

……もう…なんでもいいよ

あおい(葵)

お願いだから……もう僕に構わないで…1人にして………しんどいんだよ…

いつものように笑顔を作ろうとしても 心臓が痛くて 息が出来なくて 目があつくて

あおい(葵)

もう……僕は…壊れちゃったんだよ

あおい(葵)

ばいばい

それだけ言って逃げるように走り去る

きら(希來)

待っ……!

もう、何も聞こえない

違う。 何も聞きたくないし 見たくないし 考えたくない

あおい(葵)

このまま……消えてなくなりたい…

ベッドに顔を埋めて、 色んなことを考える

あおい(葵)

((はぁ………僕…どうしたら良かったんだろ……))

辛い…しんどい… ずっと…ずっと隠して もう、伝えなくてもいいから… そばにいれればそれだけでいいと思ってたのに…

もう、桃也くんと昔みたいに一緒に喋って、一緒に笑って…ごくごく普通の日常を過ごして

"恋人"なんて大層な立場じゃなくていいから、ただ一緒に思い出を作って ちょっとでも、桃也くんの記憶に 僕が居れたらなって思ってた…

でももう…

あおい(葵)

皆……僕の事なんか…忘れちゃえばいいのに…

誰からの記憶からも消えたい…

ただ、好きな人と一緒にいたいって 思ってただけなのにな… 僕…どこで間違っちゃったんだろ…

あおい(葵)

…………最初から…か…

僕なんかが…桃也くんの事 好きにならなきゃ…こんな辛い思いはしなかったのに…

桃也くんの事なんて忘れて、 そこら辺の僕のことを好きって言ってくれる女の子と付き合えばよかったのに…

振り向いてくれない幼なじみなんて…忘れちゃえばよかったのに…

あおい(葵)

……僕…ほんと……馬鹿だよなぁ…

バタバタバッ

あおい(葵)

!?!?

あおい(葵)

((なんの音…?))

ドンドンドンッ(ドアノック)

とーや(桃也)

葵、開けて

あおい(葵)

((桃也くん?!?!なんで……??))

あおい(葵)

((やだ……怖い……もう僕に構わないで…早く消えたい………))

ノックしても返事がない…

葵のお母さんが部屋に居るって教えてくれたから絶対居るはずなのに…

とーや(桃也)

俺には会いたくない……か…

とーや(桃也)

((そりゃそうだよな…俺…葵にすげぇ酷いことしてたし………))

とーや(桃也)

……葵、聞こえるか?

とーや(桃也)

もう、ドア越しでいいから……俺の話…聞いて欲しい

あおい(葵)

……………………早く帰ってよ

とーや(桃也)

!!!!

とーや(桃也)

((やっぱり居た…))

とーや(桃也)

ごめん、これだけ…これだけ言ったら帰るから

あおい(葵)

………………

とーや(桃也)

あのさ…あの後俺、今までの事とか色々思い出しててさ

とーや(桃也)

それで…気づいたんだよ……

とーや(桃也)

いつも横にはお前がいて…
一緒に笑ったり悔しがったりして…

とーや(桃也)

いつもいちばん近くにいて、支えてくれてたのは…葵だった……

とーや(桃也)

………俺にとってお前は1番大切な存在だったんだなって…

とーや(桃也)

今までなんでこんな簡単な事気づいてなかったんだろうな…

とーや(桃也)

ほんと、こんなクズでごめんな………

あおい(葵)

………………………

とーや(桃也)

お前に酷いことしてた俺に言う権利なんかないと思うけど…

とーや(桃也)

俺…やっぱり葵のこと好きなんよ……

とーや(桃也)

………………ごめんな、もう、お前には関わらねぇようにするから…

とーや(桃也)

次は…ちゃんとした恋愛して…

とーや(桃也)

幸せになれよ……?(涙混じりの声で)

とーや(桃也)

じゃあな…………

とーや(桃也)

((これで…もう…終わり))

とーや(桃也)

((これでいい……これで…………))

ガチャッ

あおい(葵)

待って(ギュッ

とーや(桃也)

!?!?葵……?

あおい(葵)

何勝手に関わらないようにするとか言ってんの!?!?(必死に涙をこらえて叫ぶ)

とーや(桃也)

え……だって…俺……葵に酷いことして…傷つけたし………

あおい(葵)

……僕の事傷つけて…悪かったって思うんだったら…僕に失恋させないでよ!!!!!!(涙があふれる)

とーや(桃也)

え…………???

あおい(葵)

うぅっ……もう、どーしよーもないの!あんなに…グスンッ…酷いことされたのにッ……グスッ…嫌いになれないんだよ…!!!!

とーや(桃也)

葵………

あおい(葵)

もう……なんなの…?なんで……まだこんなに好きなの…もう、やだ……グスンッ

とーや(桃也)

…(ギュッ

あおい(葵)

!!!

とーや(桃也)

……ごめん、ごめんな、葵…(ギューッ

あおい(葵)

もう…謝んなくていいから……グスンッ……他に言うことあるでしょ………

とーや(桃也)

!!!

とーや(桃也)

………もう、絶対間違えたりしないから…

とーや(桃也)

これからは絶対、あおいを泣かせるようなことはしないから…

とーや(桃也)

俺と…付き合ってください

あおい(葵)

………幸せにしてくんなかったら…許さないかんね……

とーや(桃也)

…当たり前

あおい(葵)

あっ……そういえばお母さんは…?

とーや(桃也)

ん?なんか、「私お邪魔よね?ちょっとお宅にお邪魔しとくから用事が終わったら連絡してくれる?」って言ってたな…

あおい(葵)

じゃあ……今家誰もいないのか…

とーや(桃也)

おう…どーする?

あおい(葵)

……………痛いのはやだ

とーや(桃也)

ばか、もう痛くしねぇよ

あおい(葵)

……じゃあ…シたい……///

とーや(桃也)

ん、部屋行くか

あおい(葵)

…うん//

今までの無理矢理とは全然違うくて 僕に触れる手がすごく優しくて

今までのしんどさが嘘みたいに幸せで

息は切れるけど ちゃんと呼吸できるし 心臓はもう…痛くない

あおい(葵)

桃也くん……あっ//

とーや(桃也)

………ん?

あおい(葵)

好き……大好き…だよ…///

とーや(桃也)

………俺も、愛してる

ずっと、関係を壊してしまいそうで 言いたくても言えなかった… 言うのが怖かったその2文字を やっと言えて

あおい(葵)

((これが……幸せってやつなんだなぁ…))

なんて…大好きな人を見ながら考える この状況すら、幸せな事だなって思う

はい!お疲れ様でした!!

めちゃくちゃ長かったですね…申し訳ないです

ちゃんと…感動系になれたのでしょうか……?自信ないですけど…まぁとりあえず、今回はこの辺で終わりです…!それでは!

おつ主〜

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