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妖怪に嫁がされた僕

妖怪に嫁がされた僕

「妖怪に嫁がされた僕」のメインビジュアル

1

第一話 嫁入り

♥

50

2022年11月26日

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Rちゃん

やっほ~、みんな~、久しぶり
Rだよ,

Rちゃん

今日は前に上げて内容消し飛んでた
一次創作作品

Rちゃん

『妖怪に惚れられた僕』

Rちゃん

を載せるよ~,

Rちゃん

一次創作なのでキャラもオリジナル
あ、二次創作してくれる人おったら
大歓迎だからね~,

Rちゃん

キャラの名前は後ほどね~

Rちゃん

それじゃ~またね~,

チュンチュンチュンチュンッ

小鳥の囀り、揺れる木の影

如月 湊

もう、
此処に来るのも最後なんだな…

今時、神や仏が あまり信じられていない時代

そんな時代の中、うちの家系は 先祖の決まりを未だ守り、

年に一度、神に"生贄"を捧げている

如月 湊

___...帰ろう

そして今年、その生贄に選ばれたのが 僕だ....

今年の''如月様''の生贄は、

お前になってしまったよ、湊

そう、父と母に言われた

如月 湊

え…母さん?、父さん?
何かの、冗談、だよね…?

そう聞くと、冗談ならどれだけ幸せだろう… と、父と母は涙を流し言った

如月 湊

……

そして今日、僕は…

その、"如月様"の元へ生贄として、 嫁として、嫁ぐことになった

シャンッ ドンッ シャンッ

如月 湊

静かな林道に鈴と太鼓の音だけが響く

他に聞こえるものと言ったら

ッ、湊、うぅッ、

ごめんね、ごめんね、ッ

泣きながら僕を送る父と母の泣き声

如月 湊

(母さん、父さん、どうか僕の分も幸せに…

僕は2人に会釈して、女性物の嫁服を 着て、何も言わず

沢山のお供え物と一緒に運ばれた

百近くある階段を登り

鳥居を括る…

その瞬間__

一面にあるのは太陽の光

如月 湊

眩しい.....

さっきまで一緒にいた村の人はいなく

僕は1人、その空を眺めた

すると不意に声が聞こえた

“こっちにおいで”

如月 湊

え、誰...?

“早くおいで、湊”

如月 湊

……

何故かは知らないが、その声は何処か聞き覚えがあるような、

懐かしいような声だった

気づけば僕はその声に従って 道をすすんだ

右へ左へ、時に迷いかけたが その声が僕を導いた

“こっちだよ、こっち、さぁおいで”

そして僕は不思議な空間に出た

如月 湊

ここは...それにこの花、桜?

そこはまるで四季と言う概念を捨て 全てを入り交ぜたような不思議な空間

蝶が舞い、桜の花弁が舞い落ちる なのに少しばかり秋の匂いの混じる そんな空気

如月 湊

はぁ、

一息付き、桜を眺める その後から誰かが話しかけてきた

    

君かい、如月神社の御子孫、そして
私の妻となるのは___

如月 湊

え、誰、あんた...

    

私はこの如月神社の守り神だよ、
正式には妖怪と言う存在だけれどね

    

そして、

    

君の夫となるものだよ

如月 湊

僕の、夫....?

これは、本来結ばれるはずの無い 妖怪と、人間の 恋の物語

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